BOOK
一条真也です。28日、東京から北九州に戻ります。その日の朝、『「かたち」の文化論』(産経新聞出版)の見本を手にしました。129冊目の一条本で、「工芸と儀礼から考える」というサブタイトルがついています。陶芸界で最年少の人間国宝となられた十四…
一条真也です。『身から出た闇』原浩著(角川ホラー文庫)を読みました。著者は、1974年生まれ。長野県伊那市出身。2020年「火喰鳥」で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の“大賞”を受賞。同作を改題した『火喰鳥を、喰う』でデビュー。同書はブ…
一条真也です。『完璧な家族の作り方』藍上央理著(角川ホラー文庫)を読みました。北九州市が舞台のモキュメンタリー・ホラー小説と知って、「これは読まねば!」と思ったのですが、なかなか怖かったです。著者は、福岡県出身。「完璧な家族 首縊りの家」で…
一条真也です。『ポルターガイストの囚人』上條一輝著(東京創元社)を紹介します。ブログ『深淵のテレパス』で紹介したホラー小説の続編ですが、前作に続いてこちらも非常に怖くて面白かったです。上條一輝は2作目にして日本ホラー界の絶対エースになりま…
一条真也です。『深淵のテレパス』上條一輝著(東京創元社)を紹介します。2024年8月に刊行されたホラー小説ですが、ベストセラーになりました。評判を知ったわたしはすぐ購入したのですが、カバー表紙に描かれたイラストに違和感を抱きました。とても…
一条真也です。『この配信は終了しました』青本雪平著(双葉社)を読みました。ネット配信者たちの姿を描いた連作ミステリーで、なかなか面白かったです。著者は1990年生まれ。青森県出身。「ぼくのすきなせんせい」で第3回大藪春彦新人賞を受賞しデビ…
一条真也です。「やっぱり、夏は怪談!」ということで、『最恐ホラー 廃墟の映画館』真藤順丈×梨著(講談社)を読みました。映画館をテーマにした短編小説が2作収録されています。「最恐のホラー饗宴!」として、「小説現代」2025年8・9月号で人気だ…
一条真也です。『王仁三郎歌集』笹公人編(太陽出版)を紹介します。出口王仁三郎(1871年〜1948年)は、明治から昭和にかけて活動した日本の宗教家であり、新宗教「大本」の二大教祖の一人です。開祖である出口なおを輔佐し、強力なカリスマ性と多…
一条真也です。『言霊の短歌史』鎌田東二×笹公人著(KADOKAWA)を紹介します。今年の3月3日に刊行された本です。鎌田先生の著書は、単著であれ共著であれ、これまで必ず献本されてきました。しかし、本書は送られてこなかったので自分で購入しまし…
一条真也です。政府による強引な皇室典範改正いや改悪には、日本人として絶望的な気分になりました。これは今後に禍根を残すことはもちろん、日本文化そのものの危機を招くとしか思えません。『日本文化は絶滅するのか』大嶋仁著(新潮新書)を紹介します。…
一条真也です。『働く人が減っていく国でこれから起きること』河田皓史著(朝日新書)を読みました。FIRE×非婚化×人口減少の未来を見通す新しい経済書として話題になっている本です。著者は、みずほ総合研究所調査部・主席エコノミスト。1987年生ま…
一条真也です。『この会社は実在しません』ヨシモトミネ著(KADOKAWA)を紹介します。ブログ『イシナガキクエを探しています』で紹介した本がなかなか面白かったので、同じくモキュメンタリー・ホラーを謳った本書を読みました。これまた、なかなか…
一条真也です。『イシナガキクエを探しています』著:夜馬裕、原作:福井鶴、寺内康太郎(KADOKAWA)を紹介します。テレビ東京で2024年春に放送された架空の公開捜査番組(モキュメンタリー/フェイクドキュメンタリーホラー番組)の書籍版(ノ…
一条真也です。『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』知念実希人著(双葉社)を読みました。ブログ『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』で紹介した本の姉妹本です。2冊が揃って、1つの物語を創っています。著者は1978年、沖縄県生まれ。東京都…
一条真也です。昨年読んだホラー小説『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』知念実希人著(双葉社)を紹介します。読んだといっても、この本、文庫本より小さいサイズで約130ページ。しかも、右側のページは写真ばかりなので、活字が書かれているのは左…
