「まつり」熱唱

一条真也です。
25日の夜、沖縄から北九州に戻りました。ブログ「沖縄祝賀会」で紹介した行事をもって、一連のサンレーグループ新年行事がすべて終了しました。1月4日の北九州にはじまって、9日の大分、10日の宮崎、16日の北陸、そして25日の沖縄と新年祝賀会を行ってきましたが、毎回、わたしは北島三郎の国民的名曲「まつり」を歌いました♪

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北九州で歌いました♪

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大分で歌いました♪

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宮崎で歌いました♪

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北陸で歌いました♪

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沖縄で歌いました♪

 

各地の演出は趣向を凝らして“ド派手”です。龍が舞い、「祭」の巨大団扇や「天下布礼」の幟、大漁旗などが振られます。衣裳もアップデートしています。宮崎では必勝ハチマキを巻きましたが、北陸では金のハチマキに変わり、沖縄では黄金のロングガウンの下に“かりゆし”を着込んでいます。わたしのテンションも上昇する一方ですが、動画を観た妻が発した一言は「血管切れんようにね」でした。女には男のロマンが理解できないようです。(苦笑)
なお、動画を視聴された某全国紙の記者さんは「入場時の口上をはじめ、一条さんのパフォーマンスにはアントニオ猪木の影響を感じますね」と分析して下さいました。
それはともかく、ブログ「まつり」にも書きましたが、この歌は会場が一体となる、本当に日本人の心性に合った素晴らしい歌です。ある程度の年齢以上の日本人で、この歌を嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。まさに、「日本のうた」です! 


北島三郎記念館の入口の前で

サブちゃんにマジ惚れました!

 

わたしは、サブちゃんの魅力の虜となり、「まつり」を数え切れないほど歌ってきました。最初の出逢いは、2016年の5月12日に訪れたブログ「北島三郎記念館」で紹介した北海道・函館の施設でした。北島三郎記念館はフロア構成となっており、1階がエントランスおよびグッズ販売スペース(グッズショップ)、2階には出生から現在にいたるまでのサブちゃんの半生とディスコグラフィ(2013年7月現在、全232曲のジャケットを展示)を歴史別に綴った「ヒストリー・ゾーン」、3階にはサブちゃんの代表曲である「まつり」の特別公演のフィナーレの臨場感を可能な限り機械で再現した「シアター・ゾーン」と等身大の北島のブロンズ像が設置されていました。


「三郎まつり」の始まりだ!!

竜の目が妖しく光る!

あ、人影が出現!

おお、サブちゃん!!

竜の上には七福神、その上にサブちゃん!!

左スクリーンでも熱唱!

右スクリーンでも熱唱!

中央の本物(?)は、ど熱唱!!

もう、すごすぎる!!

終了後、等身大のブロンズ像と握手!

 

この「まつり」のパフォーマンスは度胆を抜く迫力でした。竜の上に七福神が乗って、さらにその上にサブちゃんが乗る。この三重構造は、まるで古代インドの宇宙論のようで、シュールでした。ディズニーランドでおなじみのオーディオ・アニマトロニクス(動く人形)のサブちゃんが大いに歌い上げます。両側には巨大スクリーンがあり、ライブ映像が流れます。もうこれ以上すごいものはこの世にないというぐらいの迫力でした。じつは、わたしは『まつり』という歌がずっと嫌いでした。会社をおかしくした人物がいつも歌っていたからです。でも、生まれて初めて、この歌を心の底から「いいね!」と思いました。シアターの外に出ると、等身大のブロンズ像があり、わたしは握手をしながら、「ありがとうございました!」と深々と礼をしました。


道後温泉で歌いました♪

山代温泉で歌いました♪

沖縄の忘年会で歌いました♪

小倉のカラオケボックスでも歌いましたよ♪

東京のカラオケスナックでも歌いましたね♪

全国3136人中で1位になりました!

