忠烈祠

一条真也です。
サンレー創立50周年記念旅行の1班で、台湾に来ています。
最終日となる3日目、最初に「忠烈祠(ツォンリエツゥー)」を訪れました。
今朝もかなり寒くて、白いマフラーを巻いていきました。


忠烈祠にやってきました

忠烈祠の前で

中華民国の国旗の前で



Travel.jpには次のように紹介されています。
「『忠烈祠」は、国のために活躍した33万人の英霊が祀られている追悼施設です。1945年の第二次世界対戦終戦後、植民地時代の日本の神道信仰の痕跡をなくすために名称が『護国神社』から『忠烈祠』に改められました。
現在の忠烈祠は、1969年に故宮の大和殿を模して建設されたものです。北安路に面した大門をくぐると、目の前には白い広々とした石畳が広がり、赤い屋根が美しい大殿が目に入ります。ここは静かで神聖な空気が漂っています」


衛兵の前で

大変な賑わいでした

忠烈祠にて



忠烈祠で人気なのが「衛兵交代式」です。陸、空、海軍から選抜された兵士たちが大門と大殿を各2人で守護しており、1時間毎に交代しますが、なんでもイケメン兵士が多く人気の観光スポットになっているそうですね。
Travel.jpには次のように紹介されています。
「衛兵交代式は午前9時から1時間毎に始まります。最後の交代式は16時40分に始まり17時で終了、衛兵交代にかかる時間は約20分です。大殿に到着した儀杖兵隊は任務に当たっていた衛兵2名と合流し、殿内の位牌に向かって敬礼します。そして重そうな銃を交換したり、高く上げたり、バトンのように回す一連の儀式を終えた後に、次の担当者2名を残し、また5名の隊列を組んで大門へ戻っていきます」


衛兵交代式のようす

兵隊の行進

一糸乱れぬ動きでした

行進を見送りました



ちなみに陸、空、海軍から選抜された兵士の条件は、高卒以上で犯罪歴がなく、身長175〜195センチ、体重は65キロ(プラスマイナス1キロ)。且つ厳しい訓練を成し遂げた兵士のみがなれるそうです。
大殿を守る兵士が微動だにせず任務を遂行する姿は、まるで「おもちゃの兵隊さん」のようです。忠烈祠に集った多くの人々を眺めながら、わたしは母国の靖国神社のことを想いました。国のために尊い命を捧げた人々に敬意を示すのは、万国共通ではないでしょうか。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2017年3月3日 一条真也