二十歳に振り袖を

一条真也です。
わが社はサンレー・アンビション・プロジェクト(SAP)の一環として児童養護施設出身の成人者に晴れ着をプレゼントする活動に取り組んでいますが、ブログ「振り袖を断念しないで!」で紹介した30日のTV番組に続き、北國新聞の31日朝刊にも記事が掲載されました。

北國新聞」2023年10月31日朝刊

 

記事は「二十歳に振り袖を 施設出身者に貸し出し」の見出しで、「『二十歳のつどい』用の振り袖を無料で児童養護施設出身者に貸し出している出雲町の貸衣装店『アフロディーテ金沢店』で30日、来年の『つどい』に向けた衣装選びが行われた。経済的な理由で施設出身者が振り袖を準備できない面があり、県児童養護協議会とアフロディーテ金沢店など貸衣装店を運営するサンレーが協力し、希望者に貸し出している」と書かれています。

コンパッション!』(オリーブの木

 

わが社の晴れ着プレゼント活動については、拙著コンパッション!オリーブの木)の中で詳しく紹介しています。「コンパッション」を直訳すれば「思いやり」ということになるでしょうが、この言葉が内包している大きさは「思いやり」を超えるものです。キリスト教の「隣人愛」、儒教の「仁」、仏教の「慈悲」など、人類がこれまで心の支えにしてきた思想にも通じます。わが社は、これからも「コンパッション」を追求し、実践していきます。マスク越しに見えるお嬢さんの笑顔を見るとSUNRAYはいかなる環境下にある方でも、経済的事情などに関係なく、万人に太陽光線のように幸せを降り注ぐ会社でありたいと思いました。「天下布礼」に励みます!

 

 

2023年10月31日 一条真也