 

それから「まつり」の魅力に取りつかれたわたしは、全互連の懇親会で、会社の宴会で、それから私的な飲み会で、何度も「まつり」を歌いました♪ 東京のカラオケスナックで歌ったときには全国3136人中で1位になったこともあります。そう、「まつり」はわたしの十八番なのです。いつも、イントロ部分で「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ! 初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます」という口上を述べてから歌います。

 

儀式論

儀式論

 

 

日本人は、祭りが大好きです。子どもにとっては、夜遊びのワクワク感をともない、祭りはひたすら楽しいイベントです。大人になるにつれ、命がけのお祭り、勇壮なお祭り、優美な祭りに心を奪われます。どんな祭りにも日常とは違った空気が流れており、そこに惹かれるのかもしれません。小倉っ子であるわたしは、「無法松の一生」で有名な小倉祇園太鼓の季節になると血が騒ぎます。
では、祭りとは何でしょうか。拙著『儀式論』(弘文堂)の「祭祀と儀式」でも詳しく書きましたが、祭りは自然と人間と神々との間の調和をはかり、その調和に対する感謝を表明する儀式です。


祭りだョ、全員集合!

 

「まつり」というやまと言葉の原義は「神に奉(つか)へ仕(つかまつ)る」であることを国学者本居宣長は『古事記伝』で説いています。「まつり」の語源は「たてまつる」の「まつる」、すなわち「供献する」「お供えする」ことに由来するというのです。たしかに「祭り」のはじまりは「神と人との関係」にありました。でも、現在では「人と人との関係」に重心が移動してきているのではないでしょうか。古来より、日本の祭りは人間関係を良くする機能を大いに果たしてきました。ともに祭りに参加した人間同士の心は交流して、結びつき合うのです。

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第69回「NHK紅白歌合戦」で平成最後の熱唱!

 

まつり」は、そんな日本人のためのソウル・ソングであると思います。たとえ平成が終わり、元号が新しくなっても、日本人は日本文化の根幹を支える「祭り」と「冠婚葬祭」を大切にしなければなりません。わたしは、これからも国民的名曲である「まつり」を熱唱し続けるでしょう。

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これからも熱唱し続けます!

 

2019年1月26日 一条真也拝 

沖縄祝賀会  

一条真也です。
24日、守礼之邦・沖縄へ。ブログ「沖縄祝賀式典」で紹介した会社行事の後は、新年祝賀会がマリエールオークパイン那覇2F「ザ・クリスタルボックス」で開催されました。

f:id:shins2m:20190125113545j:plain乾杯の音頭を取る高橋相談役

f:id:shins2m:20190125113610j:plainカンパ~イ!

 

司会は、総務課の嶺井さんです。名司会でした。まずは高橋相談役による挨拶と乾杯の発声がありました。高橋相談役は「沖縄本部としましては、ぜひ素晴らしい一年にしていただきたい。新時代を大いに盛り上げましょう!」と述べ、乾杯の音頭を取りました。

f:id:shins2m:20190125113741j:plain祝賀会のようす

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入社予定者の挨拶

f:id:shins2m:20190125115219j:plain挨拶する小谷課長

f:id:shins2m:20190125115410j:plain挨拶する瀬津さん

 

それから「入社予定者紹介」。まだ学生らしさを残した若者たちが立派に自己紹介をしました。自己紹介が終ると、会場から大きな拍手が起きました。最近は、本当に父親のような心境で彼らを見てしまいます。
続いて「随行者紹介」となり、北九州からわたしと一緒に来た随行スタッフが紹介されました。北九州本部・営業推進部北九州東エリアの小谷課長、秘書課の瀬津さんの2人です。ともに堂々たる名スピーチを披露しました。2人が挨拶すると、会場から大きな拍手が起きました。

f:id:shins2m:20190125113830j:plain大好物の沖縄そばを食べる

f:id:shins2m:20190125113803j:plain祝賀会のようす

 

