サンレー新入社員歓迎会

一条真也です。4月12日の夜、サンレーの新入社員の歓迎会が松柏園ホテルで5年ぶりに開かれました。コロナ前は北九州本社以外のグループ各社合同の新入社員歓迎会を行っていましたが、諸般の都合で今回は北九州本社のみの開催となりました。新入社員研修の講師などを務める先輩社員たちも参加しました。


歓迎会の開催前のようす

冒頭に挨拶しました

 

わたしが最初に歓迎の挨拶をしました。
わたしは、まず、「改めて、入社おめでとうございます! これから、みなさんが冠婚葬祭業という仕事を通じて有縁社会を再生してくれることを大いに期待しています。仕事を通して人を幸せにするという高い志をもって頑張って下さい。今日は5年ぶりの歓迎会が開けて、本当に良かったです!」と述べました。


新入社員に贐の言葉を贈りました


庸軒道歌を二首披露しました

 

また、「まだ松柏園の庭園には桜が花を咲かせていますが、わたしはかつて『花は咲き やがて散りぬる 人もまた婚と葬にて 咲いて散りぬる』という歌を詠みました。結婚式とは人生の満開であり、散った後の別れが葬儀です。まさに、儀式なくして人生なし。そして、みなさんはそのお世話をするのが仕事です。『日の本の 良き人々の 魂を結んで送れ 若き桜よ』という歌をみなさんに贈ります。今夜は、楽しくやりましょう!」と述べました。


乾杯前に挨拶する東専務

東専務の発声でカンパ〜イ!


テーブルでカンパイ!


Z世代にお酌をしました😊

 

次に、東専務の音頭で乾杯しました。44年前に入社したという東専務は新入社員たちへの深い愛情をもって乾杯の挨拶を述べました。乾杯後は、各テーブルで会話の花が咲き、懇親を深めました。わたしも、わが子のような若い人たちと話すと若返る気がします。

先輩社員による歌


最後は、新入社員へのメッセージが・・・


歌う前に自己紹介する新入社員

新入社員による歌

 

その後は、お待ちかねのカラオケタイムです。まずは、先輩社員たちがDJ  OZMAのアゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士を完コピしました。社長のわたしが言うのも何ですが、わが社の社員は歌とダンスが上手です。何かというとカラオケを歌う企業文化もあるとは思いますが、本当に歌のうまい社員が多いと思います。そんな伝統を踏襲して、今年の新入社員たちもMONGOL800の「小さな恋のうた」を熱唱してくれました♪

謎の怪人に着替えさせられました


桜色のコーデになりました🌸

 

そして、最後にわたしがステージに上がりました。わたしは、コロナ前の歓迎会ではいつもオレンジレンジ「花」を歌っていましたが、この日は森山直太朗の「さくら 独唱」を歌おうと思いました。すると、「ちょっと待った!」の声と共にサングラスをかけた怪しい東洋人が乱入してきました。その正体は松柏園の中田支配人で、「さくらの歌なら、これをお召し下さい!」と言って、桜色のジャケットとハットを持ってきてくれたのでした。


「さくら 独唱」を歌いました🌸


心を込めて歌いました♪

 

わたしは、桜色のジャケットとハット姿で森山直太朗「さくら 独唱」を歌いました。なぜ、この曲を歌おうと思ったかというと、ブログ「サンレーグループ入社式」で紹介した歓迎昼食会で流れた新入社員たちのメッセージ動画に「友人」への感謝を述べた内容が多かったので、友情ソングである「さくら 独唱」をチョイスしたのです。


「さくら 独唱」のサビを熱唱♪


アンコールで「まつり」を歌う♪

 

わたしの好きなナンバーではあるものに、「さくら 独唱」を人前で歌うのは初めてではなかったかと思いますが、キーの高い難曲をなんとか歌い切りました。歌い終わると、盛大な拍手に続いてアンコールが起こりました。わたしは固辞しましたが、アンコールが止まないので、みんなが大好きな北島三郎「まつり」を歌いました。


みんな、「まつり」が大好物♪

 

サンレーの社員は「まつり」が大好物です。みんな、新入社員以上に盛り上がって、会場全体が盛り上がりました。会場を練り歩いてみなさんと握手をしながら、わたしは「ああ、コロナは遠くなりにけり」としみじみと思いました。最後の「これが日本の祭りだよ~♪」を「これが小倉の祭りだよ~♪」にアレンジした替え歌を歌い上げました♪ 歌の合間に「わっしょい!」という合いの手を入れましたが、「わっしょい」は「和(を)背負う」から転じた言葉だそうです。和合の言葉であり、歓迎会にぴったりでした。わっしょい!

最後は「末広がりの五本締め」で

 

最後は、山下常務によるサンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。わが社のオリジナル文化は色々とありますが、この「末広がりの五本締め」もそのひとつです。これをやると、みんなの心が本当にひとつになるような気がします。やはり、「かたち」には「ちから」があるのだと強く実感させてくれます。


二次会は松柏園のラウンジで


二次会でカンパイ!


加藤唐九郎の大陶壁「万朶」の前でハイボールを飲む


最後は「一本締め」で

その後、新入社員のみなさんを見送ってから、先輩社員たちで二次会を行いました。会場は松柏園ホテルのラウンジですが、加藤唐九郎の大陶壁「万朶」の前でハイボールを飲むという最高に贅沢な二次会となりました。サンレーの石田取締役総務部長が乾杯の発生をし、最後は岸取締役営業副本部長による「一本締め」でお開きとなりました。短い時間でしたが、これからのサンレーを担う役員や社員の「こころ」が1つになりました。わっしょい!


ロマンティック・デス』と『リメンバー・フェス

 

この日、帰宅して書斎のPCを開いたら、次回作であるロマンティック・デスリメンバー・フェス(ともに、オリーブの木)のR&R本がアマゾンにアップされていました。発売日は4月23日ですが、作家・福聚寺住職の玄侑宗久先生と東京大学名誉教授の矢作直樹先生からの過分な推薦の言葉も寄せられ、とても光栄でした。両書ともZ世代を中心とした若い読書に向けて書いた本ですが、今夜、一緒に飲んだ新入社員のみなさんこそがZ世代だということに気づきました。志を同じくする彼らがいれば、「天下布礼」の火は消えないと信じています。

 

2024年4月13日 一条真也