新年夜間初例会

一条真也です。
7日は七草粥を食べる日ですね。
これは年中行事とされていますが、 小倉ロータリークラブの年中行事が新年夜間初例会です。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止でしたが、今年は無事に開催されました。会場は、例年通りに 松柏園ホテルです。わたしは、出張から戻ったその足で参加しました。久々の新年会とあって60名近くが参加し、大盛況となりました。

f:id:shins2m:20220107210901j:plain松柏園ホテルの夜の外観

f:id:shins2m:20220107183232j:plain小倉ロータリークラブの新年神事のようす

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一同拝礼!

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最後列で参列しました

例会に先立って、神事を行いました。例年はホテル内にある神社「顕斎殿」にメンバーが集って新年の祈願を行うのですが、感染防止のためにバンケットに会場を移して行いました。この日は、皇産霊神社の瀬津神職が神事を執り行って下さいました。いつも、わたしは「月次祭」などで会社の神事には参加しています。しかし、ロータリアンとして参加する神事はいつもと違った趣がありました。

f:id:shins2m:20220107185310j:plain最初に国歌とロータリーソングを歌いました♪

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杣会長の「会長の時間」

 

その後、場所を松柏園ホテルの大広間に移して、例会が開催されました。杣会長の点鐘に続き、国歌「君が代」とロータリーソング「奉仕の理想」が歌いました。ソングリーダーは、ご存知、二村会員でした。久々に国歌とロータリーソングを歌うと、身の引き締まる思いがいたします。その後は杣会長による「会長の時間」がありました。続いて「ニコニコ献金」で、何人かの方がニコニコされました。わたしも「あけまして、おめでとうございます。本日は松柏園ホテルを御利用いただき、誠にありがとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします」と書いて、貧者の一灯をともしました。

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合馬SAAの名司会!

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大いに盛り上がりました!

 

最後に、杣会長の点鐘で例会が終了しました。それから、華やかに新年会がスタートしました。新年会は大いに盛り上がり、みなさん、お酒もたくさん飲まれました。何人もの方から「松柏園の料理は本当に美味しいですね」と言っていただき、ありがたかったです。しばらくして、「年男」「還暦祝い」の時間となり、年男のみなさんが祝われました。例年、還暦者は赤いパンツを被ります。

f:id:shins2m:20220107194702j:plain新年夜間初例会のようす

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年男が全員集合!

最後は、次年度会長が中締めの音頭を取られました。それから、参加者全員が集まって記念撮影をしました。こうやって一同に会してみると、じつに錚々たるメンバーです。今夜は、気の置けない仲間のみなさんと楽しい夜を過ごしました。全国的に「第6波」の到来が叫ばれており、福岡県もいつまた緊急事態宣言になるかもしれません。この夜の楽しい時間が「ひととき」のものにならないことを心から願っています。

f:id:shins2m:20220107195322j:plain松柏園ホテルのロビーで

f:id:shins2m:20220107181155j:plain松柏園ホテルの正月飾りの前で

 

2022年1月7日 一条真也

感染大爆発の沖縄を脱出!

一条真也です。
いま、飛行機の機内です。
7日、沖縄県新型コロナウイルスの新たな感染者が1400人を超える見込みだと発表しました。

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ヤフーニュースより

今や日本の「第6波」の入口になった感のある沖縄ですが、前日の981人を大幅に上回り、連日の過去最多更新となります。東京の人口に換算すると、なんと1万4000人という異常事態です。県は政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請しています。

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那覇空港にて

f:id:shins2m:20220107123457j:plain那覇空港にて

 

今朝、那覇のホテルで目覚めましたが、感染を恐れてホテルの朝食会場には行かず、前日コンビニで買っておいた野菜ジュースと梅おにぎりを食べました。ブログ「七草粥」で紹介したように、今日は人日の節句なので本当は七草粥が食べたかったのですが、仕方ありません。自宅で長女が作り置きしてくれているので、帰ってから食べます。

f:id:shins2m:20220107130609j:plain機内では、下にスーパーマスクを

f:id:shins2m:20220107130711j:plainその上から紫の不織布マスクで完全防衛!

 

この日は不織布マスクを二重にしてホテルから那覇空港に向かい、13時発のANA1209便に搭乗し、福岡空港に向かいました。そして、14時40分に無事に福岡空港に到着しました。それにしても、わが社の沖縄の会員様や社員のみなさんが心配です。どうか1日も早く新規感染者数が減少しますように・・・・・・。

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福岡空港に到着しました
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福岡空港の前で

 

2022年1月7日 一条真也

七草粥

一条真也です。
1月7日は人日(じんじつ)の節句です。その行事食が「七草粥」。その日の朝に「春の七草」が入ったお粥を食べると、1年間を無病息災で過ごせるとされています。

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春の七草は、歌でおなじみ「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の7種です。お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労り、冬に不足しがちなビタミンも補える、理にかなったお粥ですね。じつは、日本の年中行事は、日本人が心身ともに健康で幸福に暮らしていくための知恵の宝庫です。民俗学者折口信夫はそれを「生活の古典」と呼びました。わたしたちも「生活の古典」を大切にしたいものですね。七草粥の力が、オミクロンの脅威に対抗してくれることを願っています。

 

 

2022年1月7日 一条真也

さらば、怒涛の怪力!