しばらくは料理や飲み物を味わいながらの歓談タイム。昼間なので、飲み物はノンアルコールビールとウーロン茶です。料理はどれも美味しかったですが、特にわたしの大好物である沖縄そばが旨かった! 
昨夜に続いて、今日も沖縄そばをお替りして2杯平らげてしまいました。最近、沖縄にもラーメン店や讃岐うどん店が増えているようですが、沖縄の麺類といえば、なんといっても沖縄そばです。高橋相談役は昔は沖縄そばが嫌いでしたが、加齢とともに好きになったとか。

f:id:shins2m:20190125120640j:plain余興&カラオケ大会のようす

f:id:shins2m:20190125122031j:plain余興&カラオケ大会のようす

f:id:shins2m:20190125122504j:plain余興&カラオケ大会のようす

 

その後は、恒例の余興&カラオケ大会です。
各部署の代表者の余興で大いに盛り上がりました。トップバッターは、紫雲閣事業部です。紫雲閣メンバーによるダンスで、DA PUMP「USA」。続いて、営業推進部・テレホン営業所によるショートコント「転入生」、体操「ハイタイカマド(カマド体操)」、続いて冠婚営業部オークパインメンバーによる芸人リズムネタ「TT兄弟」(ダンス TWICE「TT」、ダンス 松平健マツケンサンバ」)。若さあふれるステージに、会場は熱気ムンムンになりました。
いずれも、例年と同じく大いに盛り上がりました。
さすがは、芸能王国の沖縄だけあります!

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わたしが入場しました

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ステージに上がりました

 

最後は、社長であるわたしの番が来ました。「天下布礼」の幟に続いて、わたしが背中に「祭」と書かれた黄金のロングガウンを着込んで入場しました。ガウンの下は、かりゆしを着ていました。これを着ると、小心者のわたしは「まつり親父」に変身するのです。さらには黄金のハチマキを頭に巻きました。そして、わたしは昨年末のNHK紅白歌合戦に特別出演した北島三郎の「まつり」を歌いました♪ なんと、沖縄が誇るエイサー隊も登場し、共演してくれました。

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口上を述べました

f:id:shins2m:20190125122727j:plain男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪

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ステージを下りて、みなさんと握手

f:id:shins2m:20190125122858j:plain再びステージに上がりました


イントロ部分で「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ! 初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。今日はサンレー沖縄の平成31年の新年祝賀会ということで、めでたいなあ。今日は祭りだ、祭りだ~!!」と言うと、早くも会場が熱狂の坩堝と化しました。
よっしゃ~、つかみはOK牧場!(笑)
わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、「天下布礼」の幟や「祭」と書かれた巨大団扇やブルーの法被を着た男たちが登場して、エイサー隊とも合流して会場はカオス状態になりました。みんなで歌い、踊り、大いに盛り上がりました。わたしは、会場中を練り歩き、みなさんと握手をしながら歌いました♪

f:id:shins2m:20190125122915j:plain祭りだ、祭りだ、祭りだ~♪

f:id:shins2m:20190125123003j:plain海の男が~風を切る~♪

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ワッショイ!!

f:id:shins2m:20190125123104j:plainイエ~イ!!


最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞を、紅白のサブちゃんにならって「これが平成祭り〜だ〜よ〜♪」に替えて歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。歌い終わって、わたしが「ありがとう〜!」と叫ぶと、巨大クラッカーが鳴らされ、無数の紙テープが舞いました。ました。まさに「狂乱のカーニバル」といった感じで、割れんばかりの盛大な拍手が起こり、感激しました。

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アンコールが鳴りやまず!

f:id:shins2m:20190125123237j:plain声を枯らして「勝手にシンドバッド」を歌う♪

 

その後、アンコールの拍手が鳴り止みませんでした。わたしは基本的にアンコールは固辞する方針なのですが、あまりにも拍手と「アンコール!」の声が止まないので、仕方なくもう1曲歌うことにしました。曲目は、サブちゃんと同じく紅白に特別出演したサザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」です。昨夜、泡盛を飲み過ぎて声が枯れていましたが、わたしが「ララララララ~ラララ♪」と歌いだすと、すでに会場の熱気は最高潮に!

