映画出演に東京へ 

一条真也です。
9日の朝、わたしは迎えの車に乗って北九州空港へ。東京&埼玉に出張するためです。今月は3回も埼玉を訪れることになります。前日の8日は台風13号の影響で、関東を中心に大雨となっていましたが、なんとか晴れました。

北九州空港の前で

本日の北九州空港のようす

 

土曜日とあって、北九州空港は人が多かったです。今回の出張では、いよいよクランクインした拙著愛する人を亡くした人へ(現代書林)を原案とするグリーフケア映画「君の忘れ方」の埼玉ロケを訪れ、同作に出演します。タイトルバック直前という重要な役で、ちょっと緊張しています。また、宗教哲学者の鎌田東二先生との対談本古事記と冠婚葬祭~神道と日本人』(現代書林)の打ち合わせ、冠婚葬祭文化振興財団の経営会議、さらには埼玉で行われる全互連の第65回定時総会や諸行事にも参加します。東京でしか観れない映画も鑑賞したいですね。

いつも見送り、ありがとう💛

それでは、行ってきます💛

 

この日は、11時30分発のスターフライヤー80便に搭乗。もちろん、クールビズです。ブログ「マスクを楽しむ!」で紹介したように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識します。飛行機では、必ず不織布マスクを着用します。コロナが5類に移行した後も、わたしはしばらく着用するつもりです。第一、大量のカラフル・マスクのストックがありますから、使わないともったいない!(笑)

マスクなしで搭乗しましたが・・・

やっぱり、機内ではマスクを

機内では、読書しました

 

わたしは、いつものように機内で読書しました。今回は『世界文学をケアで読み解く小川公代著(朝日新聞出版)という本を読みました。「現代人が失いつつある〈ケアの倫理〉は、世界の文学に読みとれる」という内容です。ブログ『ケアの倫理とエンパワメント』で紹介した著書で政治、社会、医療、介護の分野からも注目される英米文学者の〈ケアの倫理〉にかんする画期的な問いかけ。自立を迫る新自由主義的風潮のもと、ケア思想をたどり、韓国、欧米、日本などの文学作品とつなげて読み込みます。特に、死者へのケアをテーマにした、トニ・モリソン『ビラヴド』、平野啓一郎『ある男』、石牟礼道子苦海浄土』、ドリス・レッシング『よき隣人の日記』をもとに、他者への想像力を働かせることがどのようにケア実践につながるのかを考えた部分が興味深かったです。冷たい墓碑や硬い土に埋葬されている死者。かつては生命力に満ちていた身体と内面世界が、作品のなかで豊かな言葉によって回復されているという著者の指摘には納得しました。


飛行機の窓の外にネッシーが!


よく見たら富士山でした!

 

途中、飛行機の窓の外に黒い物体が見えました。なんだかネス湖の水上に出現したネッシーのこぶみたいでしたが、よく見ると富士山でした。わたしは三度の飯よりも富士山が好きなので、狂喜しました。富士山を見ると、いつも良いことがあります。わたしは、「きっと明日の撮影もうまくいくし、映画もヒットするに違いない!」と思ったのであります。はい。

羽田空港に到着しました

羽田空港にて

羽田空港には10分遅れの13時20分に到着。スターフライヤー80便離陸前北九州空港の気温は27度でしたが、到着後の羽田空港は快晴で30度でした。以前ならそのまま赤坂見附に向かうところですが、ブログ「さよなら、赤坂見附!」に書いたように東京出張の定宿であった赤坂エクセルホテル東急が閉館したため、今回は水天宮のホテルの向かいました。チェックインを済ませたら、そのまま日比谷に移動して、映画の打ち合わせを行います。

羽田から水天宮へ!

 

2023年9月9日  一条真也