一条真也です。
7日、沖縄の那覇のホテルで目が覚めました。昨日、沖縄の新型コロナウイルスの新規感染者が981人と過去最多を記録しました。東京の人口に換算すると、なんと1万人以上になります。わが社の会員様や社員のみなさんが心配ですが、この日、福岡に帰ります。

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亡くなったストロング小林さん

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ヤフーニュースより

 

さて、元プロレスラーのストロング小林さん逝去のニュースには驚きました。近しい関係者によれば小林さんは昨年末に都内の病院で亡くなったそうです。死因は不明ですが、81歳でした。小林さんは1966年に国際プロレスに入門。翌67年に日本初の覆面レスラー「覆面太郎」としてデビューしました。68年から素顔に戻り、国際プロレスのエースとして活躍。モンスター・ロシモフと名乗っていた若き日のアンドレ・ザ・ジャイアントとも激闘を繰り広げました。昭和を代表するプロレスラーでした。


小林さんは現在闘病中のアントニオ猪木さんと「昭和の巌流島」と呼ばれる名勝負を繰り広げたことで知られます。この試合について書かれた名著が、ブログ『昭和プロレス禁断の闘い』で紹介した福留祟広氏の著書です。「『アントニオ猪木ストロング小林』が火をつけた日本人対決」というサブタイトルがついた430ページの力作で、とても読み応えがありました。

 

 

この本の「禁断の扉から始まる物語 『まえがき』にかえて」で、著者は「この国で行われた、団体の枠を超える初めての日本人によるトップ同士の対決は、昭和29(1954)年12月22日、蔵前国技館で対戦した『力道山木村政彦』だった。試合は、力道山が木村の顔面を蹴り上げてKOする凄惨な結末で幕を閉じた。この試合をきっかけに、日本人対決は、長く封印され、いつしか『やってはいけないこと』すなわち『禁断』と呼ばれるようになる。この『禁断』の扉を開けたのが昭和49(1974)年3月19日、蔵前で闘った『アントニオ猪木ストロング小林』だった」と書いています。


小林さんは74年2月に国際プロレスを退団し、一時的に東京スポーツ新聞社の所属レスラーとなりました。同年3月に新日本プロレス蔵前国技館で猪木さんの持つNWF世界ヘビー級王座に挑戦。ジャーマンスープレックスで敗れましたが、当時としては異例の日本人選手同士・団体エース同士のタイトルマッチは高い注目を集めました。


その後は「怒涛の怪力」のニックネームで新日本プロレス、WWWFなどで活躍し、84年に引退。引退後は「ストロング金剛」の芸名でタレントとしても活躍。芸能活動引退後は脊髄損傷の重傷を負い、数年前から寝たきりの生活を送っていることが明かされていました。小林さんの御冥福を心よりお祈りいたします。合掌。


2022年1月7日 一条真也

沖縄記念式典 

一条真也です。沖縄に来ています。
今朝の那覇は曇りで、気温は20度くらいでした。ホテルの朝食会場に行くと、中に入れない宿泊客が長蛇の列を作っており、驚きました。やっと中に入ると、バイキングで芋洗い状態。沖縄の感染拡大の原因は米軍基地だけではないなと確信しました。早急に観光客の流入を制限すべきだと思います。当然のことながら「Go To  トラベル」の再開など論外であり、とんでもないことです!

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マリエールオークパイン那覇の外観
マリエールオークパイン那覇の前で

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入場のようす

f:id:shins2m:20220106103703j:plain勇壮なふれ太鼓

 

7日の午前中、サンレー沖縄の新年祝賀式典を行いました。会場は、マリエールオークパイン那覇4Fの「ムーンライト」です。例年は各部署から総勢200名以上が参集するのですが、今年はコロナ対策もあって少なめで、約100人です。もちろん、ソーシャルディスタンスには万全に配慮をしています。朝、現地に行くと、多くの社員から「あけまして、おめでとうございます。ご長女様のご結納、次女様のご内定、誠におめでとうございます!」と言われ、驚きました。北陸と同じく、沖縄にも「礼」の精神が生きていることを知りました。

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最初は、もちろん一同礼!

f:id:shins2m:20220106103857j:plain全員で社歌を斉唱♪

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沖縄の康弘社長とともに

f:id:shins2m:20220106104149j:plain全員で「S2M宣言」を唱和

 

司会は管理部の横木部長が務めました。まず、中央紫雲閣の島袋支配人による「ふれ太鼓」で開幕。「開会の辞」に続いて全員で社歌を小声で斉唱し、第二営業ブロックの小禄ブロック長によって「経営理念」、「S2M宣言」が読み上げられ、全員で小声で唱和しました。

