一条真也です。
12日の朝、東京の水天宮のホテルをチェックアウトしてJR東京駅へ。そこから新幹線でJR大宮駅へ。さらに、そこから埼玉県の川越市に向かいました。
JR東京駅の前で
新幹線で大宮へ
新幹線とき315号の車内で
この日、埼玉県に本社を置く冠婚葬祭互助会の(株) セレモニーさんが経営する結婚式場「ラ・ボア・ラクテ」で全互連の第65回定時総会が開催され、参加するのです。ブログ「埼玉の結婚披露宴」、ブログ「映画『君の忘れ方』出演」でも紹介したように、今月は埼玉に来る機会が多いです。じつに、この日で3回目になります。
大宮駅のLimineでサングラスを買いました
JR大宮駅の前で
JR東京駅からは東北新幹線とき315号で、まずは大宮に向かいました。JR大宮駅に到着すると、隣接するLumineに寄りました。愛用のサングラスのフレームが壊れてしまったので、新しいサングラスを買うためです。Lumineの3階にある「トリップ」という眼鏡店には洒落たトム・フォードのサングラスが売られていたので、それを買いました。翌日は、川越の半日観光に参加するので、サングラスがないと目を痛めてしまいます。良いサングラスを見つけることができて安心しました。
ラ・ボア・ラクテの前で
昼食は、マグロ丼&フォアグラおにぎり
理事会で挨拶する山下会長(117社長)
かつて、わたしも全互連会長を務めました
わたしは、全互連の元会長で現在は顧問を務めています。13時から理事会、14時から定時総会が開催されました。全互連は、冠婚葬祭互助会の保守本流です。冠婚葬祭互助会とは、その名通りに「相互扶助」をコンセプトとした会員制組織です。終戦直後の1948年に、西村熊彦という方の手によって、日本最初の互助会である「横須賀冠婚葬祭互助会」が横須賀市で生まれました。そして、横須賀から名古屋へ、さらには静岡へと、全国に広まっていきました。いわゆる「平安閣グループ」と言われている互助会集団が全互連なのです。
全互連は互助会の保守本流!
全互連の「互助会訓」
全互連には「互助会訓」という5つの理念があります。以下の通りです。
1.全互連の責任ある一員という連帯の心
1.会員の手となり足になるという親切の心
1.幸せの輪をひろめようという努力の心
1.常に笑顔で応対するという感謝の心
1.互の幸せのためにという互助の心
全互連の総会会場にて
全互連総会のようす
今こそ、日本には相互扶助の精神が求められています。冠婚葬祭互助会のルーツは、実はきわめて日本的文化に根ざした「結」や「講」にさかのぼります。「結」は、奈良時代からみられる共同労働の時代的形態で、特に農村に多くみられ、地域によっては今日でもその形態を保っているところがあります。一方、「講」は、「無尽講」や「頼母子講」のように経済的「講」集団を構成し、それらの人々が相寄って少しずつ「金子」や「穀物」を出し合い、これを講中の困窮者に融通し合うことをその源流としています。
総会で日の丸を背に
国歌「君が代」斉唱のようす
このような「結」と「講」の2つの特徴を合体させ、近代の事業として確立させたものこそ、冠婚葬祭互助会というシステムなのです。日本的伝統と風習文化を継承し、「結」と「講」の相互扶助システムが人生の二大セレモニーである結婚式と葬儀に導入され、互助会は飛躍的に発展してきました。
経営者研究会のようす
シェア金沢も紹介!
わたしも聴きました
美声で講演する伊藤氏
15時40分からは経営者研究会が行われました。講師は、フリーキャスターで事業創造大学院大学客員教授の伊藤聡子氏で、演題は「『地域から日本を変える! これからの企業のあり方」でした。伊藤氏は容姿も声も美しく、とても聡明な方でした。地域に根ざした独自の取り組みで活躍する人やビジネス事例の紹介もあり、興味深く聴きました。ブログ「シェア金沢」、ブログ「シェア金沢ツアー」で紹介したウェルビーイング&コンパッション施設も紹介されました。
懇親会の冒頭で挨拶する山下会長
挨拶する関東・甲信越ブロックの志賀ブロック長
杉山前会長の音頭でカンパイ!
懇親会のようす
酔っ払って、タコ入道になりました!
最後は、西日本ブロックの佐久間康弘が挨拶
その後、記念写真撮影を経て、いよいよ18時からは懇親会です。冒頭、膝の半月板を割った山下会長が松葉杖をついて登壇し、挨拶しました。続いて、関東・甲信越ブロックの志賀ブロック長が挨拶しましたが、まるでアメリカ大統領選の選挙演説のようなスケールの大きな挨拶でした。その後、杉山前会長が乾杯の音頭を取って、開宴。美味しい料理とお酒をいただきながら、業界の仲間たちと大いに語り合いました。最後は、全互連総会の次期担当ブロックである西日本ブロックの佐久間康弘ブロック長が「来年、みなさまをお待ちしております!」と挨拶して、一本締めをしました。20時15分からは二次会です。
2023年9月12日 一条真也拝