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いま何時?

f:id:shins2m:20190125123311j:plain胸騒ぎの~腰つき~♪

f:id:shins2m:20190125123441j:plain大いに盛り上がりました!

 

もともとノリの良い営業スタッフのみなさんが親の仇のように盛り上げてくれました。わたしは、ロングガウンの裾を持って腰をクネクネさせながら「胸騒ぎの~腰つき~♪」と歌いました♪ まだまだ純烈には負けられません!(笑)
「まつり」「勝手にシンドバッド」と続けば、これはもう日本音楽界最強のコラボです。力の限りに歌い上げると、もう最高に盛り上がりました。

f:id:shins2m:20190125123532j:plain怒涛のフィナーレ!!

f:id:shins2m:20190125123610j:plainそのままカチャ-シーへ!

f:id:shins2m:20190125123647j:plain圧巻のカチャーシー大会

f:id:shins2m:20190125123655j:plainああ、沖縄サイコー!

 

最後にわたしは、「新時代、来るなら来いや! 冠婚葬祭の灯は絶対に消さんぞ。俺たちはサンレーじゃ、誰でもかかってこんかい!!」と絶叫すると、興奮のルツボとなりました。歌い終わると、そのまま圧巻のカチャ―シー大会に! ツアー最終地の沖縄で空前の盛り上がりを見せました。ああ、沖縄サイコー!

f:id:shins2m:20190125124238j:plain豪華賞品の数々

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社長賞の発表!


カラオケ&余興大会の後は、恒例の豪華賞品が当たる「お年玉抽選会」。賞品が当たるたびに大きな歓声が巻き起こりました。社長賞を引いたわたしは、高田延彦のマネをして「当たった者は出てこいや~!」と老反りになって叫びました(笑)。社長賞の超高級空気清浄器が当たった方は本当に嬉しそうでした。まことに、おめでとうございます!

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黒木事業部長の中締めの挨拶

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最後は「末広がりの五本締め」で

 

最後は、沖縄本部の黒木事業部長によるサンレー名物の「末広がりの五本締め」で宴を閉じました。それから、わたしは那覇空港に向かい、ANA1212便で福岡へ!
沖縄のみなさん、今日はとても楽しかったですね。
今年も、世直しのために共に頑張りましょう!

 

2019年1月25日 一条真也

沖縄祝賀式典

一条真也です。
沖縄に来ています。今朝はシークワサ―・ジュースを飲みながら、「琉球新報」をゆっくり読みました。やはり地元紙を読むと、沖縄の「いま」がよくわかります。

f:id:shins2m:20190125102916j:plain新年祝賀式典のようす

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入場のようす

 

25日の午前中、サンレー沖縄の新年祝賀式典を行いました。会場は、マリエールオークパイン那覇4Fの「ムーンライト」でした。さまざまな部署から、総勢200名以上が参集しました。

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勇壮なふれ太鼓

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全員で「S2M宣言」を唱和

 

司会は、総務課の嶺井さんが務めました。
まず、北部営業所の金城所長による「ふれ太鼓」で開幕。「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、テレホン営業所の小禄所長によって「経営理念」、「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和。

f:id:shins2m:20190125103345j:plainみなさんに新年の挨拶をしました

f:id:shins2m:20190125103402j:plain社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。
わたしは、以下のような話をしました。
平成31年、2019年の新しい年を社員のみなさんとともに迎えることができて、幸せを感じています。今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。おかげさまで、サンレーグループは昨年、過去最高の業績で終わることができました。わたしは2001年に社長に就任しましたが、ようやく18年目にして大きな目標を達成することができ、感無量です。これもひとえに、毎日頑張っていただいているみなさんのおかげだと、心より感謝しています。

f:id:shins2m:20190125103435j:plainサンレーグループはますます発展します! 