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f:id:shins2m:20220106105351j:plain社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。
わたしは、以下のような話をしました。
あけまして、おめでとうございます!
2022年の新しい年をみなさんと一緒に迎えることができ、たいへん嬉しく思います。新型コロナウィルスの感染拡大は冠婚葬祭業界にとってはまさに業難でした。この試練の2年を耐え抜き、闘い抜き、わが社はなんとか昨年も黒字で終えられました本当に、ありがたいことです。みなさんのおかげです。心より感謝を申し上げます。どうか、この前代未聞の2年間を生き抜いたことに誇りを持って下さい。そして、近い将来に必ず業績を元に戻しましょう!

f:id:shins2m:20220106104505j:plainサービス業からケア業へ

 

サンレーは、サービス業からケア業への進化を図っています。そこでは縦の関係(上下関係)である「サービス」から横の関係(対等な関係)である「ケア」の本質と違いを理解することが重要になります。学生のアルバイトに代表されるようにサービス業はカネのためにできますが、医療や介護に代表されるようにケア業はカネのためにはできません。特に、無縁社会に加えてコロナ禍の中にある日本において、あらゆる人々の間に悲嘆が広まりつつあり、それに対応するグリーフケアの普及は喫緊の課題です。

f:id:shins2m:20220106104946j:plainわが社の社会貢献事業について

 

最近、わが社の社会貢献事業が多大な注目を集めています。わが社の大志、すなわちサンレーズ・アンビションが次々に「かたち」となっており、話題を集めているのです。まず、わが社では今年から児童養護施設に入居している新成人に晴れ着などを提供し、記念の写真を撮影する取り組みを始めました。昨年12月4日、北九州市児童養護施設で暮らす新成人2人が 松柏園ホテルを訪れて晴れ着を選びました。今年1月9日に行われる北九州市の成人式式典には、この晴れ着で出席する予定です。また、わが社は同様に経済的理由から七五三の晴れ着撮影ができない北九州市内の6児童養護施設の児童に対しても、今年から晴れ着の提供を呼びかけ、計28人の児童が七五三の晴れ着姿を撮影しました。きっと、児童たちによって良い思い出になったことでしょう。

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互助会はソーシャル・ビジネスである!

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熱心に聴く人びと

 

さらに、12月7日、わが社が指定管理者を務める天然温泉「ふるさと交流館 日王の湯」(田川郡福智町神崎)で「子ども食堂」を開催し、小中学生を無料招待しました。これらの活動は大きな話題となり、全国紙をはじめとしたマスコミ各社からも取材の申し込みが相次ぎました。取材ではよく、「なぜ、このような社会貢献事業をされるのですか?」という質問があります。わたしは、「わが社の本業である冠婚葬祭互助会はソーシャル・ビジネスだからです」とお答えしています。ソーシャル・ビジネスとは、高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、まちづくり、環境保護地域活性化など、地域や社会が抱える課題の解決をミッション(使命)として、ビジネスの手法を用いて取り組むもの。「人間尊重」としての礼の精神を世に広める「天下布礼」の実践です。

f:id:shins2m:20220106105017j:plainすべての人に儀式を提供したい!

 

晴れ着の無料レンタルは、儀式というわが社の本業というべきものの意味と価値を世に広く問うものです。七五三は不安定な存在である子どもが次第に社会の一員として受け容れられていくための大切な通過儀礼です。成人式はさらに「あなたは社会人になった」というメッセージを伝える場であり、新成人はここまで育ててくれた親や地域社会の人々へ感謝をする場です。長寿祝いも含めて、すべての通過儀礼は「あなたが生まれたことは正しい」「あなたの存在と成長をこの世界は祝福している」という存在肯定のセレモニーです。万物に光を降り注ぐ太陽のように、サンレーはすべての人に儀式を提供する志を抱いています。

f:id:shins2m:20220106105109j:plainSDGsと冠婚葬祭について

 

これらわが社の一連の活動は、SDGsにも通じています。SDGsとは「持続可能な開発目標」という意味ですが、要するに社会を持続させるために必要なことを実行するということ。そして、冠婚葬祭互助会は社会を持続させるシステムそのものであると考えます。結婚式は、夫婦を生み、子どもを産むことによって人口を維持する結婚を根底から支える儀式です。一方で葬儀は、儀式とグリーフケアによって死別の悲嘆によるうつ、自死などの負の連鎖を防ぐ儀式です。冠婚業も葬祭業も単なるサービス業ではありません。社会を安定させ、人類を存続させる文化装置です。

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相互扶助について

 

そして、互助会の根本理念である「相互扶助」は、社会の持続性により深く関わります。貧困ゆえに入浴の習慣を知らない小学生がいるという。また、一日に一回しか食事ができない子どもがいるという。その事実を知り、「なんとかしなければ!」と強く思いました。SDGsは環境問題だけではありません。人権問題・貧困問題・児童虐待・・・・・・すべての問題は根が繋がっています。そういう考え方に立つのがSDGsであるわけです。その意味で入浴ができない、あるいは満足な食事ができないようなお子さんに対して、見て見ぬふりはできません。「相互扶助」をコンセプトとする互助会こそはソーシャル・ビジネスであるべきです。

f:id:shins2m:20220106105337j:plain「使命」と「志」が大切だ!

