一条真也です。
今年も、映画の私的ベストテンを発表いたします。
「一条賞(映画篇)」の選考対象となるのは、製作年やジャンルに関わらず、今年(2023年)観たすべての映画です。ただし、DVD、ブルーレイ、サブスクでの鑑賞などは除外し(サブスク作品のみ別枠選考)、あくまでも映画館で鑑賞した作品に限ります。今年は、頑張って165本の映画を劇場で観ました。例年に比べて今年は作品数が多いので、日本映画篇と外国映画篇に分けて発表したいと思います。では、日本映画の第10位から発表です!
●第10位
「シン・仮面ライダー 」
●第9位
「銀河鉄道の父」
●第8位
「福田村事件」
●第7位
「市子」
●第6位
「波紋」
●第5位
「とべない風船」
●第4位
「アナログ」
●第3位
●第2位
●第1位(大賞)
「ゴジラ-1.0」
ということで、今年の「一条賞(日本映画篇)」大賞は「ゴジラ-1.0」でした。東宝が誇る「ゴジラ」シリーズのリブート作品というより、ブログ「永遠の0」で紹介した名作日本映画の大いなる続編といった印象でした。いわば、「永遠の0+1.0」です。素晴らしいグリーフケアの大傑作で、ラストは涙が止まりませんでした。東宝というより日本映画史に輝く大傑作だと思います。なお、映画篇の大賞はアカデミー賞でいえば「作品賞」ですので、他の各賞も以下のように発表させていただきます。昨年から一条賞オリジナルということで、SF映画賞、ホラー映画賞も発表します。今年からは、ミステリー映画賞、アクション映画賞、グリーフケア映画賞、レジェンド映画に贈る特別作品賞も新設しました。
●監督賞
山崎貴(「ゴジラ-1.0」)
●音楽賞
「ゴジラ-1.0」
●演出賞
「シン・仮面ライダー」
●撮影賞
「PERFECT DAYS」
●ある視点賞
「山女」
●SF映画賞
「隣人X 疑惑の彼女」
●ホラー映画賞
「スイート・マイホーム」
●ミステリー映画賞
「ミステリと言う勿れ」
●アクション映画賞
「リボルバー・リリー」
●グリーフケア映画賞
「とべない風船」
●長編ドキュメンタリー賞
「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」
●長編アニメーション賞
「窓ぎわのトットちゃん」
●主演男優賞
東出昌大(「とべない風船」)
●主演女優賞
筒井真理子(「波紋」)
●助演男優賞
光石研(「波紋」)
●助演女優賞
西野七瀬(「シン・仮面ライダー」)
●新人賞
あの(「鯨の骨」)
●特別作品賞
「無法松の一生」(1943年版)
こうして、今年もすべての一条賞が決定いたしました。
もちろん、ここで発表した10作品+1作品以外にも素晴らしい映画はたくさんありました。そのすべてが、わたしの「こころ」に強い影響を与えてくれました。本とともに、映画は「こころの食べ物」です。みなさまも、ぜひ、たくさん良い映画を観て、こころを太らせて下さい!
2023年12月30日 一条真也拝