長女の結婚披露宴 1

一条真也です。
5日の11時からの長女の結婚式の後、11時半から松柏園ホテルのスタジオで親族写真の撮影が行われました。親族写真の後は、家族写真の撮影です。嫁ぐ長女と、東京で就職したばかりの次女と一緒にカメラの前に立ちました。

家族写真を撮影しました

 

12時からは結婚披露宴が開かれました。
この日は二部制で、第一部は松柏園ホテルのメインバンケット「グラン・フローラ」で開催されました。もちろん感染対策には万全に配慮をし、本来は300名の披露宴が可能な会場に108名の出席者で行われました。アクリル板も置きました。


小笠原流茶道でおもてなし

琴の演奏でお出迎え♪


会場では弦楽四重奏


披露宴開始前のようす

新郎新婦の入場


光の中を歩め!


喜びの新郎新婦


みなさまの前に初お目見え

福岡県の服部知事による祝辞


知事はわたしの高校の先輩です!

武田良太先生による祝辞


新婦の中学の先輩で、わたしの高校・大学の後輩!

 

まずは来賓祝辞です。最初に、福岡県の服部誠太郎知事に祝辞を頂戴しました。現在は仲人による新郎新婦紹介がないので、服部知事が新郎新婦の略歴を紹介して下さる形となりました。次に、元総務大臣衆議院議員武田良太先生から祝辞を頂戴しました。じつは服部知事は小倉高校の先輩で、武田先生は後輩です。日頃より親しくさせていただいている高校の先輩と後輩から心あたたまるメッセージを頂き、わたしは感無量でした。ご公務が多忙な中のお二人の御列席には感謝しかありません!


全互協の山下会長による祝辞


山下会長の祝辞は天下一品!


京都大学の鎌田名誉教授による乾杯のご発声


祝いの法螺貝まで奏上して下さいました

その後、新郎が勤務している設計会社の社長さんによる祝辞の後、一般社団法人  全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の山下裕史会長からの祝辞がありました。山下会長は、わたしとの出会いが処女作『ハートフルに遊ぶ』であったこと、わたしが全互連の会長を務め、全互協の副会長、冠婚葬祭文化振興財団の副理事長、グリーフケアPTの座長を務めたことなどを紹介して下さいました。山下会長は業界でも屈指のスピーチの達人ですが、この日の祝辞も天下一品でした。それから、京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生が乾杯のご発声および祝いの法螺貝を奏上して下さいました。初めて鎌田先生の法螺貝も聞いた方も多く、その荘厳な音色に感動しておられました。


カンパ~イ!


感無量でグラスを掲げました

妻ともカンパイ!


ウェディングケーキ入刀

 

鎌田先生のご発声でシャンパンで乾杯した後は、感染防止に配慮をしながらも披露宴は盛り上がりました。アクリル板が置かれた各テーブルで食事をしながらの歓談が始まりました。ウェディングケーキ入刀には、新郎新婦ともに本当に嬉しそうでした。


次女が長女をアテンドしました


花嫁になった姉と振袖を着た妹


妹が姉の手を引いて退場


家族で記念撮影

長女がお色直しのために退場するとき、妹である次女が手を引いてアテンドをしました。二人はずっと東京で一緒に生活してきた仲良し姉妹です。幼い頃の二人を知っている方々から、「二人とも綺麗になりましたね」「二人の小さなお姫様が二人の美しい女性になりましたね」などと言っていただき、嬉しかったです。

総務大臣武田良太先生を囲んで


郵政大臣自見庄三郎先生と


元地方創生大臣の山本幸三先生と


各テーブルを挨拶回りしました

各テーブルを挨拶回りしました

新郎新婦のプロフィール映像

新郎新婦のプロフィール映像

途中、妻と一緒に各テーブルを回って挨拶をしました。政財界の方々、同業者の方々、ロータリー関係の方々と、さまざまな方とマスク越しに言葉を交わしながら、「ああ、縁とは本当に有難いなあ」としみじみと思いました。その後、新郎新婦のプロフィール映像が流れましたが、わたしと幼い長女の海水浴写真には、どよめきが起こりました。わたしの肉体美に驚いた方が多かったようです。(笑)


新郎新婦が番傘で登場


心温まる新郎の友人スピーチ


感動の新婦の友人スピーチ


新婦友人スピーチにボロ泣き

 

その後、新郎新婦が番傘を持って和装で入場。次は、友人のスピーチタイムです。新郎の友人は京都大学のグランドホッケー部時代の友人で、楽しい思い出話を披露してくれました。グランドホッケーといえば、妻の姉の夫(妻の義兄)が慶應義塾大学のグランドホッケー部で日本代表にもなった選手であり、「おお、新郎はグランドホッケーやってたのか!」と非常に反応していました。(笑)新婦の友人スピーチは長女の小学校時代の同級生の横田さんがやってくれました。長女が書いた創作童話をよく読ませられていたエピソードなどを楽しく披露して下さいましたが、最後に「今にして思えば、さすがは一条真也さんの娘でしたね!」と言ってくれました。自宅も近所だった横田さんのことは小学生時代からよく知っていたので、成長して美しくなった姿を見て、また心のこもったスピーチをしてくれて、わたしは感動で涙が止まらなくなりました。