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熱心に聴く人びと

 

コロナ禍という想定外の大事件によって、社会は一変しました。これまでのように「ただ儲ければいい」「ただ売上と利益さえ追求すればよい」という商売の仕方では通用しません。これからの企業に求められるものは「M&A」ではないでしょうか。M&Aの「M」とは「Mission(ミッション)」のことです。そして、「A」とは「Ambition(アンビション)」のことです。すなわち、サンレーの「M&A」は「使命」と「志」のことです。

f:id:shins2m:20220106104704j:plain「幸せになりたい」ではなく「幸せにしたい」

 

会社人として仕事をしていく上で「ミッション」が非常に大切です。ミッション経営とは、社会について考えながら仕事をすることであると同時に、お客様のための仕事を通して社会に貢献することです。要するに、お客様の背後には社会があるという意識を待たなくてはなりません。そして、ミッションと並んで会社人に必要なものが、アンビション、つまり「志」です。志とは何よりも「無私」であってこそ、その呼び名に値します。「自分が幸せになりたい」というのは夢であり、「世の多くの人々を幸せにしたい」というのが志です。夢は私、志は公に通じているのです。自分ではなく、世の多くの人々、「幸せになりたい」ではなく「幸せにしたい」、この違いが重要なのです。

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道歌を披露しました

 

わが社には無縁社会を乗り越え、有縁社会を再生するという志、グリーフケアによって世の人々の悲嘆を軽くするという志、そして冠婚葬祭という儀式で日本人を幸福にするという志があります。すなわち、「 天下布礼」という大志です。今後は、ますます「ハード」よりも「ハート」、つまりその会社の「想い」や「願い」を見て、お客様が選別する時代に入ります。サービス業からケア業へと進化するサンレーは「 天下布礼」の大志を抱きながら、新しい時代を創造していきましょう!」と言ってから、「世の中を続けるための助け合い 礼の社の出番が来たり」という道歌を披露しました。

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f:id:shins2m:20220106110520j:plain訓示する康弘社長

 

次に、サンレー沖縄の佐久間康弘社長が登壇、訓示を行いました。康弘社長は、「『情けは人の為ならず』ということわざがあります。本来は他人に情けをかけておくと、それが巡り巡っていつか自分のためになるという意味を表します。すなわち他者への手助けによって自分にもよい結果がもたらされるという助け合いの関係である互助ネットワークを意味しています。また、ちょっとした人との交わりも偶然ではなく、深い宿縁から生じているという『袖振り合うも他生の縁』ということわざも、誰もが何らかの『縁』で結ばれる関係を示しています」と述べました。

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共感から「互助」が生まれる

 

また、康弘社長は「『縁』を考えるとき『共感』を研ぎ澄ますことが欠かせません。支える人が支えられる人にもなる互助ネットワークは『共感』から生まれます。相互扶助は、地域住民の支え合いと同時にそのつながりを確認する行為でもあります。互助会の普及活動や地域見守り隊への参加、隣人祭りなど地域コミュニティの核となる葬祭会館といった『点』としての互助活動が、『線』としての互助ネットワークをつくり、それが人々の生活を維持する『面』としてのセーフティーネットとなり互助社会が維持されていくのです」と述べました。

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各種表彰のようす

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優績者表彰のようす

 

続いて、各種の表彰式が行われました。最初に資格取得者表彰を行いました。まずは、康弘社長が「グリーフケア士資格認定制度合格者」表彰、続いて「終活コーディネーター資格認定制度合格者」表彰、さらには「お客様対応専門員資格試験合格者」表彰、そして「優績者表彰」を行いました。

f:id:shins2m:20220106112748j:plainサンレーおもてなし賞」の表彰

f:id:shins2m:20220106112849j:plain表彰者との記念撮影

 

続けて、わたしが佐久間会長の代理として、マリエールオークパイン那覇の仲田美香さんに「サンレーおもてなし賞」を表彰いたしました。サービス業からケア業へと進化する冠婚葬祭業は人が宝ですので、この賞を受ける方々はまさに宝の中の宝です。おめでとうございます!

