一条真也です。
17日の日曜日の朝、ヤフーニュースで「日本人2人が月面着陸へ、『アルテミス計画』で28年以降想定・・・日米政府が合意方針」という記事を見つけました。
ヤフーニュースより
記事によれば、日米両政府は、米国が主導する有人月探査「アルテミス計画」で、日本人宇宙飛行士2人を月面着陸させることで合意する方針を固めたそうです。日本人の月面着陸は初めてで、実現時期は2028年以降が想定されています。日本が開発する月面探査車を10年間運用することでも合意する方向だとか。
1972年以来となる月への有人飛行や、将来的な月面基地の実現を掲げるアルテミス計画では、2025年に月の周回軌道での有人飛行を成功させた上で、2026年に米国人飛行士の月面着陸を目指しています。2028年以降にも定期的に飛行士を月面に送り、このうち2回で日本人を着陸させ、トヨタ自動車を中心に開発を進めている月面探査車「ルナ・クルーザー」を運用するスケジュールが想定されているそうです。楽しみですね!
アルテミス計画には、日米や欧州各国などが参加しており、日本は月上空に新設される有人基地「ゲートウェイ」への物資補給や、月面探査車の開発などを担当しています。過去に月面に降り立ったのは米国人だけで、日本政府は日本人の月面着陸について、「20年代後半の実現」を目標としています。わたしは、このニュースを知って胸が高鳴りました。わたしは、無類の月好きだからです。月に行くことが人生最大の夢なのです!
鎌田先生の応募証明画像
わたしの応募証明画像
もう1人、わたしと同じく月好きの方がおられます。京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生です。ブログ「月旅行に応募しました!」で紹介したように、2021年3月にスタートトゥデイの前澤友作社長が、自身が企画する月周回旅行「dearMoonミッション」について、同乗者となる8人を世界中から募集すると発表したとき、鎌田先生とわたしは揃って応募しましたが、残念ながら月へ行くことはできませんでした。
満月シリーズが勢揃い!
わたしは、満月の夜ごとに鎌田先生とWEB上の往復書簡「シンとトニーのムーンサルトレター」を交わしていますが、現在は第228信がUP中です。レター交換は月1回で、1年に12回ですので、228回ということはジャスト19年!これまでのムーンサルトレターは、第1信から第30信までが『満月交感 ムーンサルトレター(上)』、第31信から第60信までが『満月交感 ムーンサルトレター(下)』、第61信から第90信までが『満月交遊 ムーンサルトレター(上)』、第91信から第120信までが『満月交遊 ムーンサルトレター(下)』(いずれも水曜社)、そして第121信から第180信までが『満月交心 ムーンサルトレター』(現代書林)に収められています。
鎌田東二先生と
240信で20周年を迎える次回作は『満月交命』のタイトルでPHP研究所から刊行したいなどと勝手に考えています。いずれにせよ、こんなに満月の夜に文通し合った2人は人類の長い歴史の中でもいないと思います。ぜひ、わたしは鎌田先生と月に行きたいです。現在、鎌田先生はステージ4のがん患者として積極的に活動されており、わたしも還暦を過ぎても頑張っています。なんとか命あるうちに月に行けるように、月に願いをかけたいと思います。
2024年3月17日 一条真也