庸軒ごよみ2022

一条真也です。
11月17日の夜遅く、東京から北九州に戻りました。18日はサンレーの55回目の創立記念日ですが、2022年(令和4年)度の「庸軒ごよみ」が完成いたしました。わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。今年も新型コロナウイルスの感染拡大、東京五輪の開催、首相の交代など、大混乱の1年でした。

f:id:shins2m:20211109162439j:plain2022年版ができました!

 

誕生のきっかけは、2006年のサンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。すると、嬉しいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。本日11月18日はサンレー創立54周年の記念祝賀式典が松柏園ホテルで開催されます。式典の終了後に、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に全社員に配ります。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。

f:id:shins2m:20211109162417j:plain「庸軒ごよみ2022」1月〜3月

f:id:shins2m:20211109162357j:plain「庸軒ごよみ2022」4月〜6月

f:id:shins2m:20211109162332j:plain「庸軒ごよみ2022」7月〜9月

f:id:shins2m:20211109162304j:plain「庸軒ごよみ2022」10月〜12月

 

このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだもです。「無縁社会」を吹き飛ばし、「有縁社会」そして「心ゆたかな社会」としてのハートフル・ソサエティの到来を呼び込むための言霊を集めました。表紙には、「万人に 等しく光降り注ぐ 天に太陽 地にはサンレー」という道歌が書かれています。月毎の12首の道歌は、以下のとおりです。

 

1月 新しき流れに沿ひて 新しき
      仕組み作るはわれらの仕事        

2月 世直しは 人と人とが助け合ふ
        心ゆたかな人の世めざし

3月 利の元は義にあることを知りたれば
         天下布礼の道は開けり

4月 日の本の 礼の社に咲く花は
        人をもてなす若き桜よ

5月 世の中に意味なき仕事はびこれど
         求めらるるは心の仕事

6月 カタチにはチカラがあると思ひ知れ
        儀式なくして人生はなし

7月 世の中をより良くできる考えは
      知るのみならず 行ふが

8月 日の本の仏の道は 死別せし
       悲しみ癒す先人の知恵人

9月 思ひやり 人に示して自らも
        幸せになる社めざさん

10月 月は欠け 人は亡くなるものなれど
        月はふたたび満ちゆく人も

11月 こころざし 天まで届け 日の光
         地上に満ちよ われらサンレー

12月 人々の  魂を結びて 魂送る
        わが礼業は不滅なりけり

f:id:shins2m:20211110110538j:plain「庸軒ごよみ2022」プレゼント

 

このカレンダーには、「月齢」および「六輝」も入っています。また、スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。わたしの短歌の出来は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評です。わたしのオフィシャルサイト「ハートフルムーン」で、プレゼントのご案内を開始しています。数に限りがございますので、ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 

2021年11月18日 一条真也