熱中症多発の東京へ 

一条真也です。
九州南部は記録的な大雨ですが、4日の朝、わたしは北九州空港に向かいました。東京に出張するのです。東京は連日のように気温30度を超え、熱中症が多発しているというのでコバルトブルーのボルサリーノを被っていきます。

北九州空港の前で

「『グリーフケア』の時代に」のチラシ

 

今回の出張は、このたび完成した文化庁支援のドキュメンタリー映画「『グリーフケアの時代』に」のナレーションを務められた女優の音無美紀子さん、同映画のプロデューサーであるセレモニーの志賀司社長との鼎談に参加するためです。雑誌の撮影も行われます。「『グリーフケアの時代』に」には不肖わたしも出演しており、公開が楽しみです。その他、拙著『愛する人を亡くした人へ』(現代書林)を原案とするグリーフケア映画「君の忘れ方」の打ち合わせもあります。こちらはドラマ映画ですが、わたしも出演予定です。さらには、東京大学名誉教授の島薗進先生とのグリーフケアについての対談本の打ち合わせ、オリーブの木から発売された『ウェルビーイング?』と『コンパッション!』のツインブックスのプロモーション会議などが主な用事です。もし時間があれば、東京でしか観れない映画なども鑑賞したいです。

いつも見送り、ありがとう💛

それでは行ってきます💛

 

この日は、10時発のスターフライヤー78便に搭乗。この日のわたしは、コバルトブルーのストライプのスーツに、同色の不織布マスクでコーディネイトしました。もちろん、クールビズです。ブログ「マスクを楽しむ!」で紹介したように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識します。飛行機では、必ず不織布マスクを着用します。コロナが5類に移行した後も、わたしはしばらく着用するつもりです。第一、大量のカラフル・マスクのストックがありますから、使わないともったいない!(笑)

マスクなしで搭乗しましたが・・・

やっぱり、機内ではマスクしました!

機内では、読書しました

 

機内では、いつものように読書しました。今回は、『亜宗教』中村圭志著(インターナショナル新書)を読みました。「オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで」というサブタイトルがついています。著者は宗教研究者で翻訳家で、多くの著書があります。『亜宗教』はコックリさんからQアノンまで! 宗教研究者とたどる、人間の“妄想力”をめぐる旅路の書です。「亜宗教」とは、「近現代に生まれた非科学的で宗教めいた信念や言説」を指す造語です。同書では、「オカルト・スピリチュアル・疑似科学陰謀論」といった亜宗教を、宗教学の知見から分析しています。扱うのは、妖精写真、コックリさん、動物磁気、千里眼、念写、モンキー裁判、UFO、ニューエイジエスパー、臨死体験シンクロニシティ爬虫類人、Qアノン、反ワクチンなどなど・・・・・・。信仰と科学の狭間で蠢く人間の“妄想力”の歴史をたどり、「人間にとって信仰とはなにか」を暴いており、面白く読みました。

羽田空港に到着しました

羽田空港から赤坂見附

 

羽田空港には予定よりも20分早い11時15分に到着しました。スターフライヤー78便離陸前の北九州空港の気温は26度で、到着後の羽田空港は31度でした。ランチタイムが近かったですが、いつものラーメン店には入らず、そのまま赤坂見附の定宿に向かいました。今日は出版関係者とランチ・ミーティングします。定宿は建物老朽化のため8月末で閉館する(若い頃から愛用していたので寂しい限りです)のですが、現在、ホテル内レストランで「いとしの赤坂昭和グルメ」という企画をやっています。

いとしの赤坂昭和グルメ

今日は「広東麺」をいただきました

 

「いとしの赤坂昭和グルメ」ですが、広東麺膳、カレーコスモポリタン、石焼じゅうじゅうステーキの3つのメニューがあります。すべて実食済のわたしですが、「昼は麺類」が習慣なので、広東麺膳をいただきました。海鮮の具材たっぷりで美味しかったです。ここだけの話ですが、羽田空港のラーメンより美味。でも、ただでさえ暑いのに熱々の麺を食べて汗が噴き出てきました。(笑)この店もホテル同様に8月末までの営業なので、また来たい!

 

2023年7月4日  一条真也