BOOK

『老後レス社会』 

一条真也です。『老後レス社会』朝日新聞特別取材班(祥伝社新書)を読みました。サブタイトルは、「死ぬまで働かないと生活できない時代」です。朝日新聞特別取材班は、格差と超高齢化によって、人生後半の生き方、そして働き方が大きく変わろうとしている…

『2016年の週刊文春』

一条真也です。『2016年の週刊文春』柳澤健著(光文社)を読みました。著者は1960年東京都生まれ。ノンフィクションライター。慶應義塾大学法学部卒業後、空調機メーカーを経て株式会社文藝春秋に入社。花田紀凱編集長体制の『週刊文春』や設楽敦生…

『純情 梶原一騎正伝』

一条真也です。『純情 梶原一騎正伝』小島一志著(新潮社)を読みました。著者は栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。株式会社夢現舎(オフィス Mugen)代表取締役。「月刊空手道」「月刊武道空手」元編集長。講道館柔道、極真会館空手道などの有段者…

『書評の星座 紙プロ編』

一条真也です。『書評の星座 紙プロ編』吉田豪著(集英社)を読みました。ブログ『男の星座』で紹介した本の続編で、「吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り1995-2004」というサブタイトルがついています。著者は1970年、東京都生まれ。プロ書…

『この1冊、ここまで読むか!』

一条真也です。『この1冊、ここまで読むか!』鹿島茂著(祥伝社)を読みました。「超 深堀読書のススメ」というサブタイトルがついています。カバー表紙には著者である鹿島氏の対談相手(ゲスト)の名前と取り上げた本の書名が記されています。フランス文学…

『逆・タイムマシン経営論』

一条真也です。『逆タイムマシン経営論』楠木健・杉浦泰著(日経BP)を読みました。近年ピカイチのビジネス書の名著でした。楠木氏は一橋ビジネススクール教授。1964年生まれ。89年、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部助教授お…

『2040年の未来予測』

一条真也です。『2040年の未来予測』成毛眞著(日経BP)を読みました。著者は、1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業。元マイクロソフト代表取締役社長で、現在は書評サイトの「HONZ」代表です。ブログ『実践!多読術』、ブログ『面白い本…

『ビジネスの未来』

一条真也です。金沢に来ています。『ビジネスの未来』山口周著(プレジデント社)を読みました。「エコノミーにヒューマニティを取り戻す」というサブタイトルがついています。著者は1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研…

『人新世の「資本論」』

一条真也です。「新書大賞2021」受賞作である話題のベストセラー『人新世の「資本論」』斎藤幸平著(集英社新書)を読みました。著者は1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲…

『グレート・リセット』

一条真也です。『グレート・リセット』クラウス・シュワブ&ティエリ・マルレ著、藤田正美&チャールズ清水&安納令奈訳(日経ナショナル ジオグラフィック社)を読みました。「ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」世界経済フォーラムのクラウス・シ…

『葬送のフリーレン』

一条真也です。『葬送のフリーレン』山田鐘人原作、アベツカサ作画(小学館)の第1巻~第4巻を読みました。2021年3月時点で累計発行部数は200万部を突破、「マンガ大賞2021」大賞を受賞したコミックです。「週刊少年サンデー」(小学館)にて…

『昭和プロレスを語ろう!』

一条真也です。『昭和プロレスを語ろう!』小佐野景浩&二宮清純著(廣済堂新書)を読みました。元・週刊ゴングの名編集長・小佐野氏とプロレスファンとしても知られるスポーツジャーナリストの二宮氏が人々を熱狂させた昭和プロレスを数々の名レスラー、名…

『俺たちのプロレス名勝負読本』

一条真也です。『俺たちのプロレス名勝負読本』アントニオ猪木+天龍源一郎+ビビる大木+神田伯山+テリー伊藤ほか著(宝島社)を読みました。「人生に必要なことはすべてプロレスから学んだ」というサブタイトルがついています。「プロレス者」たちが語る…

『忘れじの外国人レスラー伝』

一条真也です。『忘れじの外国人レスラー伝』斎藤文彦著(集英社新書)を紹介します。著者は1962年東京生まれのプロレス・ライターです。プロレスラーの海外武者修行にあこがれ17歳で単身渡米。1981年より取材活動。「週刊プロレス」(ベースボー…

『コロナとバカ』

一条真也です。『コロナとバカ』ビートたけし著(小学館新書)を読みました。ブログ『弔辞』で紹介した本に続く、著者の最新刊です。著者は、1947年東京都足立区生まれ。漫才コンビ「ツービート」で一世を風靡。その後、テレビ、ラジオのほか映画やアー…