染織家の築城先生がアテンドして下さいました


心温まる一言を頂戴しました

ロシナンテス・川原理事長&抱樸・奥田理事長と


ハローデイ加治社長&サンキューD平野社長と

その後、新婦が二回目の退場ということで、今度は日本を代表する染織家の築城則子先生が手を引いてアテンドして下さいました。築城先生は、徳川家康も愛した小倉織を復興された方ですが、わが家のクリスマス会に毎年お越し下さり、娘たちを幼い頃からよくご存知でした。築城先生は「お父様のことはシンさんとお呼びしていますが、シンさんのちっちゃなお嬢ちゃんがこんなに立派に成長して、美しい花嫁さんになって、もう感動しかありません」と心のこもったお言葉を頂戴しました。新婦が退場した後は、また会場を回って、いろんな方とお話ししました。北九州というより日本を代表する認定NPO法人であるロシナンテスの川原理事長、抱樸の奥田理事長とも歓談しました。川原理事長はアフリカから、奥田理事長は日曜礼拝から駆けつけて下さいました。地元の経営者仲間であるハローデイの加治社長、サンキュードラッグの平野社長とは次の飲み会の日程を打ち合わせしました。(笑)


鎌田先生、父(新婦の祖父)、島薗先生


服部知事とお話ししました


知事のユーモアに爆笑


互助会オールスターズと新郎新婦

前川清&紘毅の親子がサプライズ登場!
オリジナルソングを前川清さんが歌ってくれました♪

 

その後、服部知事ともお話しさせていただきました。知事は本当に素晴らしい人格者で、笑顔が最高の方です。ユーモアのセンスも抜群で、思いやりもあり、あらゆる意味で日本一の知事さんだと尊敬しています。その後、披露宴会場にサンレーグループのテレビCMが流れ、わが社のイメージキャラクターである前川清さんが長男であるシンガー・ソングライターの紘毅さんと一緒に登場。紘毅さん作詞・作曲のオリジナルソング「ありがとう」を歌ってくれるというサプライズがありました。歌詞には新郎新婦と両親との思い出が書かれており、感動的でした。紅白歌合戦に29回出場した大歌手自らの歌唱は素晴らしかった!


新婦が両親への手紙を読み上げる


涙が止まらなくなりました


こんなに感動した経験はありません!


さまざまな思い出が蘇ってきました

 

いよいよ披露宴もクライマックスに近づきました。両家の両親がステージに上がり、4人で並びました。新婦が「両親への手紙」を朗読し始めましたが、最初の「パパとママへ」のところから涙腺が緩みそうになりました。でも、この後、新婦の父親として挨拶をしなければならないので、グッと堪えようとしましたが、幼い頃からいつも映画に連れて行ったこと、出張先からいつも絵葉書を書いて出していたこと、東京に行ったときはいろんな所へ連れて行ったこと・・・さまざまな思い出を波状攻撃のように繰り出してきたので、完全にダムは決壊しました。60年近く生きてきて、こんなに感動した経験はありません。「ハートフル」というのはわたしの造語で、これまでに多くの著書のタイトルでも使ってきましたが、このときほど「ハートフル」という言葉の意味を痛感したことはありません。


長女が妻へ花束贈呈

長女がブートニアを差してくれました


新婦の父として挨拶しました

 

その後、新郎新婦がわたしたちのステージまで歩いてきて、長女が妻に花束を、わたしにの胸にはブートニアを差してくれました。新郎のお父さんの中島みゆき「糸」を取り上げた挨拶の後、わたしがマイクを持ちました。わたしは、「おかげさまで、矢野家・佐久間家結婚披露宴をつつがなく執り行うことができました。本日は、若い二人の門出にあたり、お忙しいところ、また雨でお足元の悪いところ、さらにはコロナの不安が残るところを、ご列席を賜り、誠にありがとうございました」と言いました。

結婚は最高の平和である

 

また、わたしは「コロナといえば、日本中で結婚式の延期や中止が相次ぎ、ホテルや結婚式場は甚大な被害を受けました。加えて、世界では戦争も始まりました。ウクライナからは毎日のように悲しいニュースが流れてきます。でも、わたしは『結婚は最高の平和である!』と思っております。ぜひ、これからは日本中で、いや世界中で、たくさん結婚式が開かれることを切に願います。今月10日から、外国人観光客の受け入れも再開されます。長かったコロナ禍もようやく落ち着きつつあるようです。しかし、本日ご列席いただいた皆様は、まだ不安が強く残る時期に、『出席』のお返事を下さいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と述べました。

本日は、誠にありがとうございました!

 

そして、わたしは「皆様の御厚情、そして御恩は絶対に忘れません。ここにおります新郎新婦も、皆様への感謝の気持ちを一生忘れないことと思います。まだまだ未熟な二人でございます。今後の人生は平坦な道のりばかりではないでしょうが、ぜひ二人で力を合わせて乗り越えてほしいと思います。どうぞ皆様、今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。本日は、誠にありがとうございました!」と述べました。

最後は、新郎が挨拶しました


最後は、もちろん一同礼!


エンドロールが流れました


エンドロールが流れました


新郎新婦退場


送賓のようす


送賓のようす

送賓のようす


本当に、ありがとうございました!

それから、新郎の挨拶がありました。新郎は堂々と立派に挨拶しました。エンドロールが流れて、新郎新婦が退場。披露宴は15時にお開きとなりました。新郎新婦および両家の両親が並んで送賓をしましたが、縁と絆のある方々から心あること言葉をかけていただくと、また心が動かされました。みなさま、本当にありがとうございました。17時からは結婚披露宴の第二部が開催されます。なお、第一部の引き出物には、拙著『決定版 冠婚葬祭入門』、『決定版 年中行事入門』(ともにPHP研究所)の2冊を添えさせていただきました。


引き出物に添えた2冊

 

目に見えぬ 縁と絆を目に見せる
  素晴らしきかな冠婚葬祭(庸軒)

 

2022年6月5日 一条真也