沖縄祝賀式典

一条真也です。
沖縄に来ています。今朝はシークワサ―・ジュースを飲みながら、「琉球新報」をゆっくり読みました。やはり地元紙を読むと、沖縄の「いま」がよくわかります。

f:id:shins2m:20190125102916j:plain新年祝賀式典のようす

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入場のようす

 

25日の午前中、サンレー沖縄の新年祝賀式典を行いました。会場は、マリエールオークパイン那覇4Fの「ムーンライト」でした。さまざまな部署から、総勢200名以上が参集しました。

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勇壮なふれ太鼓

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全員で「S2M宣言」を唱和

 

司会は、総務課の嶺井さんが務めました。
まず、北部営業所の金城所長による「ふれ太鼓」で開幕。「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、テレホン営業所の小禄所長によって「経営理念」、「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和。

f:id:shins2m:20190125103345j:plainみなさんに新年の挨拶をしました

f:id:shins2m:20190125103402j:plain社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。
わたしは、以下のような話をしました。
平成31年、2019年の新しい年を社員のみなさんとともに迎えることができて、幸せを感じています。今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。おかげさまで、サンレーグループは昨年、過去最高の業績で終わることができました。わたしは2001年に社長に就任しましたが、ようやく18年目にして大きな目標を達成することができ、感無量です。これもひとえに、毎日頑張っていただいているみなさんのおかげだと、心より感謝しています。

f:id:shins2m:20190125103435j:plainサンレーグループはますます発展します! 

 

サンレーグループはますます発展します。
今年の元旦も、門司にある皇産霊神社で初詣をしました。そのとき、初日の出も拝みました。見事な朝陽でした。最初は青浜の海にゆっくりと顔を出した真紅の太陽は、姿を見せるやいなや一気に加速して上昇していきました。太陽の光とは、英語でSUNRAYです。見事な初日の出は、今年のサンレー大躍進を予告しているように思いました。

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平成の終わりにあたって

 

さて、今年は平成の最後の年です。ここにおられるみなさんの人生においても、平成はいろんな出来事があったでしょう。かくいうわたしも平成元年に結婚し、平成5年に長女が生まれ、平成11年に次女が生まれました。そして、平成13年に社長に就任しました。その思い出に溢れる平成があと4ヵ月足らずで終わります。今年の4月30日に今上天皇は退位され、翌5月1日に改元となります。新しい時代の訪れで、あらゆるものが変化することでしょう。今年も多くの方々から年賀状をいただきましたが、文面に「紙の年賀状は今年限りとさせていただきます」というものがたくさんありました。いわゆる「年賀状じまい」です。

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あらゆるものが変化する!

 

「もう新しい時代が来るのだから、古い習慣は終わりにしよう」という考え方が広まってきています。年賀状の他にも、さまざまな礼儀やビジネスマナーをムダだと感じている人が増えてきているようです。VRエヴァンジェリストのGOROmanさんが書いた電子書籍『マッハ新書 - 礼儀2.0』がネット上で話題となっていますが、それによれば、20代~40代前半の人たちの多くが、礼儀の定義が変わってきていると考えているそうです。古い礼儀は「相手を重んじる。自分の時間を犠牲にし、時間を相手のために使う。直接会う。スーツなど服装をわきまえる」でしたが、新しい礼儀は「相手の時間を奪わないようにする(電話しない、リモートで済むものはリモート)」のだそうです。

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互助会の使命とは?

 

たしかに、礼儀というものはアップデートします。世の中、変えてもいいものと変えてはいけないものとがありますが、窮屈なばかりで意味のない礼儀、いわゆる虚礼などは廃れていくのが当然でしょう。平成が終わって新元号となったとき、それらの虚礼は一気に消え去ります。もちろん、結婚式や葬儀、七五三や成人式などは消えてはならないものです。それらは「こころ」を豊かにする「かたち」であり、それらを守るのが、わたしたち冠婚葬祭互助会の使命です。

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互助会も大きく変わる!

 

とはいえ、冠婚葬祭互助会そのものも変わります。
結婚式・葬儀以外のそれらの新型サービスを会員のニーズやウオンツをつかんでそれを形にしたとき、互助会は新しい共同体としての姿を浮き彫りにできる。そのように、わたしは信じています。
いま、七五三も成人式も結婚式も、そして葬儀も大きな曲がり角に来ています。現状の冠婚葬祭が日本人のニーズに合っていない部分もあり、またニーズに合わせすぎて初期設定から大きく逸脱し、「縁」や「絆」を強化し、不安定な「こころ」を安定させる儀式としての機能を果たしていない部分もあります。

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新時代の互助会をめざそう! 

 

いま、儀式文化の初期設定に戻りつつも、アップデートの実現が求められています。「無縁社会」が叫ばれ、生涯非婚に孤独死や無縁死などが問題となる中、冠婚葬祭互助会の持つ社会的使命はますます大きくなります。いまや全国で2000万人を超える互助会員のほとんどは高齢者であり、やはり孤独死をなくすことが互助会の大きなテーマとなっているのです。わが社が行っている「隣人祭り」をはじめとした隣人交流イベント、グリーフケア・サポート、さらには見回りや買い物支援など、そして婚活サポートなども互助会に求められてきます。

f:id:shins2m:20190125105727j:plain新しき時代を迎へて日の本とわれらの社ともに栄えん

 

将来的に、互助会が進むべき姿は、「互助会4.0」です。これは結婚をプロデュースし、孤独死自死をなくす互助会です。この互助会4.0のめざすところは「結婚は最高の平和である」「死は最大の平等である」というわが社の理念の実現です。「結婚をプロデュースする」とは、いわゆる「婚活」のことですが、もともと、夫婦こそは「世界で一番小さな互助会」であると言えます。これらを実現することこそ、わが社の大きなミッションです。相互扶助の心と人生を肯定する冠婚葬祭は永久に不滅です。「新しい時代を高い志で切り拓いてゆきましょう!」と述べてから、わたしは「新しき時代(とき)を迎へて 日の本とわれらの社 ともに栄えん」という道歌を披露し、盛大な拍手の中を降壇しました。

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各種の表彰を行いました

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心をこめて表彰状をお渡ししました

 

続いて、各種の表彰式が行われました。
これがないと祝賀式典ではありません。
最初に資格取得者表彰を行いました。
まずは、「1級葬祭ディレクター合格者」表彰として、中央紫雲閣の大城エリカさん。続いて、優績者表彰の「年間情報売上」表彰として、東部営業所の玉城正子さん。「年間最優秀賞」として、営業推進部のテレホン営業所。さらには「サンレーおもてなし賞」として、マリエールオークパイン那覇の東久美子さん。それぞれの対象者には金一封やトロフィーを添えて表彰状をお渡ししました。おめでとうございます!

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決意表明のようす

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しっかりと受け取りました

 

続いて、「部門別決意表明」です。
営業推進部の瀬名波部長、八重山ブロックの下野ブロック長、冠婚営業部の崎山支配人、紫雲閣事業部の新城部長代理がそれぞれの決意を読み上げました。そして、最後に沖縄本部を代表して黒木事業部長が決意書を渡してくれました。

f:id:shins2m:20190125111513j:plain和のこえ

f:id:shins2m:20190125111539j:plain最後は、もちろん一同礼!


最後は、全員で「和のこえ」を紫雲閣事業部の中部地区の前原支配人が音頭を取り、進発式がめでたく終了。サンレー名物の「和のこえ」で全員の心が1つになりました。

 

2019年1月25日 一条真也