59回目の誕生日

一条真也です。
5月10日になりました。わたしの59回目の誕生日が来ました。一昨年は日本全国が緊急事態宣言の最中で、昨年も福岡県が緊急事態宣言を発出する2日前でしたので、自宅で静かに過ごしました。今年も特に予定はなく、自宅で家族と過ごす予定です。59歳になったわたしは12日から山口に、13日から金沢に出張します。

59回目の誕生日を迎えました

 

書斎にかけてある「庸軒ごよみ2022」の今月の道歌は、「世の中に意味なき仕事はびこれど 求めらるるは心の仕事」です。「意味なき仕事」とはブルシット・ジョブのことです。反対に、わたしの本業である冠婚葬祭業は最も世の中に必要なハートフル・エッセンシャルワークであると信じています。冠婚葬祭が必要であることの理論武装を図るべく、日本における儒教研究の第一人者である加地伸行先生のお力を借りた対談本『論語と冠婚葬祭』(現代書林)がいよいよ今月20日に発売されます。

f:id:shins2m:20210508161738j:plain煉獄杏寿郎も今日が誕生日!

 

それにしても、59歳です。59歳といえば、モンテーニュスタンダール、ハイネ、クラーク・ゲーブル孫文司馬遷徳富蘆花田山花袋菊池寛山本五十六澁澤龍彦といった人々が亡くなった年齢です。「河合吉成、王貞治、ノッポさん、桑原武夫、一条真也(5・10生)の名言から考える『志』」というネット記事によれば、世界の王貞治氏をはじめ、多くの有名人がわたしと同じ5月10日生まれだそうです。それから、なんと、「鬼滅の刃」の炎柱である煉獄杏寿郎の誕生日というではありませんか! この驚愕の事実は、秘書の織田さんが昨年教えてくれました。さらに驚愕の事実は、来年のこの日で、わたしは「還暦」を迎えるということです。他人事のようで、まったく実感がありません。

煉獄サンと同じ誕生日だったとは!

 

コロナ禍のせいで、わたしのように、仲間たちから誕生日を祝ってもらえなかった人も多いでしょう。誕生日を祝うとは、「あなたがこの世に生まれたことは正しいですよ」と、その人の存在を全面的に肯定すること。人間関係を良くするうえで、これほど大切なことはありません。わたしは、ハートフル・ソサエティとは、「おめでとう」と「ありがとう」が行き交う社会であると考えています。ですから、「誕生日おめでとうございます」と言われたら、素直に「ありがとうございます」と答えたいです。

誕生日プレゼントの松柏園カレー&ビーフシチュー

 

「人間尊重」をミッションとするわが社では、毎月の社内報に全社員の誕生日情報を掲載(年齢は秘密)し、「おめでとう」の声をかけ合うように呼びかけています。誕生日当日には、社員のみなさんにバースデーカードを添えて、ささやかなプレゼントをお渡しします。今年のプレゼントは、 松柏園ホテルの特製ビーフカレー&特製ビーフシチューのセットです。花より団子で、これは嬉しい!!

f:id:shins2m:20210508113855j:plain59回目の『論語』の通読も行いました

 

前夜、59回目の『論語』の通読も無事に終えることができました。わたしは、『論語』とは船のような存在であると思っています。人生の荒波を超えて無事に航海していける船だと思うのです。孔子が説いた「志学」や「而立」や「不惑」や「知命」や「耳順」や「従心」といったものは、人生の港ではないでしょうか。『論語』という船に乗れば、安全に次の港に辿りつけるような気がしてなりません。「知命」港を出てから早、9年。1年後には60歳の「耳順」港を目指します。

5月20日発売の『論語と冠婚葬祭

 

作家活動の方ですが、『論語と冠婚葬祭』(現代書林)が今月20日に発売されます。続編として、「バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生との対談本『古事記と歌と祭り』(仮題、現代書林)も今年中に上梓したいですね。それから、『心ゆたかな読書』の姉妹本である『心ゆたかな映画』(現代書林)を夏頃に、『子どもの倫理』(仮題、弘文堂)を秋頃に刊行する予定です。


シン・ウルトラマンになりたい!(笑)

 

日本初のグリーフケア映画「愛する人へ」(仮題)の原案である『愛する人を亡くした人へ』の文庫化、ブログ『即効!ビジネス成功法則』ブログ『即効!ビジネス心理法則』で紹介した2冊も三笠書房の「知的いきかた文庫」入りすることが決まっています。現在執筆中の『サービスからケアへ』(仮題)も某出版社で刊行する計画が進行中です。さらには、オリーブの木という新しい出版社から「一条真也ライブラリー」として、過去の著書を新装版で続々と刊行するプランもあります。かつて、「バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生と交換している「シンとトニーのムーンサルトレター」で、鎌田先生から「社長業だけでなく、作家業や他にもいろいろと活躍するシンさんは、スーパーマンを超えたウルトラマンのような存在ですね!」との過分なお言葉を頂戴したことがあります。ということで、わたしは、シン・ウルトラマンなのです。(笑)13日に空想特撮映画「シン・ウルトラマン」が公開されますが、出張先の金沢のシネコンで観る予定です。還暦を迎える日まで突っ走ります!

今後とも、よろしくお願いいたします!

 

2022年5月10日 一条真也