令和5年を振り返って

一条真也です。
17日は金沢も小倉も初雪が降りました。翌18日の小倉も気温3度で寒いです。この日の早朝から松柏園ホテルの神殿で月次祭が行われました。松柏園にはクリスマス・ツリーが飾られていました。なんだか気分が華やぎますね!


もうすぐ、クリスマスですね!

神事の冒頭で一同拝礼!

月次祭のようす


神事はマスクなしで・・・

 

今年最後の月次祭皇産霊神社の瀬津神職が神事を執り行って下さいました。この日も祭主であるサンレーグループ佐久間進会長が不在でしたので、代わりにわたしが玉串奉奠を行いました。一同、会社の発展と社員の健康・幸福を祈念しました。心をこめて祈念しました。

玉串を受け取りました

心をこめて拝礼しました

東専務に合わせて拝礼


神事の最後は一同礼!

 

この日は、わたしに続いて東専務が玉串奉奠をしました。東専務と一緒に参加者たちも二礼二拍手一礼しました。その拝礼は素晴らしく美しいものでした。わが社が「礼の社」であることを実感しました。儀式での拝礼のように「かたち」を合わせると「こころ」が1つになります。神事の後は、恒例の「天道塾」を開催しました。

本日の「天道塾」開始前のようす

最初は、もちろん一同礼!


冒頭、マスク姿で挨拶しました


マスクを外しました

グループ各社の発表のようす


最後は北九州本部の発表


発表する東専務

沖縄より「まとめ」の発表

わたしも聴きました


マスクを外して聴きました

 

冒頭、わたしが簡単な挨拶を行いました。16日に開催された金沢での「月あかりの会」の発会式の様子なども報告しました。その後、「令和5年を振り返って」として、インターネット会議が行われました。サンレーの北陸・沖縄・大分・宮崎・北九州の順で業績や活動の報告がありました。それぞれの地の本部長や事業部長が今年の総括と来年の展望について語りました。その後、サンレー沖縄の佐久間康弘社長が「まとめ」を発表。

最後に、わたしが登壇しました


そして,最後にわたしが再び登壇し、総括を行いました。まず、わたしは「57年というサンレーグループの歴史の中で、今年は最高の業績で終えることができました。まずは、みなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と言って一礼しました。早いもので、今年も残すところ、あと2週間。コロナ禍がようやく落ち着いて、互助会業界は活況を呈しているようです。しかし、油断はできません」と述べました。

さまざまな改革やイノベーションを!

 

また、わたしは「今後、社会の変化に合わせて、さまざまな改革やイノベーションが求められます。いま、良い会社と悪い会社が二極化してきたように思います。コロナ禍で甚大な被害を受けた互助会業界ですが、徹底した経費節減や施設売却などの結果、コロナ前よりも良くなった互助会も多いようです。わが社も、おかげさまで順調に回復し、最高の利益を上げることができました」と言いました。

「コンパッション」とは何か?

熱心に聴く人びと

 

そんな中、わが社が辿り着いたマネジメント思想が「CSHW」です。「CSHW」は、Compassion(思いやり)⇒Smile(笑顔)⇒Happy(幸せ)⇒Well-being(持続的幸福)を意味しています。コンパッションは、「思いやり」や「慈悲」「隣人愛」「仁」「利他」などを包括する言葉です。これは サンレーが提供するケアやサービスに必要不可欠なもの。真の思いやりをもったケアやサービスは、必ずお客様を笑顔にしていきます。そして、笑顔となったお客様は当然、幸せな気持ちになります。同時にお客様を笑顔にすることができた社員自身も幸せを享受することができると思います。


CSHW」は仕事にも人生にも使える!

熱心に聴く人びと

 

幸せの場である婚礼のシーンではもちろんのこと、ご葬儀においても「大切なあの人をきちんとお見送りすることができた」と、笑顔になり、スタッフへ感謝の言葉をかけてくださるご遺族が多くいらっしゃいます。つまり、コンパッション・ケア、コンパッション・サービスはお客様にも提供者にも笑顔と幸せを広げていくことができるのです。そして、この「CSHW」のハートフル・サイクルは仕事だけでなく人生にも応用できます。理論ではなく実践できるのです。わたしは実例をあげて説明しました。

コンパッショナリー・カンパニーへ!

 

CSHW」を実行する上で重要なのが、心ゆたかに生きる「ハートフル」の理念であり、悲嘆からの回復をサポートする「グリーフケア」です。だからこそ、すべてを実践してきたサンレーが「コンパッショナリー・カンパニー」となることで、誰もが一生を笑顔で過ごせる「老福社会」「互助共生社会」を実現したいと願っています。基本がソーシャルビジネスである冠婚葬祭互助会ほど大志を掲げ、かつ、それを果たせる業界はありません。最後に「『礼の社』が持続可能な売上と利益を死守すれば、それが世直しにつながります!」と述べてから降壇しました。

最後は、もちろん一同礼!

松柏園ホテルのロビーで

 

2023年12月18日 一条真也