 

サンレーグループはますます発展します。
今年の元旦も、門司にある皇産霊神社で初詣をしました。そのとき、初日の出も拝みました。見事な朝陽でした。最初は青浜の海にゆっくりと顔を出した真紅の太陽は、姿を見せるやいなや一気に加速して上昇していきました。太陽の光とは、英語でSUNRAYです。見事な初日の出は、今年のサンレー大躍進を予告しているように思いました。

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平成の終わりにあたって

 

さて、今年は平成の最後の年です。ここにおられるみなさんの人生においても、平成はいろんな出来事があったでしょう。かくいうわたしも平成元年に結婚し、平成5年に長女が生まれ、平成11年に次女が生まれました。そして、平成13年に社長に就任しました。その思い出に溢れる平成があと4ヵ月足らずで終わります。今年の4月30日に今上天皇は退位され、翌5月1日に改元となります。新しい時代の訪れで、あらゆるものが変化することでしょう。今年も多くの方々から年賀状をいただきましたが、文面に「紙の年賀状は今年限りとさせていただきます」というものがたくさんありました。いわゆる「年賀状じまい」です。

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あらゆるものが変化する!

 

「もう新しい時代が来るのだから、古い習慣は終わりにしよう」という考え方が広まってきています。年賀状の他にも、さまざまな礼儀やビジネスマナーをムダだと感じている人が増えてきているようです。VRエヴァンジェリストのGOROmanさんが書いた電子書籍『マッハ新書 - 礼儀2.0』がネット上で話題となっていますが、それによれば、20代~40代前半の人たちの多くが、礼儀の定義が変わってきていると考えているそうです。古い礼儀は「相手を重んじる。自分の時間を犠牲にし、時間を相手のために使う。直接会う。スーツなど服装をわきまえる」でしたが、新しい礼儀は「相手の時間を奪わないようにする(電話しない、リモートで済むものはリモート)」のだそうです。

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互助会の使命とは?

 

たしかに、礼儀というものはアップデートします。世の中、変えてもいいものと変えてはいけないものとがありますが、窮屈なばかりで意味のない礼儀、いわゆる虚礼などは廃れていくのが当然でしょう。平成が終わって新元号となったとき、それらの虚礼は一気に消え去ります。もちろん、結婚式や葬儀、七五三や成人式などは消えてはならないものです。それらは「こころ」を豊かにする「かたち」であり、それらを守るのが、わたしたち冠婚葬祭互助会の使命です。

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互助会も大きく変わる!

 

とはいえ、冠婚葬祭互助会そのものも変わります。
結婚式・葬儀以外のそれらの新型サービスを会員のニーズやウオンツをつかんでそれを形にしたとき、互助会は新しい共同体としての姿を浮き彫りにできる。そのように、わたしは信じています。
いま、七五三も成人式も結婚式も、そして葬儀も大きな曲がり角に来ています。現状の冠婚葬祭が日本人のニーズに合っていない部分もあり、またニーズに合わせすぎて初期設定から大きく逸脱し、「縁」や「絆」を強化し、不安定な「こころ」を安定させる儀式としての機能を果たしていない部分もあります。

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新時代の互助会をめざそう! 

 

いま、儀式文化の初期設定に戻りつつも、アップデートの実現が求められています。「無縁社会」が叫ばれ、生涯非婚に孤独死や無縁死などが問題となる中、冠婚葬祭互助会の持つ社会的使命はますます大きくなります。いまや全国で2000万人を超える互助会員のほとんどは高齢者であり、やはり孤独死をなくすことが互助会の大きなテーマとなっているのです。わが社が行っている「隣人祭り」をはじめとした隣人交流イベント、グリーフケア・サポート、さらには見回りや買い物支援など、そして婚活サポートなども互助会に求められてきます。

f:id:shins2m:20190125105727j:plain新しき時代を迎へて日の本とわれらの社ともに栄えん

 

