KUKAI

計り知れないもの  

心とは、計り知れないものだ。そのことを知れば、体も計り知れないものであると知ることができる。体が計り知れないものであると知れば、智慧が計り知れないものであると知ることができる。智慧が計り知れないものであると知れば、人間の存在そのものが計り…

名前に意味はない  

世の中には多くの宗教があり、仏教ひとつとっても、数多くの宗派に分かれている。だが、それぞれの宗教や宗派の名前には、何の意味もない。人が救われるなら、それは正しい宗教だし、救われないなら間違った宗教というだけだ。(『五部陀羅尼問答偈讃宗秘論…

この世の三つの毒  

この世の中は、貪ること、怒り、愚かさの三つの毒に溢れている。人生で味わう苦しみは、つまるところ、この三毒が原因になっている。(『実相般若心経解答釈』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」…

八つの苦しみ  

人生の苦しみには八種類ある。 一、生まれること。二、老いること。三、病気になること。四、死ぬこと。五、愛する人と別れること。六、恨みや憎しみを抱くこと。七、求めるものが得られないこと。八、自分の思うままにならないこと。 誰もが生きていく中で…

死について考える  

死を恐れてばかりいて、やりたいことや、やるべきことをしない人生は無意味だ。そんな人は、死について深く考えているようで、まったく考えていない。(『性霊集』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さ…

人はみな白骨 

あなたが死んで骨になったとき、その骨の中にあなたの魂はあるのだろうか? 死体を眺めていれば、永遠の命などないことがよくわかる。信じることができるのは、次の四つだけだ。一、肉体は穢れているということ。二、感覚は苦痛であること。三、心は定まらな…

美しい女性も  

贅沢三昧な生活を送っている美女も、死んだあとは、犬や鳥のエサとなり、やがては、その大小便になるだけだ。(『三教指帰』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人々の信仰…

魂は空へ  

寿命がきて、肉体は花が散るように滅んでも、魂はお香の匂いが漂うように、空に向かってどこまでも飛んでいく。(『藤左近将監為先妣設三七斉願文』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親し…

虚無から生まれ、虚無に帰る  

何もないところから現われることを生といい、何もないところに帰っていくことを死という。生と死こそが、あらゆることの根本にある。(『為酒人内公主遺言』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」と…

本当に悲しいとき  

どんなに悟って、達観したつもりでも、悲しくて、悲しくて、悲しくて、悲しくて、どうにもならないときがある。愛する人との別れには、思わず涙がこぼれる。(『性霊集』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お…

望んで生まれる者はいない  

「ぜひこの世に生まれたい」と、自分から望んで生まれてきた人はいない。また、みずから望んで死ぬ人も少ない。人は不本意に生まれ、不本意に死んでいくのだ。(『性霊集』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「…

親孝行   

親孝行したいと思ったときには、すでに両親はこの世を去っていて、恩返しができないものだ。人生は、大風に吹かれている木のようなもので、あらゆるものが、たちまち風に連れ去られてしまう。月日はあっという間に流れていき、何もできないまま終わる。(『…

生も死も   

生きていくというのは、楽なことではない。毎日が苦しみの連続だ。だからといって、死ねば楽になるというものでもない。(『教王経開題]) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多く…

涙は届かない  

親しい人が死んで、悲しみのあまり朝から晩まで泣き続けたとしても、その涙は、亡くなった人には届かない。(『法華経開題』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人々の信仰…

独りで生まれて一人で死ぬ

人の一生は稲妻のような速さで駆け抜けていってしまう。そして、私たちは誰もが独りで生まれて、一人で死んでいく。(『性霊集』) 一条真也です。空海は、日本宗教史上最大の超天才です。「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人々の…

一寸先は闇   

今日の朝は健康で元気だったのに、次の日の夕方、突然、病気で死んでしまうこともある。人生とはそういうものだ。(『教王経開題』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人…

