残暑厳しき東京へ

一条真也です。
29日の朝、わたしは北九州空港へ。
東京に出張するのです。今朝の北九州も気温32度でしたが、東京はさらに残暑厳しいそうなので、わたしは日除け用のピンクの帽子を被って家を出ました。

北九州空港の前で

本日の北九州空港のようす

 

夏休みの最後ということもあって、北九州空港にはかなりの数の人がいました。今回の出張では、わたしも出演したドキュメンタリー映画「『グリーフケア』の時代に」文部科学省文化庁の後援・協力を受けていることから関係各所への挨拶回りをします。また、いよいよクランクインする拙著愛する人を亡くした人へ(現代書林)を原案とするグリーフケア映画「君の忘れ方」の打ち合わせも行います。さらには、次回作である年長者の作法主婦と生活社)のプロモーション、宗教哲学者の鎌田東二先生との対談本『神話と儀礼神道と日本人』(仮題、現代書林)の編集の打ち合わせなど盛だくさんです。時間があれば、東京でしか観れない映画も鑑賞したいと思います。


いつも見送り、ありがとう💛


それでは、行ってきます💛

 

この日は、10時発のスターフライヤー78便に搭乗。この日のわたしは、ブラウンのストライプのスーツに、ピンクのシャツ、ピンクの不織布マスクでコーディネイトしました。もちろん、クールビズです。ブログ「マスクを楽しむ!」で紹介したように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識します。飛行機では、必ず不織布マスクを着用します。コロナが5類に移行した後も、わたしはしばらく着用するつもりです。第一、大量のカラフル・マスクのストックがありますから、使わないともったいない!(笑)

マスクなしで搭乗しましたが・・・

やっぱり、機内ではマスクを

機内では、読書しました

 

わたしは、いつものように機内で読書しました。今回は『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』レジ―著(集英社新書)という本を読みました。社交スキルアップのために古典を読み、名著の内容をYouTubeでチェック、財テクや論破術をインフルエンサーから学び「自分の価値」を上げろ───このような「教養論」がビジネスパーソンの間で広まっています。その状況を一般企業に勤めながらライターとして活動する著者は「ファスト教養」と名付けました。「教養」に刺激を取り込んで発信するYouTuber、「稼ぐが勝ち」と言い切る起業家、「スキルアップ」を説くカリスマ、「自己責任」を説く政治家、他人を簡単に「バカ」と分類する論客・・・・・・2000年代以降にビジネスパーソンから支持されてきた言説を分析し、社会に広まる「息苦しさ」の正体を明らかにする内容で、非常に面白かったです。

機内の窓から富士山が・・・


影絵のような富士山だけど大満足!
羽田空港に到着しました

羽田空港にて

機内では、久々に富士山が拝めました。いつものようにクリアーではなく影だけの姿でしたが、それでも富士山が大好きなわたしは大満足。パワーを与えられました。羽田空港には予定通りの11時35分に到着。スターフライヤー78便離陸前の北九州空港の気温は32度でしたが、到着後の羽田空港は34度でした。ランチタイムが近かったですが、いつものラーメン店には入らず、そのまま赤坂見附の定宿に向かいました。定宿は建物老朽化のため8月末で閉館する(若い頃から愛用していたので寂しい限りです)のですが、現在、ホテル内レストランで「いとしの赤坂昭和グルメ」という企画をやっています。


羽田から赤坂見附へ!


赤坂見附の定宿のロビーで

 

「いとしの赤坂昭和グルメ」ですが、広東麺膳、カレーコスモポリタン、石焼じゅうじゅうステーキの3つのメニューがあります。すべて実食済ですが、「昼は麺類」が習慣なので、広東麺膳をいただきました。海鮮の具材たっぷりで美味しかったです。でも、ただでさえ暑いのに熱々の麺を食べて汗が噴き出ました。(笑)この店もホテル同様に8月31日までの営業です。名残惜しい限りです。(涙)

いとしの赤坂昭和グルメ

最後に「広東麺」(サラダ付)をいただきました

 

2023年8月29日  一条真也