『弔辞』

一条真也です。『弔辞』ビートたけし著(講談社)を読みました。世の中には、「生き方にはいろいろと問題はあっても、この人のすることはすべて肯定したい」と思わせる人物がいます。わたしにとって、それは石原慎太郎氏であったり、アントニオ猪木氏であっ…

『命の経済』

一条真也です。金沢に来ています。『命の経済』ジャック・アタリ著、林昌忠&坪子理美訳(プレジデント社)を読みました。「パンデミック後、新しい世界が始まる」というサブタイトルがついています。「緊急事態宣言」あるいは「GoToキャンペーン」などが…

『禍いの科学』

一条真也です。日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたが、副作用を心配する声も多いようです。そこで、世界的なワクチン学の権威が書いた本を読みました。『禍いの科学』ポール・A・オフィット著、関谷冬華訳、大沢基保日本語版監修(日…

『スマホ脳』

一条真也です。『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳(新潮新書)を紹介します。脳科学の最新研究から明らかになった恐るべき真実が書かれた世界的ベストセラーです。著者は、スウェーデンの精神科医。ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ…

『みんなの民俗学』

一条真也です。3月3日は「ひな祭り」です。「ひな祭り」のような年中行事は民俗学の研究テーマですね。ということで、『みんなの民俗学』島村恭則著(平凡社新書)を読みました。「ヴァナキュラーってなんだ?」というサブタイトルがついています。著者は…

『もののけの日本史』

一条真也です。『もののけの日本史』小山聡子著(中公新書)を読了。「死霊、幽霊、妖怪の1000年」というサブタイトルがついていますが、素晴らしい通史でした。著者は1976年茨城県生まれ。98年筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。200…

『ケアの時代「負の感情」とのつき合い方』

一条真也です。『ケアの時代「負の感情」とのつき合い方』鎌田東二著(淡交社)を読みました。著者から献本していただいた本です。自然や人為がもたらす災害や、大切な人との死別などで、人の心は傷つけられてきました。宗教や芸術は、人類が悲しみや痛みに…

『悲しみとともにどう生きるか』

一条真也です。『悲しみとともにどう生きるか』柳田邦男&若松英輔&星野智幸&東畑開人&平野啓一郎&島薗進著、入江杏編著(集英社新書)を読みました。タイトルからわかるようにグリーフケアの書です。著者の柳田氏は1936年生まれのノンフィクション…

『LIFESPAN』

一条真也です。2月23日は「天皇誕生日」ですね。今上陛下の61歳のお誕生日を心よりお祝いするとともに、いつまでもお元気であられることを願っています。『LIFESPAN: 老いなき世界』デビッド・A・シンクレア&マシュー・D・ラプラント著、梶…

『残酷な進化論』

一条真也です。『残酷な進化論』更科功著(NHK出版新書)を読みました。「なぜ私たちは『不完全』なのか」というサブタイトルがついています。著者は1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業勤務を経て大学に戻り、東京大学…

『宇宙からいかにヒトは生まれたか』

一条真也です。『宇宙からいかにヒトは生まれたか』更科功著(新潮選書)を読みました。「偶然と必然の138憶年史」のサブタイトルです。2016年2月に刊行された時点で購入はしていたのですが、なかなか読む機会がありませんでした。しかしながら、ブ…

『探偵小説と日本近代』

一条真也です。『探偵小説と日本近代』吉田司雄編著(青弓社)を紹介します。わたしは幻想文学(ホラー・ファンタジー)、SF、ミステリーが人間の「こころ」に与える影響というものに深い関心を抱いています。本書もその関心から読んだのですが、論考集な…

『モダニズム・ミステリの時代』

一条真也です。『モダニズム・ミステリの時代』長山靖生著(河出書房新社)を読みました。「探偵小説が新感覚だった頃」というサブタイトルがついており、1920年代に勃興・隆盛するモダニズム文学と探偵小説。怪奇、犯罪、科学といったテーマを軸に、相…

『奇異譚とユートピア』

一条真也です。『奇異譚とユートピア』長山靖生著(中央公論新社)を紹介します。「近代日本驚異〈SF〉小説史」というサブタイトルがついており、明治期以降、ヴェルヌやロビダの影響を受けながらも、独自に発展した科学小説や政治小説の夢想力と生成過程…

『日本SF精神史【完全版】』

一条真也です。『日本SF精神史【完全版】』長山靖生著(河出書房新社)を読みました。1962年生まれの著者は、本業である歯科医の仕事のかたわらに近代日本の文化史・思想史から、文芸評論や現代社会論まで、幅広く執筆活動を行っています。ブログ『『…