婚活パーティーで国難を乗り越える

一条真也です。東京は大雪だとか。
23日の朝から東京に出張するのですが、飛行機は大丈夫かな? 
23日は全互協の、24日は全互連の新年行事があるのです。25日は東京から沖縄に飛びます。「サンデー毎日」2月4日号が発売されました。
表紙は、元SMAP草なぎ剛です。彼はもうジャニーズ事務所を退所しましたので、ネットの画像も黒塗りではありません。やったね!
わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。第114回のタイトルは、「婚活パーティーで国難を乗り越える」です。


サンデー毎日」2018年2月4号



日本は、いま最大の国難に直面しています。北朝鮮問題ではありません。より深刻なのが人口減少問題で、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が発表した「日本の将来推計人口」(2017年)によれば、15年には約1億2700万人だった日本の総人口が、40年後には9000万人を下回り、100年も経たないうちに5000万人ほどに減少すると予測されています。



ベストセラー『未来の年表』(講談社現代新書)の著者である大正大学客員教授の河合雅司氏は「こんなに急激に人口が減るのは世界史において類例がない。われわれは、長い歴史にあって極めて特異な時代を生きているのである」と述べています。



人口減少を食い止める最大の方法は、言うまでもなく、たくさん子どもを産むことです。そのためには、結婚するカップルがたくさん誕生しなければならないのですが、現代日本には「非婚化・晩婚化」という、「少子化」より手前の問題が潜んでいます。



政府がこれまで少子化に対する具体策として講じてきたのは、男女共同参画、待機児童対策などですが、これらは既に結婚、出産、子育てを経験している人々に対するもの。その手前の「非婚・晩婚」については、特に政策として具体的な手が打たれることはありませんでした。国が国難に対応できないのは困りますが、じつはこの問題、わが社のような冠婚葬祭互助会が最も対応可能であると思います。



昨年12月22日、小倉の松柏園ホテルで「ハートフル婚活クリスマスパーティー」が開催されました。主催は、オークパイン・ダイヤモンドクラブ。いわゆる「婚活」をサポートするクラブですが、専属カウンセラーが、成婚まででなく披露宴まで徹底サポートすることが特徴で、創業30年で600組を超える実績があります。この日も、多くのカップルが成立する姿が見られました。婚活パーティーによって、1人でも多くの方が良縁に恵まれ、「非婚・晩婚」化の進行に歯止めがかかることを切に願っています。


サンデー毎日」2018年2月4号の表紙



2018年1月23日 一条真也