名護宮里紫雲閣竣工式 

一条真也です。沖縄に来ています。
25日の朝、那覇のホテルで目を覚ましました。あいにくの雨です。負傷している右手中指をかばいながらモーニング・ルーティーンである腹筋&腕立て伏せをやった後、朝食を取りました。その後、迎えに来た車に乗って完成したばかりの名護宮里紫雲閣へ。今日は、竣工式なのです。

名護宮里紫雲閣の外観

名護宮里紫雲閣の前で


サンレー沖縄の佐久間康弘社長と


サンレー沖縄の黒木昭一取締役と


写真家の安田淳夫さんと


久々にオープンする新施設です

 

この日、11時から竣工清祓神事が行われました。名護宮里紫雲閣の場所は、 沖縄県名護市宮里4丁目14番56号です。 サンレーグループとしては、沖縄県内で10番目、全国で92番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティホール)です。

ロビーには多くの胡蝶蘭が・・・


入口横の待合室

ブックレット・コーナー


本日の式次第


本日の神饌


まずは身を清めました


さあ、儀式の場へ!


竣工神事のようす


お祓いを受けました


低頭しました


身が引き締まる思いです

 

竣工神事の進行は、サンレー沖縄管理部の横木部長が担当。竣工神事は、地元を代表する神社である普天間宮の榊原雅樹権禰宜にお願いいたしました。開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。

玉串奉奠で柏手を打ちました


玉串奉奠で拝礼しました


柏手を打つサンレー沖縄メンバー

久々の竣工式です

榊原権禰宜の祝辞を拝聴

神酒をいただきました

 

それから、玉串奉奠です。最初にわたしが玉串を奉奠。サンレー沖縄の佐久間康弘社長、ちねん設計の知念代表、(株)沖縄工設の大嶺社長、サンレー沖縄の高橋相談役、黒木取締役が玉串奉奠し、社員が従いました。その後、撤饌、昇神之儀、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。その後、榊原権禰宜の発声で神酒を拝戴。


施主挨拶をしました

感謝状贈呈の後、施主挨拶として、わたしが挨拶しました。わたしは「無事に神事を終えることができて安心しております。この名護宮里紫雲閣は、サンレーグループとしては、沖縄県内で10番目、全国で92番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティホール)です。長く続いたコロナ禍で施設の展開が滞っていましたが、ようやくこの地で新しい施設が生まれたことを嬉しく思います。関係者のみなさまに心より感謝いたします。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のケアを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいです」と述べました。

宮里について話しました

 

続けて、わたしは「宮里は方言でナーザトゥ、あるいはミャーザトゥと呼ばれ、ナーザトゥはナトゥ(湊)が転訛したと解されています。名護市は、昭和45年8月に名護・屋部・羽地・屋我地・久志5村が合併し誕生しました。本土復帰直後の1970年代前半までは本部半島方面の通過地で名護湾に面した集落(西側は畑のみ)にすぎませんでしたが、1975年の沖縄国際海洋博覧会を機にアクセス道路として本部循環線のバイパスが建設され、現在の2丁目が埋め立てられ、町が変わり始めました。埋立地には野球場をはじめとする屋外のスポーツ施設や野外ステージなど大規模な公園が建設され『21世紀の森』と名づけられました」と述べました。


最後に道歌を披露しました

 

宮里といえば、宮里前の御嶽(みやざとめーぬうたき)が有名です。近世の御嶽として、『琉球国由来記』(1713年、王府編纂の地誌)にマキヨガマノ嶽(神名ススカミイベナヌシ)が記され、名護ノロの崇べ所となっています。また、神アシアケもあり、そこの祭祀も名護ノロが司りました。宮里前の御嶽は地元では、メーウガミ(前拝み)、またはメーヌタキ(前の御嶽)と呼ぶそうです。現在の御嶽は、ハスノハギリ林の中にメーヌウタキ(前の御嶽)、集落の北の丘陵地にクシヌウタキ(後の御獄)があります。このような自然に恵まれ、信仰心を強い素晴らしい土地に新しい紫雲閣が完成したことはまことに喜ばしいことであるとして、最後に以下の道歌を披露しました。

 

名護の海 森もうつくしナーザトゥ
    青き空には紫の雲  庸軒

 


決意表明のようす


決意表明のようす


普天間宮の榊原権禰宜と歓談


記念の集合写真を撮影しました

その後、名護宮里紫雲閣の新里総支配人から決意表明が佐久間康弘社長に手渡され、閉式となりました。その後は集合写真を撮影しました。フォート・プラザの安田淳夫社長が撮影して下さいました。

ホテルゆがふいんの前で


直会会場から海が見えました


久々に兄弟で語り合いました


直会の挨拶をする佐久間康弘社長


いただきます!


直会のようす


最後は「末広がりの五本締め」で

 

それから、「ホテルゆがふいん」へ移動して、直来が開かれました。最初にサンレー沖縄の佐久間康弘社長の挨拶があり、続いて乾杯が行われました。祝宴の最後は黒木取締役による「末広がりの五本締め」で直会は閉会となりました。名護宮里紫雲閣が多くの方々から愛される施設となりますように!

 

2024年4月25日 一条真也