将来的に、互助会が進むべき姿は、「互助会4.0」です。これは結婚をプロデュースし、孤独死自死をなくす互助会です。この互助会4.0のめざすところは「結婚は最高の平和である」「死は最大の平等である」というわが社の理念の実現です。「結婚をプロデュースする」とは、いわゆる「婚活」のことですが、もともと、夫婦こそは「世界で一番小さな互助会」であると言えます。これらを実現することこそ、わが社の大きなミッションです。相互扶助の心と人生を肯定する冠婚葬祭は永久に不滅です。「新しい時代を高い志で切り拓いてゆきましょう!」と述べてから、わたしは「新しき時代(とき)を迎へて 日の本とわれらの社 ともに栄えん」という道歌を披露し、盛大な拍手の中を降壇しました。

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各種の表彰を行いました

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心をこめて表彰状をお渡ししました

 

続いて、各種の表彰式が行われました。
これがないと祝賀式典ではありません。
最初に資格取得者表彰を行いました。
まずは、「1級葬祭ディレクター合格者」表彰として、中央紫雲閣の大城エリカさん。続いて、優績者表彰の「年間情報売上」表彰として、東部営業所の玉城正子さん。「年間最優秀賞」として、営業推進部のテレホン営業所。さらには「サンレーおもてなし賞」として、マリエールオークパイン那覇の東久美子さん。それぞれの対象者には金一封やトロフィーを添えて表彰状をお渡ししました。おめでとうございます!

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決意表明のようす

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しっかりと受け取りました

 

続いて、「部門別決意表明」です。
営業推進部の瀬名波部長、八重山ブロックの下野ブロック長、冠婚営業部の崎山支配人、紫雲閣事業部の新城部長代理がそれぞれの決意を読み上げました。そして、最後に沖縄本部を代表して黒木事業部長が決意書を渡してくれました。

f:id:shins2m:20190125111513j:plain和のこえ

f:id:shins2m:20190125111539j:plain最後は、もちろん一同礼!


最後は、全員で「和のこえ」を紫雲閣事業部の中部地区の前原支配人が音頭を取り、進発式がめでたく終了。サンレー名物の「和のこえ」で全員の心が1つになりました。

 

2019年1月25日 一条真也

東京から沖縄へ!

一条真也です。
24日、赤坂見附のホテルで目覚めたわたしは、朝食を取ってから羽田空港に向かいました。そこからANA471便で那覇へ飛びました。

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羽田空港にて

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登場したANA417便

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機内では読書しました

地上最大の行事 万国博覧会 (光文社新書)

地上最大の行事 万国博覧会 (光文社新書)

 

 

機内では昼食を取って、読書をしました。
『地上最大の行事 万国博覧会堺屋太一著(光文社新書)という本ですが、非常に面白かったです。前日読んだ『オリンピックと東京改造』川辺謙一著(光文社新書)と併せて、五輪と万博という二大イベントおよび、東京と大阪の二大都市についてよく知ることができました。

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機内のようす

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窓から雲海が見えました

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沖縄の海が見えました

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那覇空港に到着しました

 

機内では窓から見える雲海を眺めながら、考え事をしたりもしました。那覇空港に到着するときにはエメラルドグリーンの海も見ることができました。
那覇の気温は19度で、暖かかったです。その夜はサンレー沖縄の幹部のみなさんと国際通りの居酒屋で会食しました。

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二次会の後、ソーキそばを食べました

f:id:shins2m:20190124220504j:plain夜更けにガッツリ食べる罪悪感がたまりません!

 

二次会はいつものようにカラオケで、たくさん歌って小腹が空いたので、ソーキそばを食べました。夜更けにガッツリ食べる罪悪感がたまりません!(苦笑)
明日はサンレー沖縄の新年祝賀式典および新年祝賀会に参加します。もちろん「まつり」と「勝手にシンドバッド」も歌います♪ 新春ツアーも明日の沖縄で最後です。

 

2019年1月24日 一条真也

新型iPhone   

一条真也です。
24日、東京から沖縄に入ります。翌25日は、サンレー沖縄の新年祝賀式典および新年祝賀会に参加します。
さて、今年になって、iPhoneを新しい機種に変えました。iPhone XS Maxです。スクリーンが45%も大きくなって、動画などが見やすくなりました。バッテリーの持続時間も長くなって助かります。地元の百貨店の井筒屋であらかじめ購入しておいたケースとの相性もバッチリです!

