雪縁

 

一条真也です。
全国的に雪模様です。北九州も朝から雪が降っています。しかし、石川県が最も大雪のようです。金沢地方気象台は12月23日午前8時16分、「顕著な大雪に関する石川県気象情報」を発表しました。


同気象台によると、金沢市では、同日午前8時までの6時間に20センチの顕著な降雪を観測しました。強い雪は23日夜遅くにかけて続く見込みだとか。平野部では大規模な交通障害が発生する恐れが高まっているとして、大雪に厳重に警戒するように呼びかけています。わたしは心配になって、 サンレー北陸の本部会議メンバーに「石川県が大雪とのこと。大丈夫ですか? 気をつけて!」とのLINEを送りました。 すると、岸克之事業部長から「おはようございます。ご心配ありがたく感謝いたしております。何とか無事に施行対応も出来ております。ありがとうございます」との返信が届き、少し安心しました。

今朝の金沢紫雲閣前のようす(青木部長より)

 

紫雲閣事業部の青木博部長からは「お疲れ様でございます。ありがとうございます。早朝より雪かきで追われております」「7時前に除雪して、8時にはこの状態です」という文面のLINEが届き、金沢紫雲閣前の写真も添付されていました。かなりの積雪ですね。


ブルドーザーの運転席より(大谷総支配人より)

 

その金沢紫雲閣の大谷賢博総支配人は、柳橋紫雲閣の近隣町内の除雪のお手伝いをしていました。彼はブルドーザーに乗って除雪していたそうで、運転席からの写真を送ってくれました。また、「近所の方からお礼のお品を頂きました。嬉しかったです」との文章ととともに「ころ柿」という干し柿の写真を送ってくれました。わたしは、「これは、コンパッションの交換だ!」とLINEしました。


除雪のお礼に頂いた干し柿(大谷総支配人より)

 

すると、大谷総支配人から「そして感動的な光景を目にしました。近所の人が協力して独り暮らしの高齢者宅を順番に除雪してました。私にも感謝してくれ初めて会った方たちと交流が持てて、素晴らしい瞬間でした。北陸には『雪縁』があることが分かりました!」とのLINEが届きました。雪縁とは素晴らしい! 人生至るところに縁あり! この世は無縁社会などではなく有縁社会なのです。大谷総支配人は現在日本に10人しかいない上級グリーフケア士ですが、日々成長が著しい逸材です。今日は彼から「雪縁」という言葉を教えていただきました。北陸のみなさん、除雪作業が大変でしょうが、どうか近隣の方々のために頑張って下さい。こういう時こそ互助会の出番です。そして、金沢市はコンパッション都市です!

 

2022年12月23日 一条真也