一条真也です。東京に来ています。
２７日の東京も殺人的暑さでした。その日の夜、わたしは素晴らしい方にお会いしました。ネットで絶大な発信力を誇るカリスマ書評家の尾藤克之さんです。ブログ『頭がいい人の読書術』で紹介した本の著者でもあります。
尾藤克之さんのブログ
尾藤さんは１９６７年、東京都生まれ。議員秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、ＩＴ系上場企業などの役員を経て、現在はコラムニスト、著述家。明治大学サービス総新研究所客員研究員。また、障害者支援団体のアスカ王国（橋本久美子会長／橋本龍太郎元首相夫人）を運営し、ライフワークとしておられます。すごい人です！
尾藤克之さん
尾藤さんは、ブログ「Ｙａｈｏｏ！ニュースに登場しました」で紹介したように２０２０年９月２６日に『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか？』（すばる舎）、ブログ「『遊びの神話』と『バブル』の本質」で紹介したように２０２１年１月２３日に『遊びの神話』（東急エージェンシー出版事業部）、ブログ「『鬼滅の刃』の新しい解釈書」で紹介したように２０２１年2月１４日に『「鬼滅の刃」に学ぶ』（現代書林）、ブログ「お盆に読みたい『論語と冠婚葬祭』」で紹介したように２０２２年８月１３日に『論語と冠婚葬祭』（現代書林）、ブログ「『心ゆたかな映画』がヤフーニュースで紹介」で紹介したように２０２２年１２月２９日に『心ゆたかな映画 ハートフル・シネマズ』（現代書林）、ブログ「ヤフーニュースに『コンパッション！』が紹介」で紹介したように２０２３年７月２２日に『コンパッション！』（オリーブの木）の書評を書いて下さいました。
尾藤さんの著書にわたしの名前を発見！！
尾藤さんは、著書『頭がいい人の読書術』（すばる舎）の中に、「一条真也さんの『ハートフルに遊ぶ』と『遊びの神話』もお気に入りです。発刊が１９８８年、１９８９年なのでバブル経済の真っただ中ですが、この２冊ほど、バブル経済を照射している本はないと思っています」と書かれていました。「バブルの申し子」のように思われるのはちょっと複雑な心境ではあります（笑）。
バブル経済を照射している２冊？（笑）
思い出の２冊を持つ尾藤さん
しかしながら、ブログ『ハートフルに遊ぶ』、ブログ『遊びの神話』で詳しく紹介したわたしの処女作＆２冊目を今でも愛読して下さる方がいるなんて、とても感激しました。そのことを書いたブログ記事を読まれた尾藤さんから公式ＨＰにメールが届いたのですが、そこには「『ハートフルに遊ぶ』『遊びの神話』を読んだのは学生時代です。私の世代からすると、一条先生は学生サークルのドンみたいな印象がありました」と書かれていました（笑）。
３年ぶりに再会した尾藤さんと
その後、尾藤さんとは一度お会いしましたが、それからちょうど３年後の２０２３年７月２７日に再会したのです。場所は、８月末で営業を終了する赤坂エクセルホテル１４Ｆの「ジパング」。和食の名店「なだ万」直営の人気ダイニングです。尾藤さんは今でも読み返すという「『ハートフルに遊ぶ』『遊びの神話』を持参されました。『遊びの神話』などは読み過ぎてボロボロになっており、カバーも取れた状態でした。今度、カバー付きの綺麗な本をお送りしたいと思います。秘書の織田さん、お願いします！
内海さんと３人で（巨人に挟まれた！）
３５年前に『ハートフルに遊ぶ』と『遊びの神話』を編集していただいた「出版寅さん」こと内海準二さんも駆け付けてくれました。しかも、このたび大増刷になった『ウェルビーイング？』『コンパッション！』（ともに、オリーブの木）の２刷本を持ってきて下さいました。「日本経済新聞」の一面に８月１７日に再度の書籍広告も掲載いただけるという嬉しい報告もありました。３人で記念写真を撮影しましたが、尾藤さんは１８４センチ、内海さんは１８８センチなので、１７７センチのわたしが間に入ると巨人に挟まれたように思えました。
ＷＣ本の２刷が出来ました！
シャンパンでカンパ～イ！
それにしても、「ジパング」のテーブルの上には『ハートフルに遊ぶ』『遊びの神話』『ウェルビーイング？』『コンパッション！』の新旧４冊の一条本が並び、わたしの胸はいっぱいになりました。まずはシャンパンをボトルで注文して、尾藤さんとの再会とＷＣ本の増刷にカンパイしました。その後、「ジパング」の美味しい会席料理をいただきながら、わたしたちは、いろんな話題で盛り上がりました。尾藤さんが『ハートフルに遊ぶ』を知ったのは、当時、東急エージェンシーのスポーツ・文化局長だった山下勝也さんから貰ったからだそうです。尾藤さんはブログ「恩人の葬儀」で紹介した東急エージェンシーの元社長でわたしの仲人を務めていただいた前野徹氏もよく知っておられたそうです。また、前野氏の秘書だった増田哲也氏（現、創志学園理事長）とは同級生の仲とか。わたしも同氏をよく存じており、「今度、増田さんも誘って３人で飲みたいですね」と言いました。
二次会のＢＡＲに移動してカンパイ！
尾藤さんは今でも『ハートフルに遊ぶ』を愛読されているそうで、３５年前に上梓した同書に「ウエルビーイング」とか「サーバント・リーダーシップ」について書かれていることを評価して下さいました。また、同書で披露した「宗教博覧会」のアイデアのことを何度も絶賛して下さいました。その他にも、わたしたちは、政界や出版業界や広告業界についての四方山話などをしました。食事が終わった後は、ホテル内のＢＡＲに移動して、また四方山話の続きをしました。尾藤さんは正直な方で、ブログ「新しい帽子を買わなくちゃ」で紹介したわたしのＴＥＳＩの帽子姿を見て、「よくお似合いですが、カタギには見えませんね」とズバリと言いました（笑）。わたしたちは濃い目のジントニックを飲みながら、赤坂見附の夜は更けていくのでありました。尾藤さん、今夜はとても楽しかったです。これからも、どうぞ、よろしくお願いします！
これからも、よろしくお願いします！
２０２３年７月２８日 一条真也拝