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ケースは事前に井筒屋で購入

 

イヤホンが旧タイプのようにコードレスのAir Dropsだけでなく、コード付きが復活したのも嬉しいです。わたしは耳の穴が小さいので、Air Dropsではいつも落としてしまって不便でした。iPhoneのイヤホンをコードレスにしたことはアップル社の最大の失敗であるとさえ思っていました。でも、コード付きイヤホンが復活したので、これで安心して、大好きなサザンオールスターズ矢沢永吉北島三郎の名曲を楽しむことができます。

f:id:shins2m:20190123090225j:plainコード付きイヤホン復活が嬉しい!

 

それにしても、iPhoneなどというモノを発明したスティーブ・ジョブズは偉大だと、つくづく思います。ブログ『the four GAFA』で紹介した本の第3章「アップル――ジョブズという教祖を崇める宗教」では、「聖と俗と」として、著者のスコット・ギャロウェイは「物体がスピリチュアルな目的に使われるとき、それが神を崇めるものとして神聖視されることはよくある。スティーブ・ジョブズイノベーション・エコノミーのキリストとなった。彼の輝かしい偉業であるiPhoneは彼を崇めるための道具となって、他の物体やテクノロジーの上位にたてまつられている」と述べます。

 

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

 

 

さらに、スコット・ギャロウェイはアップルの挑戦について、「21世紀最初の10年、ジョブズがアップルに帰還したのち、同社はビジネス史上最大のイノベーションに乗り出した。その10年でアップルは世界を揺るがし続けた。1000億ドル規模の新たなカテゴリーを生み出す製品やサービスを次々と打ち出したのだ。それがiPod、iTunes、アップルストア、iPhone、iPadである。このようなものはそれまで存在しなかった」と述べています。

 

そう、iPhoneは稀代のイノベーターとして歴史に名を残したスティーブ・ジョブズが創業したアップル社の製品です。ジョブズについては、以下のブログ記事を参考にされて下さい。ブログ「スティーブ・ジョブズの志」ジョブズへの追悼メッセージ)、ブログ『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(カーマイン・ガロの著書の書評)、ブログ『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』(カーマイン・ガロの著書の書評)、ブログ『スティーブ・ジョブズ』ウォルター・アイザックソンの著書の書評)。

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一条人形も大喜び!

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自分の分身として、大切に使います!

 

2019年1月24日 一条真也拝 

全互協新年行事  

一条真也です。
東京に来ています。22日は亀戸の「アンフェリシオン」で全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の新年行事が開催されましたが、翌23日も同所で一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の新年行事が行われました。

f:id:shins2m:20190123102527j:plainアンフェリシオンの入口

f:id:shins2m:20190123214016j:plainアンフェリシオンの入口前で

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副会長として理事会に参加

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新春講演会のようす

 

この日、同所で11時30分から正副会長会議、12時40分から歴代会長と正副会長等との懇談会が開かれました。また、13時40分から第45回理事会、15時10分からは新春講演会が開催されました。講演会は、中小企業庁による「事業継承税制について」、および三田労働基準監督署による「働き方改革関連法について」の二本立てで、大変勉強になりました。この日、わたしは開始時間を間違えて10時過ぎには到着していたので、1日が長かったです。(苦笑)

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新年賀詞交歓会で挨拶する全互協の山下会長

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鏡割りに参加しました(撮影:志賀司)

f:id:shins2m:20190123221931j:plain勢いよく鏡割りをしました(撮影:志賀司)

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カンパ~イ!(撮影:志賀司)

 

そして、17時から新年賀詞交換会が開催されました。多くの国会議員の先生方もお越し下さり、御挨拶を頂戴した後、みなさんで鏡割りをしていただきました。鏡割りには、わたしも副会長として参加させていただきました。身の引き締まる思いでした。最後は、齋藤前会長の中締めの挨拶と一本締めで約2時間の新年賀詞交歓会は幕を閉じました。

