小倉RC新年夜間初例会

一条真也です。12日、東京から北九州へ戻ったわたしは、 小倉ロータリークラブの新年夜間初例会に参加しました。会場は、例年通りに 松柏園ホテルです。多くの会員さんが参加され、大盛況でした。

松柏園ホテルの夜の外観


ホテル内の神殿「顕斎殿」の前で


神事のようす


神事のようす


鈴祓いの儀のようす


無事に神事が終了しました

 

この日は、5年ぶりに 松柏園ホテル内の神殿である「顕斎殿」で新年の神事が行われました。コロナ禍の間は密を避けるため、バンケットに祭壇を設営して行ったり、昨年は小倉で最も由緒のある八坂神社に場所を移して行ったりしましたが、今年は本当に久しぶりに松柏園での神事が復活しました。みなさん、「新年初例会は、松柏園でお参りをしてから新年会を開く」というのが慣例になっていたので、ようやく日常が戻ったという安堵の顔をされていました。巫女の「鈴祓いの儀」も好評でした。


例会の冒頭で、黙祷をしました


マスク姿で挨拶をする松本会長


新入会員の紹介


湖月堂の本村社長が入会しました

この日の新年夜間初例会は、会場がいつものように大広間ではなく、「ジュエルボックス」でした。最初に、能登半島地震の犠牲者の方々への黙祷が捧げられました。わたしは、「ああ、小倉の人たちもこうやって黙祷してくれるんだなあ」と、しみじみと感動しながら目を閉じていました。その後、被災地への義援金を集める募金箱も回されました。黙祷の後は、松本会長の点鐘があり、「会長の時間」がありました。会場内でたった1人だけマスク姿の松本会長は、「正月に孫から風邪をうつされたようで、咳が止まりません。先ほどの神事のときも、咳が出たらどうしようかなと心配していました」と言いました。それから、新入会員の紹介の時間となり、湖月堂の本村社長が入会の挨拶をしました。昨年逝去された父上は、わたしの父と親しかったので、嬉しく思いました。また、本村社長はわたしの日新館中学の1年後輩なのです。ブログ「能登半島へ!」で紹介したように、わたしは、被災地のみなさんに「甘いものでも食べて、どうか少しでも元気を出して下さい!」と言って、湖月堂の栗饅頭を届けて回りました。そのことを本村社長に話すと、とても感激していました。


ニコニコBOXで起立しました


挨拶する親睦活動委員会の豊川委員長

 

その後、ニコニコBOXの時間となりました。担当は、小倉高校の同級生である野嶋会員でした。野嶋会員は冒頭、「鳥町食堂街の火事で、正月から休みなしの保険屋の野嶋です!」と言ってから、メッセージを読み上げました。荒木会員の「1月2日に火災事故を起こした日航機に搭乗していました。乗務員の方々の迅速な誘導で一命をとりとめました」というメッセージには驚きました。また、わたしの「あけまして、おめでとうございます。今日は、松柏園ホテルをご利用いただき、ありがとうございます。能登半島より戻ってまいりました。現地には紫雲閣もあり、社員も住んでおります。1日も早く、被災地が復興することを願っております」というメッセージも読み上げられました。それから、親睦活動委員会の豊川委員長が登壇し、「能登半島地震、羽田の航空機事故、鳥町食堂街の火災・・・今年は本当に不幸な出来事が続きましたが、ここからはハッピーに行きましょう! 今日ここに集っておられます皆様との御縁に感謝したいと思います!」とハイテンションのハートフル・スピーチを決めてくれました。


カンパ~イ!


新年会は大盛り上がり!


なんだか疲れも吹っ飛びました!

 

その後、元ガバナーの原田会員の音頭で乾杯となりました。例会が終了して、新年会がスタートしましたが、みなさん大盛り上がりでした。わたしは最後方のテーブルで、わが社の顧問弁護士である辰巳先生と、折尾の「コンパッション・シティ」の設計を依頼している1級建築士の豊川さんの間の席でした。弁護士さんと1級建築士に挟まれて知的な会話を楽しむことができました。(笑)能登半島から東京を経て帰ってきたばかりで、本当はかなり疲れていたのですが、ロータリアンのお仲間の笑顔を見ていると、なんだか疲れも吹っ飛びました!


還暦祝いの記念品を渡しました


プレゼンテーターを務めました!


みなさん、おめでとうございます!


年男&還暦者のみなさん

それから、年男&還暦者を祝う時間となりました。小倉ロータリークラブの還暦者には赤いパンツが贈られるという伝統があります。それを履くのではなく、頭巾のように頭に被るのです。わたしも昨年は還暦を祝われ、頭にパンツを被りました。この日は、昨年の還暦者であるわたしがプレゼンテーターになって、対象者に記念品をお渡ししました。その中には、高校の同級生である野嶋会員や、中学の後輩である本村会員もいました。みなさん、本当におめでとうございます! 一緒に長生きしましょうね!


昨年の自分を思い出しました


最後は「一本締め」でお開きに・・・

 

その後に提供された「ステーキ」「海鮮グラタン」「鯛茶漬け」などの料理は大変好評で、みなさんから「松柏園さんの料理は本当に美味しいですね!」との有難いお言葉を頂戴しまいsた。最後に静岡メロン&ケーキのデザートが出された後は、中締めの時間となりました。佐竹会員の音頭で、「一本締め」が行われました。「無縁社会」などと呼ばれますが、ロータリークラブのような慈善団体に所属するのも大きな縁であると再確認しました。それは世の中を良くしようという志を抱き、同じ道を歩む「道縁」とでも呼ぶべきものだと思います。この日は、小倉ロータリークラブのみなさんの道縁が身に沁みました。

 

2024年1月12日 一条真也