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新成人者を祝って

f:id:shins2m:20220106113331j:plain挨拶する随行

 

その後、男女2人の新成人へ康弘社長が記念品を渡しました。それから、わたしと一緒に沖縄に来た随行者の2人が紹介されました。北九州本部営業推進部の大野ブロック長と浦田紫雲閣&多々良紫雲閣の鶴田支配人です。2人はマイクを持って自己紹介しましたが、これがまた抜群に上手い! 2人とも北九州市の市会議員の選挙に出たら通ると思います。

f:id:shins2m:20220106113800j:plain決意表明のようす

f:id:shins2m:20220106114312j:plain決意表明を読む小久保本部長

f:id:shins2m:20220106114401j:plain決意を受け取る康弘社長

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所感を述べる康弘社長

 

続いて、「部門別決意表明」です。営業推進部の瀬名波部長、八重山ブロックの新里ブロック長、冠婚営業部の﨑山支配人、紫雲閣事業部の新城部長がそれぞれの決意を読み上げました。そして、最後に沖縄本部を代表して小久保本部長が決意書を康弘社長に渡しました。

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最後は「和のこえ」で

f:id:shins2m:20220106114619j:plainこれが「和のこえwithコロナ」だ!

最後は、営業推進部の瀬名波部長による「和のこえ」で祝賀式典がめでたく終了。サンレー名物の「和のこえwithコロナ」で全員の心が1つになりました。オミクロンなんて、なんくるないさー!

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最後は、もちろん一同礼!

f:id:shins2m:20220106115209j:plain退場のようす

f:id:shins2m:20220106114752j:plainサンレー沖縄に幸あれ!

 

この日は恒例の新型コロナウイルスの感染防止のため、祝賀会は中止されました。その代わり、万全の感染対策をした上で少人数での昼食会が開催され、冒頭、わたしが挨拶しました。メニューの最後には大好物の沖縄そばが出ました。大喜びのわたしは、しっかりお代わりしましたとも。なお、この日の沖縄の新規感染者は981人と過去最多を更新しました。東京の人口に換算すると、なんと1万人を超えます。このような日に沖縄にいること自体に不思議な縁を感じます。沖縄の感染者が減少しますように!

f:id:shins2m:20220106124131j:plain昼食会で挨拶しました

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いただきます!

f:id:shins2m:20220106125825j:plain沖縄そばをお代わりしました

 

2022年1月6日 一条真也拝 

感染爆発の沖縄へ! 

一条真也です。
5日は仕事始めでした。9時20分から開始のサンレー本社の本部会議および昼食会を終えてから、わたしは福岡空港へ向かいました。沖縄へ飛ぶためです。もちろん観光やレジャーではありません。仕事です。6日の午前中に開催されるサンレー沖縄の新年祝賀式典へ参加するためです。福岡空港は人でいっぱいでした。

f:id:shins2m:20220105142708j:plain福岡空港の前で

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福岡空港にて

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ANAラウンジで

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青汁を飲みました

f:id:shins2m:20220105145442j:plainANA1209便で那覇空港へ!
 

沖縄県新型コロナウイルスの新規感染者数が爆発的に増加し、5日、623人を数えました。玉城デニー知事は、昨年8月以来の600人超えを受け、「非常に脅威的な数でがくぜんとした。ただ、来るべき者が来たとの気持ちで立ち向かわないといけない」と述べました。なにしろ東京の人口に換算すると、6000人以上となります。沖縄県は6日に対策本部会議を開催し、政府に対して「まん延防止等重点措置」への指定を要請する見通しです。これはまた、大変な時期に沖縄へ向かうことになります。しかしながら、行かないわけにはいきません。わたしは覚悟を決めて、福岡空港からANA1209便に搭乗しました。

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那覇便の案内板

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機内のようす

f:id:shins2m:20220105162109j:plain機内では読書しました

 

沖縄便はほとんど満席でした。機内では、いつものように読書をしました。この日は、『SDGs(持続可能な開発目標)』蟹江憲史著(中公新書)を読みました。SDGsは国連で採択された「未来のかたち」です。健康と福祉、産業と技術革新、海の豊かさを守る等、経済・社会・環境にまたがる17の目標を2030年までに達成することを求めています。「だれ一人取り残されない」ために目標を設定し、取組方法は裁量に任されているのが特徴です。同書では、ポスト・コロナ時代に、企業・自治体、そして我々個人はどう行動すべきか、第一人者がSDGsの本質を解き明かしています。

f:id:shins2m:20220105155138j:plain機内の窓から雲海が見えました

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地球を感じました

 

機内の窓からは雲海がよく見えました。地平線もよく見えました。ちょうど、SDGsの本を読んでいたこともあり、わたしたちの住む惑星のことを想像しました。ZOZO創業者の前澤友作氏のように宇宙空間には行けなくとも、ANAの機内の窓から「地球」を大いに感じました。

f:id:shins2m:20220105170739j:plain沖縄本島が見えてきました!

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那覇空港に到着しました

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1年ぶりにやって来ました!

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謹賀新年!

