一条真也です。
９日、全互連の中部ブロック研修会が開催される静岡県富士市に向かいました。朝、小倉駅から８時５０分発の「のぞみ１４号」で名古屋へ、そこから１１時５９分の「こだま６５０号」に乗り換えて、１３時３１分に新富士駅に到着しました。駅を出ると、わたしは三度の飯より好きな富士山の姿を探しましたが、あいにくこの日は見えませんでした。ショック！
そこから、富士平安閣互助会さんが運営される結婚式場「パールベリーガーデンアンフィエスタ」を訪れました。
全互連は、冠婚葬祭互助会の保守本流です。冠婚葬祭互助会とは、その名の通りに「相互扶助」をコンセプトとした会員制組織です。終戦直後の１９４８年に、西村熊彦という方の手によって、日本最初の互助会である「横須賀冠婚葬祭互助会」が横須賀市で生まれました。そして、横須賀から名古屋へ、さらには静岡へと、全国に広まっていきました。いわゆる「平安閣グループ」と言われてきた互助会集団が全互連なのです。そして、中部ブロックこそは全互連の心臓部分といえるでしょう。
１４時から全互連の理事会が、１４時３０分から研修会がスタートしました。研修会の冒頭、今回の当番互助会である富士平安閣互助会の山崎社長の挨拶があり、「ようこそ、富士市へ！ 今日はあいにく富士山が見えません。富士山にある浅間神社のご祭神はコノハナサクヤヒメですが、男前の人が来ると恥ずかしがって姿を隠すと言われています。今日は佐久間会長が来られたので、姿を隠したのかもしれません」などと言われたので、わたしは大いに赤面しました。その後の会長挨拶で、わたしは「みなさまに支えられて全互連の会長を務めさせていただきましたが、いよいよ来月までとなりました。これまでのご厚情に心より感謝いたしますとともに、全互連の中核である中部ブロックの研修会が意義あるものとなるように願っています」と述べました。
全互連中部ブロック研修会に参加しました
それから、わたしは以下のように述べました。
「日本人は、桜と美人と富士山を好みます。桜は散ってしまうし、美人は薄命、富士山の雄大な姿はいつも眺められるわけではありません。はかないものほど美しく、見る者の心を打つのでしょう。そして、日本には四季というものがあります。春夏秋冬・・・・・それぞれの季節は、富士山を背景として一段とその輝きを増すのです。わたしは、四季がある日本、富士山のある日本に生まれたことを心から誇りに思います」
懇親会の冒頭、挨拶をしました
それから３時間半にわたって、リクルートや離職などをテーマにした濃密な研修会が行われました。全互連の中部ブロック研修会に参加すると、本当に勉強になります。それから１８時からは、会場を変えて懇親会が開催されました。ここでも、わたしが会長として挨拶をさせていただきました。
来月は沖縄総会です！
わたしは「会長として各地のブロック会議を回ってきましたが、やはり中部は凄いです。今日の研修会も大変勉強になりました。やはり中部ブロックこそは全互連の中核であると改めて思入りました。いよいよ来月は沖縄で総会が開催されますが、ぜひ大成功させましょう！」と述べました。
続いて、名古屋冠婚葬祭互助会の田代社長が乾杯の音頭を取り、華やかに懇親会がスタートしました。わたしは多くの方々とお話をさせていただきました。やっぱり、全互連の仲間と飲むお酒は最高です！
誕生日祝いの花束を贈られました
その後、突如、会場に「ハッピー・バースデー」の曲が大音響で鳴り響きました。山崎社長が登場し、「明日は佐久間会長の５５回目のお誕生日です。みんなでお祝いをしたいと思います」と言われるではありませんか。わたしはもうビックリしてしまい、呆然自失状態でした。すると、山崎会長の奥様が花束を持って登場、わたしに渡して下さいました。山崎社長からは大吟醸「富士山」をプレゼントしていただきました。
サプライズに感動しました
この予想もしなかったサプライズに、わたしはたいそう感動しました。さすがは冠婚葬祭のプロのみなさんです。仲間たちの「思いやり」に、わたしは「礼」の神髄を見た気がして、「ああ、全互連の会長を務めさせていただいて、本当に良かった」と心の底から思い、泣けてきました。
仲間の「思いやり」に泣けてきました(╥_╥)
２時間にわたる懇親会は、次回の研修会の当番互助会である三重平安閣互助会の松嶌社長の締めの挨拶でお開きとなりました。その後のカラオケ店での二次会では、来月の沖縄総会の前夜祭のような雰囲気となり、みんなで沖縄ソングを大合唱。わたしは矢沢永吉の「時間よ止まれ」、そして最後に北島三郎の「まつり」を熱唱しました♪
本当に思い出に残る素晴らしい夜となりました。山崎社長御夫妻をはじめとする富士平安閣互助会のみなさま、全互連中部ブロックのみなさまに心より感謝いたします。全互連、最高！！
２０１８年５月９日 一条真也拝
