中津から延岡へ

一条真也です。
23日、ブログ「大分新年祝賀式典」で紹介したサンレー大分の会社行事と昼食会を終えた後、ヴィラルーチェを後にしてJR中津駅に向かいました。


ヴィラルーチェを後にしてJR中津駅

JR中津駅の前で


駅裏には福澤諭吉銅像が・・・

福澤先生、35年間お疲れ様でした!

 

JR中津駅の裏にある福澤諭吉銅像の横に、「祝 福澤諭吉肖像 一万円札35周年記念」という看板が建てられていました。中津といえば、慶應義塾創始者である福沢諭吉の出身地として有名ですが、彼は1万円札の顔でした。しかし、今年の5月からは渋沢栄一が新1万円札の顔となるため、諭吉先生は勇退の運びとなりました。早稲田出身のわたしですが、「福澤先生、長らくお疲れ様でした」と言いたいです。


JR中津駅のホームで

JR中津駅のホームで

ソニック21号で大分へ!

ソニック車内のようす

車内では読書しました

 

JR中津駅からは13時12分発の「ソニック21号」に乗って、大分へ。車中では読書をしました。この日は、『天災と日本人 寺田寅彦随筆選』寺田寅彦著(角川ソフィア文庫)を読みました。長い時を経て日本列島に築かれた文明の本質を、自然科学と人文学の両面から明らかにした寺田寅彦。その鋭い考察は、地震列島に生きるわたしたちへ、今なお新鮮な衝撃を与え続けています。日本固有の自然風土と科学技術のあり方を問う「日本人の自然観」、災害に対する備えの大切さを説く「天災と国防」、科学を政治の血肉にしなければ日本の発展はないと訴える「政治と科学」ほか、日本人への深い提言が詰まった傑作選です。能登半島の被災地に想いを馳せながら読みました。


美術品が展示されたJR大分駅ホームの待合室

JR大分駅ホームの美術コーナーにダメ出し!

にちりん9号で延岡へ!


にちりん・ソニックの間に立つ!

 

JR大分駅には14時02分に到着。ここのホームにはガラス張りの待合室があるのですが、ここ数年、アート作品を展示していて、乗客が利用できずに困っています。この日は暖かかったので良かったものに、雪が降る寒い日でも、逆に真夏の猛暑の日でも、待合室を利用することはできません。これは、JR大分駅が完全に「鉄道駅の本義」というものを見失っています。高齢者が体調を崩して生命にかかわるような事態になったら、どうするのか? そもそも、駅は前衛芸術を展示する場所ではありません。この日も、変てこりんなオブジェが置かれていました。でも、わたしは、まったく価値を認めません。大分駅長は、即刻、ホーム待合室を乗客に開放すべし! そんなことを考えていたら、にちりん9号がホームに入ってきました。

にちりん9号の車内で

 

JR大分駅での乗り換え時間はあまりありませんでした。反対側のホームから14時06分に「にちりん9号」に乗り、延岡を目指しました。車中では、『天災と日本人』の続きを読みました。読み終わると、パソコンメールをチェックしたり、ブログを書いたりしました。

車窓からの眺め

車窓からの眺め


車窓からの眺め


イルカのような雲を発見!

 

にちりん9号がガタガタ揺れるので、目が疲れました。それで、ときどき車窓から景色を眺めました。最近、空に龍のような雲を見つけることが多いのですが、この日はイルカのような雲を発見しました。前にクジラのような雲を見たこともあります。龍といい、クジラといい、イルカといい、空にはいろんな生き物が泳いでいますね!


JR延岡駅に到着


JR延岡駅のホームで

 

JR延岡駅には、16時09分に到着。 気温は4度でした。中津は雪でしたが、延岡は晴天です。駅の改札口には、サンレー宮崎の尾崎取締役が迎えに来てくれました。そのまま車でホテルへ向かい、チェックイン。その後、打ち合わせがてら夕食会を開きます。明日は、朝から サンレー宮崎の新年祝賀式典に参加。「天下布礼」に休みなし!

迎えに来てくれたた尾崎取締役と

 

2024年1月24日 一条真也