バレンタインデー

一条真也です。
2月14日はバレンタインデーです。今年も、会社のみなさんや愛読者の方々からたくさんのチョコを頂戴しました。いつもバレンタインデーのときは出張していることが多かったのですが、今回は小倉にいました。
サンレー本社の女子社員のみなさんからは「日頃の感謝を込めて」とか、読者の方からは「執筆の合間にチョコっと召し上がってください」などと直筆で書かれたカードが添えられていました。本当に、ありがたいことです。


みなさんから頂いたチョコの一部


わたしは、もうすぐ年中行事の本をPHP研究所から出版しますが、クリスマスと同じように、戦後の日本の中で定着した欧米由来の年中行事の1つがバレンタインデーです。バレンタインというのは3世紀に実在した司祭の名前で、彼が殺された日が2月14日でした。なぜ求愛の儀式になったかというと、戦争に出兵する兵士たちの結婚を禁止した当時の皇帝の命令に背いて、結婚を許可したことで司祭が殺されたからです。もともとは求愛の儀式で欧米で定着したものでしたが、日本では女性から告白する、その際にチョコレートをプレゼントすることになっています。


ありがとうございます!!



こうした日本独自の儀式に変容したのは、チョコレートメーカーと百貨店のセールスプロモーションがきっかけになったのは有名な話です。その最初の仕掛け人としては、モロゾフ、メリーチョコレートカムパニー、森永製菓、伊勢丹ソニープラザなど諸説あるようです。今は求愛儀式というより、自分や友人に「ごほうび」を与える、そんな儀式に変わりつつあります。
それから、2月14日で、ブログを再開してから丸5年になります。早いものですね。これからも、よろしくお願いいたします!



2018年2月14日 一条真也