美人も死ねば骨   

どんな美人でも、死ねばみんな骨になるだけだ。そうやって、肉体が滅んでいくことを想像してみれば、すべての執着を捨てることができるだろう。(『十住心論』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 「お大師さま」あるいは「お大師さん…

闇から出て、闇に帰る 

人間は誰しも暗闇の中から生まれてきて、死ぬときはまた暗闇に帰っていく。なぜ、人は生まれて、死ぬのか? それは誰にもわからない。(『秘蔵宝錀』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 「お大師さま」あるいは「お大師さん」として…

あの世には持っていけない  

いくらお金を貯め込んでも、死後の世界に持っていくことはできない。地位も名誉も、あの世には持っていけない。ならば、そんなことにはこだわらず、みんなと何でも分かち合ったほうが、幸せに生きられる。(『性霊集』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史…

期待し過ぎは禁物   

命というのは、風の前のろうそくのようなものだ。いつ、大風が吹いて、炎が消えてしまうかは誰にもわからない。幸運なことも、そうそうは起きない。だから、良いことばかりが起こると期待し過ぎてはいけない。(『高野雑筆集』) 一条真也です。 空海は、日…

人生は短い   

きのう生まれたばかりと思っていた赤ん坊が、 いつの間にか白髪になっている。 人生は、何て短いんだろう。(『性霊集』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人々の信仰の…

いつかは死ぬ   

はじめがあれば、終わりもある。 生きているものは、いつか必ず死ぬ。 どんなに親しい相手とも、 いつかは別れなければいけない。 そのことを忘れてはいけない。(『性霊集』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 「お大師さま」あるい…

言葉の本当の意味  

言葉は聞く人の偏見によって、 いくらでも意味が変わってしまう。 相手が賢い聞き手でなければ、 詞の本当の意味は伝わらない。 (『弁顕密二教論』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 空海は「お大師さま」あるいは「お大師さん」と…

言葉を飾るな  

言葉は飾れば飾るほど、 安っぽくなり、ウソっぽくなる。 余計な装飾はせずに、 自然のままに発せられた言葉こそが美しい。 (『文鏡秘府論』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 空海は「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親…

両親の愛    

あなたを産み、育ててくれた両親の愛というのは、 天よりも高く、地よりも深い。 その恩は、どうやっても返せないほど尊いものだ。 (『教王経開題』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 空海は「お大師さま」あるいは「お大師さん」…

大人の態度  

立派な大人ならば、 乱暴な言葉づかいをしたり、 人の悪口を言ったりしてはいけない。 子どもは大人の話をよく聞いているものだ。 (『金剛頂経開題』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 空海は「お大師さま」あるいは「お大師さん」…

発想の転換   

何をやってもうまくいかないのは、もしかしたら、あなたが自分のことしか考えていないからかもしれない。 そんなときは、いったん自分のことは置いておいて、他人のためになることだけを考えて行動すれば、物事は好転するだろう。(『五部陀羅尼問答偈讃宗秘…

一人ひとりの心がけ 

わたしたち全員が人を思いやる気持ちを持って行動すれば、住みやすい良い社会になる。 反対に、みんなが自分のことだけを考えて行動していれば、 ギスギスした暮らしにくい社会になる。 良い社会になるのも悪い社会になるのも、一人ひとりの心がけしだいだ。…

力を合わせる  

小さな塵が集まって大きな山となるように、 一滴のしずくが集まって大海になるように、 多くの人々が力を合わせれば、一人では成しえないすばらしいことができるようになる。(『性霊集』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最大の超天才です。 空海は「…

専門家を頼る

人を狂わせたり、死に至らしめるような猛毒を飲んでしまったら、自然治癒を期待してもどうにもならない。優れた医者だけが命を救える。本当に深刻な問題が起こったなら、迷わず専門家を頼るべきだ。(『秘蔵宝錀』) 一条真也です。 空海は、日本宗教史上最…