 

那覇空港に着くと、暖かい空気が身体を包み込みました。福岡の気温は8度でしたが、那覇は22度もありました。なんでも気温差というのは心臓に負担をかけるそうで、それは寒い場所から暖かい場所へ行くのも同じだそうです。福岡空港に負けないぐらい、那覇空港も人でいっぱいでした。ふと、わたしは一昨年の緊急事態宣言時に沖縄を訪れてバッシングされた石田純一山田孝之新田真剣佑といった芸能人たちの顔が浮かび、いるはずもないのに彼らの姿を探してしまいました。(笑)沖縄に来たのはじつに1年ぶりですが、サンレー沖縄の小久保本部長と横木部長が迎えに来てくれました。

 

2022年1月6日 一条真也

新年祝賀式典  

一条真也です。
みなさん、良い正月を過ごされましたか?
1月4日、松柏園ホテルにおいて、サンレーの新年祝賀式典が万全のコロナ対応スタイルで行われました。わたしは西陣織の銀色の祝賀用マスクを着けて参加しました。

f:id:shins2m:20220104113255j:plain松柏園ホテルにて

f:id:shins2m:20220104100557j:plain新年祈願祭のようす

f:id:shins2m:20220104100453j:plain万全のコロナ対応スタイルで

f:id:shins2m:20220104101620j:plain柏手を打つ佐久間会長

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玉串を拝受しました

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神前に拝礼しました

式典に先立って、松柏園ホテルの顕斎殿で新年祈願祭の神事を行いました。コロナ後のニューノーマル仕様で、コロナ以前よりも人数を減らしてソーシャルディスタンスに配慮し、マスクを着用した上での神事です。わが社の守護神である皇産霊大神を奉祀する皇産霊神社の瀬津神職が神事を執り行って下さいました。佐久間進会長に続き、わたしも玉串奉奠を行いました。

f:id:shins2m:20220104134046j:plain会長とともに第一会場に入場!

f:id:shins2m:20220104103011j:plain勇壮な「ふれ太鼓」

f:id:shins2m:20220104103048j:plain最初は、もちろん一同礼!

f:id:shins2m:20220104134226j:plain第二会場でも一同礼!

f:id:shins2m:20220104103347j:plain小声で社歌を斉唱♪

f:id:shins2m:20220104103701j:plain「経営理念」「S2M宣言」を小声で唱和

 

例年は500名を超える社員が参加しますが、昨年同様に今年も半数以下に制限して、「新年祝賀式典」が開催されました。また、新館ヴィラルーチェに第二会場も用意しました。最初に、佐久間会長とわたしが第一会場に入場しました。まず、北九州紫雲閣の緒方支配人による「ふれ太鼓」で幕を明け、総務部の國行部長による「開会の辞」に続いて全員でマスクを着けたまま小声で社歌を斉唱し、それから営業推進部の大野ブロック長によって「経営理念」「S2M宣言」が読み上げられ、これも全員で小声で唱和しました。

f:id:shins2m:20220103145256j:plain「年頭所感2022年 」の表紙

 

参加者全員に配られた年頭所感の表紙の写真は、わたしは撮影したものです。ブログ「太陽と月」で紹介した別府のホテルの客室から撮影した朝日の写真です。右下に小さく「撮影:佐久間庸和」というクレジットが入っています。

f:id:shins2m:20220103145316j:plain「年頭所感2022年 」の会長メッセージ

f:id:shins2m:20220104103916j:plain会長訓示のようす

 

それから、佐久間会長による「会長訓示」です。参加者全員に配られた「2022年 年頭所感」にも詳しく書かれているように、佐久間会長は「新時代の冠婚葬祭互助会を目指そう」として、「昨年、当社は創立55周年の記念すべき年を迎え、新たな節目へと歩みはじめましたが、これはそのまま、本年から当社がアフターコロナの新たな社会を進まなければならないと言い換えることができます」と述べました。

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新年の訓示を述べる会長

 

また、会長は「従来に比べ大きな変革を迎えるであろう新たな社会は、いずれ互助共生社会、すなわち人と人とが相互に手をとりあって助け合い支え合う社会になるでしょうし、異常のような有縁社会を実現しなければ、社会としてのかたちを維持できなくなるのではないかとも考えております。この実現のためには、わたしたち冠婚葬祭互助会は特別な意味を持つことでしょう」とも述べました。

f:id:shins2m:20220103145340j:plain「年頭所感2022年 」の社長メッセージ 

f:id:shins2m:20220104105529j:plain最初に新年の挨拶をしました

f:id:shins2m:20220104134619j:plain第二会場のようす

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社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。最初にみなさんと「あけまして、おめでとうございます」「今年もよろしくお願いいたします」と新年の挨拶をしてから、わたしは以下のような話をしました。令和4年、2022年の新しい年をみなさんと一緒に迎えることができ、たいへん嬉しく思います。新型コロナウィルスの感染拡大は冠婚葬祭業界にとってはまさに業難でした。この試練の2年を耐え抜き、闘い抜き、わが社はなんとか昨年も黒字で終えられました。本当に、ありがたいことです。みなさんのおかげです。心より感謝を申し上げます。どうか、この前代未聞の2年間を生き抜いたことに誇りを持って下さい。そして、近い将来に必ず業績を元に戻しましょう!

f:id:shins2m:20220104105905j:plainサービス業からケア業へ!