一条真也です。『ある映画の異変について目撃情報を募ります』海藤文字著(スターツ出版)を読みました。映画を題材としたホラー小説ということで、これはもう読むしかありません! 前半は実際のブログを読んでいるようでしたが、不穏な空気に満ちており、ペ…
一条真也です。金沢に来ています。『夏帆 The Tale of KAHO』村上春樹著(新潮社)を読みました。著者にとって3年ぶり、16作目の長編小説です。女性を主人公にした初の長篇小説でもあります。あいかわらずの不思議で魅力的な物語で、福岡空港から小松空港…
一条真也です。 コロナ禍のあいだに書き溜めていた書評ブログを蔵出しすることにしました。今回は、『精神科医の悪魔祓い』リチャード・ギャラガー著、松田和也訳(国書刊行会)を紹介します。「デーモンと闘いつづけた医学者の手記」というサブタイトルがつ…
一条真也です。コロナ禍のあいだに書き溜めていた書評ブログを蔵出しすることにしました。今回は、『ゴーストランド』コリン・ディッキー著、熊井ひろ美訳(国書刊行会)を紹介します。「幽霊のいるアメリカ史」というサブタイトルがついています。著者は、…
一条真也です。雨がしとしと降っています。こういうときは霊たちが近くにいるような気がします。このたび、コロナ禍のあいだに書き溜めていた書評ブログを蔵出しすることにしました。今回は、『西洋交霊術の歴史』リサ・モートン著、田口未和訳(原書房)を…
一条真也です。コロナ禍のあいだに書き溜めていた書評ブログを蔵出しすることにしました。今回は、『コティングリー妖精事件』井村君江/浜野志保編著(青弓社)を紹介します。「イギリス妖精写真の新事実」というサブタイトルがついています。コティングリ…
一条真也です。『人文知は武器になる』山口周・深井龍之介著(文春新書)を紹介します。共著者の山口氏は1970年、東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美…
一条真也です。『美の救い 柳宗悦傑作選集』柳宗悦著、若松英輔編(角川ソフィア文庫)を紹介します。単行本の初版は、昭和3年(1928年)に刊行。人間国宝である十四代 今泉今右衛門氏と「工芸文化」と「儀礼文化」の視点から「日本文化」の本質を語り…
一条真也です。『工藝文化』柳宗悦著(岩波文庫)を紹介します。単行本の初版は、昭和17年(1942年)に文藝春秋より刊行されています。人間国宝である十四代 今泉今右衛門氏と「工芸文化」と「儀礼文化」の視点から「日本文化」の本質を語り合う趣旨の…
一条真也です。『民藝とは何か』柳宗悦著(講談社学術文庫)を紹介します。単行本の初版は、昭和16年(1941年)に昭和書房より刊行されています。人間国宝である十四代 今泉今右衛門氏と「工芸文化」と「儀礼文化」の視点から「日本文化」の本質を語り…
一条真也です。『工藝の道』柳宗悦著(講談社学術文庫)を紹介します。単行本の初版は、昭和3年(1928年)に刊行されています。人間国宝である十四代 今泉今右衛門氏と「工芸文化」と「儀礼文化」の視点から「日本文化」の本質を語り合う趣旨の対談の参…
一条真也です。ブログ「民禮」で紹介した言葉が大きな反響を呼んでいます。「民禮」とは民衆的儀礼という意味で、民衆的工芸を意味する「民藝」から着想を得ました。「民藝」という言葉を考えたのは柳宗悦という人です。『柳宗悦 美を生きた宗教哲学者』若松…
一条真也です。『新日本プロレスvs全日本プロレス半世紀闘争1972-2025』小佐野景浩著(徳間書店)を読みました。「対立と協調が生んだ大河ドラマ」のサブタイトルがついています。著者は「週刊ゴング」の元編集長で、ブログ『昭和プロレスを語ろ…
一条真也です。ちょっと告知が遅れてしまったのですが、春のPHP文庫「心の迷子」をガイドするフェアが開催中です。PHP文庫は、人の心に寄り添い、人生を明るく前向きに生きるための知恵や教養を提供するレーベルとして、1984年(昭和59年)4月…
一条真也です。『Gスピリッツ選集 第三巻 武藤敬司』Gスピリッツ編(辰巳出版)を読みました。ブログ『Gスピリッツ選集 第一巻 昭和・新日本篇』、ブログ『Gスピリッツ選集 第二巻 初代タイガーマスク篇』で紹介した本の続編です。 本書の帯 本書のカバ…