一条真也です。
お彼岸も終わりましたが、みなさんはお墓参りはされましたか? 26日の午前中、ブログ『頭がいい人の読書術』で紹介した本の著者であるコラムニストの尾藤克之さんからLINEがありました。それは、Yahoo!ニュースに「『一流』と言われる人の共通点、それは『先祖』を大切にすること!」という尾藤さんの記事が掲載されたという案内でしたが、同記事は拙著『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか?』(すばる舎)の内容を紹介するものでした。
Yahoo!ニュースより
記事の冒頭で、尾藤さんは「世の中で『一流』と言われる人には共通点があります。成功している企業経営者には、会社の中に神社や仏壇をつくり、社員にもそれをしっかりおまつりするよう指導している人が少なくありません。私生活でも、毎日きちんと仏壇に線香やお水を上げ、仏壇はなくても自分なりのやり方で先人への感謝を表現したりしている人が多くいます。日本人全体のご先祖さまという意味で、さまざまな先人への感謝の儀式にも一流の人は敬意を払っているのです」と書きだしています。
Yahoo!ニュースより
尾藤さんは、「今回は、ベストセラー作家・ 一条真也さんに『一流の人』に関する話を伺います。現在、株式会社サンレーの代表取締役社長、全国冠婚葬祭互助会連盟前会長、九州国際大学客員教授、の要職にあります。2012年、第2回『孔子文化賞』を稲盛財団の稲盛和夫理事長と同時受賞。近著に『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか?』(すばる舎)があります」と書き、続けて、「伝統を受け継ぎ、革新に挑戦する人」として、「ご先祖さまを敬えば、どんな力が自分に与えられるのでしょうか」と問い、わたしの 「『一流』ということと『ご先祖さまを大切にする』ということに、果たしてどんな関係があるのでしょうか。キーワードは『伝統』です。あるいは連綿と続く『歴史』を現代に生かすこと、と言っていいかもしれません」という言葉を紹介します。
Yahoo!ニュースより
尾藤さんは、さらに『なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか?』の内容をピックアップしていきます。たとえば、「一流の人が直筆の礼状を書く理由」として、「一条さんは、礼儀作法は単なる作法ではなく『礼』の気持ちの表現だと言います。それを表すにあたり、心からの感謝を込めて手書きの礼状を書くようにしているそうです」などと紹介しています。いわゆる書評ではなく、書籍のなかで著者が言いたいことをピックアップしてルポ形式で、尾藤さんは「ブックルポ」と命名されています。
Yahoo!ニュースより
最後に、尾藤さんは「私たちは『一流』の人に関心を抱きます。形はどうであれ、一流と言われる人は引きつける何かを持っています。そして、私たち自身も少なからず、自らが一流になることを夢見ているはずです。世間には、一流と呼ばれる人を分析した書籍、あるいは一流になるためのハウツー本があふれていますが、その条件に統一性は見られません。一条さんは一流の条件を『先祖』、あるいは『先祖を大切にすること』に求めています。日本人なら誰もが感じている、または忘れているだけの当然のことを説いているのかもしれません。先祖への気持ちを新たにし、手を合わせてみませんか。そこには、人として成長するためのヒントが隠されているはずです」と書かれています。この記事、Yahoo!ニュース以外にも、10以上のサイトに掲載されているそうです。すごい!
尾藤さん、わたしのメッセージを多くの方々に広めて下さって、本当にありがとうございました!
2020年9月27日 一条真也拝