 

サンレーは、サービス業からケア業への進化を図っています。そこでは縦の関係(上下関係)である「サービス」から横の関係(対等な関係)である「ケア」の本質と違いを理解することが重要になります。学生のアルバイトに代表されるようにサービス業はカネのためにできますが、医療や介護に代表されるようにケア業はカネのためにはできません。特に、無縁社会に加えてコロナ禍の中にある日本において、あらゆる人々の間に悲嘆が広まりつつあり、それに対応するグリーフケアの普及は喫緊の課題です。

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わが社の社会貢献活動について

 

最近、わが社の社会貢献活動が多大な注目を集めています。わが社の大志、すなわちサンレーズ・アンビションが次々に「かたち」となっており、話題を集めているのです。まず、わが社では今年から児童養護施設に入居している新成人に晴れ着などを提供し、記念の写真を撮影する取り組みを始めました。昨年12月4日、北九州市児童養護施設で暮らす新成人2人が 松柏園ホテルを訪れて晴れ着を選びました。今年1月9日に行われる北九州市の成人式式典には、この晴れ着で出席する予定です。また、わが社は同様に経済的理由から七五三の晴れ着撮影ができない北九州市内の6児童養護施設の児童に対しても、今年から晴れ着の提供を呼びかけ、計28人の児童が七五三の晴れ着姿を撮影しました。きっと、児童たちによって良い思い出になったことでしょう。

f:id:shins2m:20220104105650j:plain日王の湯」の「子ども食堂」について

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熱心に聴く人びと

 

さらに、12月7日、わが社が指定管理者を務める天然温泉「ふるさと交流館 日王の湯」(田川郡福智町神崎)で「子ども食堂」を開催し、小中学生を無料招待しました。これは、日王の湯周辺の福智町内の子どもを招待し、温泉での入浴やレストランでの食事(カレーライスなど)を楽しんでもらう交流の場を設けたものです。2020年12月時点で全国に子ども食堂が5086か所あります。ホテルや旅館で子ども食堂を展開しているケースはありますが、全国的に見ても天然温泉と子ども食堂を合わせて実施している例は珍しいそうです。今後は、原則月1回のペースで開催していく方針で、今年からは毎月第2火曜に行う予定です。

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互助会はソーシャル・ビジネスだ!

 

養護施設への晴れ着の無償提供、温浴施設での子ども食堂開設は大きな話題となり、全国紙をはじめとしたマスコミ各社からも取材の申し込みが相次ぎました。取材ではよく、「なぜ、このような社会貢献事業をされるのですか?」という質問があります。わたしは、「わが社の本業である冠婚葬祭互助会はソーシャル・ビジネスだからです」とお答えしています。ソーシャル・ビジネスとは、高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、まちづくり、環境保護地域活性化など、地域や社会が抱える課題の解決をミッション(使命)として、ビジネスの手法を用いて取り組むものです。「人間尊重」としての礼の精神を世に広める「天下布礼」の実践です。

f:id:shins2m:20220104110345j:plainすべての人に儀式を提供したい!

 

晴れ着の無料レンタルは、儀式というわが社の本業というべきものの意味と価値を世に広く問うものです。七五三は不安定な存在である子どもが次第に社会の一員として受け容れられていくための大切な通過儀礼です。成人式はさらに「あなたは社会人になった」というメッセージを伝える場であり、新成人はここまで育ててくれた親や地域社会の人々へ感謝をする場です。長寿祝いも含めて、通過儀礼とは「あなたが生まれたことは正しい」「あなたの存在と成長をこの世界は祝福している」という存在肯定のセレモニーです。万物に光を降り注ぐ太陽のように、サンレーはすべての人に儀式を提供したいという志を抱いています。

f:id:shins2m:20220104110236j:plain冠婚葬祭こそSDGsだ!

 

わが社の一連の活動は、SDGsにも通じています。SDGsとは「持続可能な開発目標」という意味ですが、要するに社会を持続させるために必要なことを実行するということ。そして、冠婚葬祭互助会は社会を持続させるシステムそのものであると考えます。結婚式は、夫婦を生み、子どもを産むことによって人口を維持する結婚を根底から支える儀式です。一方で葬儀は、儀式とグリーフケアによって死別の悲嘆によるうつ、自死などの負の連鎖を防ぐ儀式です。冠婚業も葬祭業も単なるサービス業ではありません。社会を安定させ、人類を存続させる文化装置です。

f:id:shins2m:20220104111218j:plain「相互扶助」を実現しよう!