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新年賀詞交歓会にて(撮影:舘祐司)

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ブロガーの舘さんと

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最後は、齋藤前会長の一本締めで

 

明日は沖縄に飛んで、明後日はサンレー沖縄の新年祝賀式典および新年祝賀会に参加します。祝賀会ではエイサー隊も出動すると聞いていますので、とても楽しみです。もちろん、「まつり」と「勝手にシンドバッド」も歌います♪ 
沖縄が新春全国ツアーの最終地となります。(笑)

 

2019年1月23日 一条真也拝 

全互連新年行事   

一条真也です。
22日、スターフライヤーに乗って、今年初の東京出張をしました。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の新年行事に参加するためで、会場は亀戸の「アンフェリシオン」です。

f:id:shins2m:20190122134748j:plainアンフェリシオンの入口前で

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前会長として理事会に参加しました

 

14時から理事会が開かれました。理事会冒頭の会長挨拶では、「平成最後の正月を迎えましたが、『年賀状じまい』などという言葉も聞かれました。新しい時代が来ると、多くの慣習が消えると予測されます。しかし、『こころ』を豊かにする『かたち』である冠婚葬祭という文化をなくしてはなりません。どうか、この1年もみんなで力を合わせて頑張りましょう。よろしくお願いいたします!」と述べました。

f:id:shins2m:20190122154037j:plain経営者研究会のようす

 

理事会終了後、15時30分からは「経営者経営研究会」が開催されました。講師はエイチームライフスタイル社長の間瀬文雄氏で、テーマは「何時の時代になっても成長し続けるブレない組織を作る」でした。日頃から関心のあるテーマでしたので、大変勉強になりました。キーワードは「幸福」でした。

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新年賀詞交換会で乾杯の音頭を取りました

 

17時からは新年賀詞交歓会でした。杉山会長の挨拶の後、全互協の山下会長、互助会保証の寺坂社長の来賓挨拶を頂戴し、それから、わたしが乾杯の音頭を取りました。

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昨年の紅白に言及しました

 

登壇したわたしは、「昨年の紅白歌合戦を御覧になりましたか。近年稀に見る素晴らしい紅白でした。サザンオールスターズ北島三郎さんの絡みには感動しました。新時代が来ると、あらゆる古いものが『もう不要では?』と言われます。紅白もきっとその危機感を抱いていたのでしょう。昨年の紅白は、北島三郎の『まつり』とサザンの『勝手にシンドバッド』で盛り上がりましたが、わたしも会社の新年祝賀会でその2曲を歌いました」

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カンパ~イ!

 

続いて、わたしは「新元号になって、『もう不要では?』と言われる筆頭が冠婚葬祭です。今年はわれわれにとっても正念場です。全互連の『こころ』を1つにして、儀式という『かたち』を守りましょう!」と言ってから乾杯しました。

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料理がすべて美味しかったです

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特に、国産ステーキ&フォワグラが絶品でした

 

乾杯後は楽しい歓談の時間となりました。アンフェリシオンの美味しい料理も堪能しました。特に、ステーキが絶品でした。最後は複雑な演出の末に、大石副会長による中締めの挨拶&一本締めでフィナーレを迎えました。

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大石副会長による中締めのようす

 

全互連は、冠婚葬祭互助会業界の保守本流であります。今年横須賀で互助会が誕生して70年目の記念すべき年です。昨年6月には、わが社の拠点の1つである沖縄で第60回総会が開催されました。「縁」や「絆」の重要性が叫ばれている今こそ、地域社会に深く根差した全互連各社の役割は大きいと思います。素晴らしい仲間たちのいるわたしは本当に幸せです。その帰り、亀戸から総武線で四ッ谷に出ると、上智大学の上空に見事な満月が上っていました。

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四ッ谷の上空に浮かぶ満月

 

2019年1月22日 一条真也拝