年越大祓式

一条真也です。
いよいよ年の瀬も大詰めであります。
29日は、サンレー本社の御用納めでした。この日は恒例の大掃除で、社長室の片付けをしました。相変わらず大量の資料や郵便物の整理が大変でしたね。

開始前のようす

最初は、もちろん一同礼!

神事のようす

祝詞奏上のようす

清め祓いの儀のようす

玉串を受け取りました

玉串奉奠で拍手を打つ


拝礼しました


柏手を打つ東専務


東専務に合わせて柏手を打つ


東専務に合わせて拝礼


最後は、もちろん一同礼!

15時から「年越大祓式」が執り行われました。会場は、わが社が誇る儀式の殿堂である小倉紫雲閣の大ホールす。わが社は「礼の社」=「セレモニー・カンパニー」なので、節目の儀式は必ず行います。皇産霊神社の瀬津神職が、この1年の厄を祓ってくれました。最初に社長のわたしが玉串奉奠しました。わたしは、この1年間、何事もなく会社と社員が無事であったことに心からの感謝の念を込めて、深々と拝礼しました。そこにいた全社員も一緒に二礼二拍一礼しました。

今年最後の社長挨拶をしました


マスクを外しました

 

神事の後、今年最後の社長挨拶をしました。わたしは、冒頭に「礼の社であるサンレーは儀式に始まり、儀式に終わる!」と言いました。それから、みなさんの1年の労をねぎらいました。「みなさん一年間お疲れ様でした。コロナ禍もようやく落ち着いた感があります。4年にわたるコロナ禍は冠婚葬祭業界にとってはまさに業難でした。この試練の4年を耐え抜き、闘い抜き、わが社は創業57周年の歴史の中で最高の業績で終わることができました。本当に、ありがたいことです。みなさんのおかげです。心より感謝を申し上げます。どうか、この前代未聞の4年間を生き抜いたことに誇りを持って下さい!」と言いました。


ウェルビーイングとコンパッションについて

熱心に聴く人びと

 

また、パープルの不織布マスクを外しながら「今年、わたしは『ウェルビーイング?』と『コンパッション!』のツインブックスを上梓しました。も発刊されました。両著はまさにわが社の経営理念を表したもので、幸せの追求である「ウェルビーイング」と、思いやりの実践である「コンパッション」について詳しく説きました、この2つをつなぐものが「ケア」であり、中でも「グリーフケア」がその核心となるということを記しています。そのグリーフケアが映画界を起点として一大ブームを巻き起こそうとしています」と述べました。

CSHWのハートフル・サイクルについて

熱心に聴く人びと

 

今年は、「CSHW」というマネジメント手法も打ち出しました。Compassion(思いやり)⇒Smile(笑顔)⇒Happy(幸せ)⇒Well-being(持続的幸福)と進んでいきます。そして、Well-being(持続的幸福)を感じている人は、Compassion(思いやり)をまわりの人に提供・拡大していくことができます。これが「CSHW」のハートフル・サイクルです。すなわち、ハートフル・サイクルはそこで回り続けるのではなく、周囲を巻き込みながら拡大し「思いやり」を社会に拡散をしていくサイクルなのです。このハートフル・サイクルが社会に浸透した状態が「ハートフル・ソサエティ」であり、「心ゆたかな社会」であり、「互助共生社会」なのです。サンレーは、その起点となるべく「CSHW」ハートフル・サイクルを回してまいります!

良いお年をお迎え下さい!

 

互いに助け合う共同体のあり方は、互助会の精神に通じるものがあります。わが社としては、原点に回帰し、互助会の拡充を図ります。何よりもグリーフケア・サポートを推進します。「隣人祭り」の開催や、「子ども食堂」の運営などに注力しながら、「悲縁」「笑縁」「湯縁」「碁縁」「句縁」「読縁」「映縁」など、さまざまな形での有縁社会の再生に取り組むコンパッション企業を目指したいと思います。これらは、すべて、「人間尊重」としての礼の精神を世に広める「天下布礼」の実践です。冠婚葬祭互助会ほど大志を掲げ、かつ、それを果たせる業界はないと思います。『サンレーが発展すればするほど日本が良くなる』という気概をもって、頑張っていきましょう!」と述べてから、「どうぞ、みなさん、良いお年をお迎え下さい!」と締めくくりました。

皇産霊神社」の総本社の境内で

 

その後、わたしは北九州門司区の青浜に向かいました。サンレーグループの総守護神を祭る神社である 「皇産霊神社」の総本社を参拝するためです。しっかりと本殿で、「今年もお護りいただき、ありがとうございました」と神様に感謝のお礼参りをしました。今年も無事に年を越すことができ、わたしは本当に幸せです。来年も「天下布礼」を推し進めていきたいです!

来年も「天下布礼」を推し進めていきます!

 

2023年12月29日 一条真也