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熱心に聴く人びと

 

そして、互助会の根本理念である「相互扶助」は、社会の持続性により深く関わります。貧困ゆえに入浴の習慣を知らない小学生がいるという。また、一日に一回しか食事ができない子どもがいるという。その事実を知り、「なんとかしなければ!」と強く思いました。SDGsは環境問題だけではありません。人権問題・貧困問題・児童虐待・・・・・・すべての問題は根が繋がっています。そういう考え方に立つのがSDGsであるわけです。その意味で入浴ができない、あるいは満足な食事ができないようなお子さんに対して、見て見ぬふりはできません。「相互扶助」をコンセプトとする互助会こそはソーシャル・ビジネスであるべきです。

f:id:shins2m:20220104153745j:plain使命と志を大切に!

 

コロナ禍という想定外の大事件によって、社会は一変しました。これまでのように「ただ儲ければいい」「ただ売上と利益さえ追求すればよい」という商売の仕方では通用しません。これからの企業に求められるものは「M&A」ではないでしょうか。M&Aの「M」とは「Mission(ミッション)」のことです。そして、「A」とは「Ambition(アンビション)」のことです。すなわち、サンレーの「M&A」は「使命」と「志」のことです。

f:id:shins2m:20220104110951j:plainサンレーの大志を果たそう!

 

会社人として仕事をしていく上で「ミッション」が非常に大切です。ミッション経営とは、社会について考えながら仕事をすることであると同時に、お客様のための仕事を通して社会に貢献することです。要するに、お客様の背後には社会があるという意識を待たなくてはなりません。そして、ミッションと並んで会社人に必要なものが、アンビション、つまり「志」です。志とは何よりも「無私」であってこそ、その呼び名に値します。「自分が幸せになりたい」というのは夢であり、「世の多くの人々を幸せにしたい」というのが志です。夢は私、志は公に通じているのです。自分ではなく、世の多くの人々、「幸せになりたい」ではなく「幸せにしたい」、この違いが重要なのです。

f:id:shins2m:20220104111655j:plain道歌を披露しました

f:id:shins2m:20220104111648j:plainスクリーンに映し出された道歌

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第二会場のようす

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道歌を披露して降壇しました

 

わが社には無縁社会を乗り越え、有縁社会を再生するという志、グリーフケアによって世の人々の悲嘆を軽くするという志、そして冠婚葬祭という儀式で日本人を幸福にするという志があります。すなわち、「天下布礼」という大志です。今後は、ますます「ハード」よりも「ハート」、つまりその会社の「想い」や「願い」を見て、お客様が選別する時代に入ります。サービス業からケア業へと進化するサンレーは「 天下布礼」の大志を抱きながら、新しい時代を創造していきましょう!」と言ってから、以下の道歌を披露しました。

 

この世をば続けるための助け合ひ  
  礼の社の出番が来たり 庸軒

 

f:id:shins2m:20220104140308j:plain決意表明のようす

f:id:shins2m:20220104140333j:plain決意表明のようす

 

「社長訓示」の後は、「部門別決意表明」です。営業推進部の小谷部長、冠婚事業部の井口部長代理、紫雲閣事業部の黒木取締役、MS推進部の藤原支配人、企画開発部の山下取締役、経営管理部の槇ゼネラルマネージャー、財務部の久保田部長、総務部の國行部長、株式会社ハートピアの首藤総支配人、株式会社クリーンサンジュウの増野支配人、株式会社オラシオンの柿本ゼネラルマネージャーの計10人がそれぞれの今年の決意を表明しました。

f:id:shins2m:20220104112650j:plain北九州本部長の決意表明

f:id:shins2m:20220104112728j:plain松田常務より決意を受け取る

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武士に二言はありません!

 

最後は、「北九州本部長決意表明」として、新しく就任したばかりの松田常務がサンレー北九州全体の今年の決意を力強く表明しました。松田本部長から決意表明を受け取ったわたしは、「ただ今、みなさんから熱い想いを受け取りました。いま決意を述べたみなさんの顔が凛々しく、まるで武士のようでした。武士は食わねど高楊枝・・・・・・そして、武士に二言はありません。どうか、いま言ったことは必ず実行して下さい。わたしは、みなさんを信じています」と述べました。

f:id:shins2m:20220104113045j:plain和のこえ」で締めました

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これが、和のこえwithコロナだ!

f:id:shins2m:20220104140835j:plainガンバロー!×3回

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第二会場でも、ガンバロー!×3回

f:id:shins2m:20220104113141j:plain最後は、もちろん一同礼!

f:id:shins2m:20220104141141j:plain会長とともに退場しました

 

最後は、手をつながない「和のこえwithコロナ」を小谷部長が音頭を取って行い、新年祝賀式典がめでたく終了。全員の心が1つになりました。その後、一同礼をしてから、わたしは佐久間会長とともに退場しました。オミクロン株の感染防止の意味もあり、例年行われる祝賀会は今年も中止となりました。ということで、いよいよ新しい年がスタートしました。今年も、よろしくお願いいたします!

f:id:shins2m:20220104121421j:plain今年も、よろしくお願いいたします!

 

2022年1月4日 一条真也