死を乗り越えるガンジーの言葉

 

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
ガンジー

 

一条真也です。
言葉は、人生をも変えうる力を持っています。
今回の名言は、インドの弁護士、宗教家、政治指導者であったマハトマ・ガンジー(1869年~1948年)の言葉です。インド独立の父と称された彼は、78歳でこの世を去りました。



マハトマ・ガンジーは、「非暴力、不服従」運動によってイギリスからの独立運動を指揮したことで知られています。ついにインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させました。1947年、パキスタンがインドから分離独立。ガンジーヒンドゥー原理主義者からムスリムに対して譲歩しすぎるとして敵対視されました。



1948年、ガンジーは狂信的なヒンドゥー原理主義集団民族義勇団によって襲撃されました。ピストルで撃たれたとき、ガンジーは自らの額に手を当ててこの世を去りました。それはイスラム教で「あなたを許す」という意味の動作だったのです。七八年の生涯でした。



ガンジーの平和主義的手法は、人権運動や植民地解放運動において世界中に大きな影響を与えました。わたしはこのガンジーの言葉を、強く心に刻んでいます。「生涯勉強」の精神こそが、心を豊かにしてくれるのです。なお、このガンジーの言葉は『死を乗り越える名言ガイド』(現代書林)に掲載されています。

 

 

2022年12月23日 一条真也