沖縄へ 

一条真也です。
静岡から小倉に戻った翌日となる24日の早朝、右手の中指の激痛で目が覚めました。見ると、深爪した部分からばい菌でも入ったのか、真っ赤に腫れあがっています。朝一番で主治医のいる合馬医院を訪れ、抗生物質と痛み止めのロキソニンを処方してもらいました。飲むと、痛みは治まりました。その後、会社に寄ってから福岡空港へ。

福岡空港の前で

福岡空港にて

 

今日は福岡空港からANA機に登場して、沖縄の那覇空港に飛ぶのです。元旦の能登半島地震の発生によって新年に行けなかったので、じつに久々の沖縄出張となります。25日に名護宮里紫雲閣の竣工式、26日に合同慰霊祭および海洋散骨に立ち会う予定です。

ANAラウンジにて


青空と青汁

 

福岡空港は、思っていたほど人は多くなかったです。いま日本中どこに行っても白人観光客ばかりで「欧米か!」と叫びたくなりますが、この日の福岡空港ではその姿は見ませんでした。わたしは、まず、ANAラウンジに入って、いつもの青汁を飲みました。その後、14時00分発のANA1209便に搭乗しました。飛行機も空いていました。プレミアム・クラスはガラガラだったので、いつもは通路側の席にしか座らないのですが、窓側に座ってみました。それにしても、那覇空港に向かう人たちはみんなアロハ、かりゆし、Tシャツみたいな軽装の人ばかりです。わたしは、ブルー・ストライプのジャケットにマリンブルーのシャツ、黒のパンツといった装いでした。

今日は空いていたので窓際に・・・

やっぱり、マスクを着けました

 

ブログ「マスクを楽しむ!」で紹介したように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識します。飛行機では、必ず不織布マスクを着用します。現在、コロナも多くなっている上にインフルエンザも流行していますしね。コロナが5類に移行した後も、わたしはしばらく着用するつもりです。第一、大量のカラフル・マスクのストックがありますから、使わないともったいない!(笑)

ANA1209便、飛び立つ!

機内から見た福岡の街


福岡ドームも見えました
まずはランチをいただきました

飛行機に乗り込むと、まずはスーパーシート用のランチをいただきました。14時をかなり過ぎての提供だったので、お腹がペコペコでした。ちらし寿司を中心とした軽食といった感じでしたが、とにかく空腹だったので美味しかったです。食後はブラックコーヒーを注文。熱いコーヒーを啜りながら、いつものように読書をしました。

機内では、読書しました

 

恒例の機内読書ですが、この日は『60歳からの「般若心経」』公方俊良著(三笠書房)を読みました。著者は、1941年、京都生まれ。天台宗門跡寺院で得度。敦實親王菩提寺蒼竜寺住職。宗派へのとらわれを廃し、檀家を持たず、終始野にあって、仏教を根底にした教化活動に努めているそうです。本書には、悩みの正体、身近にある幸福、世の中の仕組み、力強い自己実現・・・・・・般若心経が教えてくれる「人生後半」を賢く、豊かに生きるヒントが書かれています。具体的には、◎60歳から、あるがままに、自在に生きる知恵◎対立した見方が迷いのもとになる◎人間関係を仕切り直す3つのポイント◎身も心もみな「空」◎自分の「捨て方」を知っておこう◎「まだ働ける」――こんなに有り難いことはない◎災厄が訪れる人、訪れない人の差◎友情は「淡の交わり」まで深めてこそ・・・・・・などです。今こそよくわかる、心に響く――たった276文字に凝縮された「仏教の真髄」。わたしも、来月10日には61歳になるので、60歳のうちに読んでおきたいと思いました。


窓の外は地球のイメージ


窓の外は地球のイメージ


青と白のツートンカラー


青と白と青のスリートンカラー

 

わたしは『般若心経』のことを考えると、いつも宇宙を連想します。ふと飛行機の窓の外を見ると、宇宙空間に浮かび地球そのもののような絶景が拡がっていました。空の青と雲の白のツートンカラー、それに海の青が加わったスリートンカラーも幻想的で、素晴らしい色彩でした。わたしはiPhone最新機種(iPhone 15 Pro Max)の高性能望遠レンズを駆使して、写真を撮りまくりました。そういえば、一昨日に、カメラ通である117の山下社長から「いつもブログの写真を拝見していますが、あまり望遠レンズは使われませんね」と言われたことを思い出しました。よし、今日は使ってやろうじゃないか!


雲はまるで生き物のようだ


雲は天才である!


まるで天国のような光景が・・・


機内から見た那覇の海

 

そういえば、新型iPhoneになってから、飛行機の窓際に座るのは初めてかもしれません。やはり、たまには空の景色を眺めるのは良いですね。心がリセットされて、悩みや不安も吹き飛ぶ感じです。それから、雲海をしばらく眺めていました。わたしは「霊界」をイメージできるので「雲海」が大好きなのです。それにしても、雲が動くと生きているようですね。雲はいくら見続けても飽きません。石川啄木のように、「雲は天才である」と言いたい!


那覇空港に到着しました


那覇は曇りで、気温22度でした

那覇空港にて

那覇空港の出口で

 

那覇空港には15時50分に到着。気温は22度でした。小倉とあまり変わりませんが、昨日までの那覇は28度ぐらいあったそうです。サンレー沖縄の黒木取締役と横木部長が迎えに来てくれました。まずは、定宿のホテルに向かってチェックイン。それから少し打ち合わせてから、夕方から那覇在住の写真家である安田淳夫さんとお会いして、会食します。安田さんは拙著慈経 自由訳』『般若心経 自由訳(ともに現代書林)に素晴らしい写真を提供して下さった「天下布礼」の同志です。安田さんに会うのもずいぶん久しぶりなので、本当に楽しみです!

 

 

2023年5月29日 一条真也