庸軒ごよみ2024

一条真也です。
11月18日は、サンレー創立記念日です。
会場の都合で式典は前日の17日に開催しましたが、引き出物として、2024年(令和6年)度の「庸軒ごよみ」を参加者に配布いたしました。

2024年版ができました!

 

「庸軒ごよみ」は、わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。「庸軒ごよみ」の誕生のきっかけは、2006年の サンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。すると、嬉しいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。ブログ「サンレー創立57周年の記念祝賀式典」で紹介したセレモニーの終了後、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に全社員に配りました。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。

「庸軒ごよみ2024」1月〜3月

「庸軒ごよみ2024」4月〜6月

「庸軒ごよみ2024」7月〜9月

「庸軒ごよみ2024」10月〜12月

 

このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだもです。「無縁社会」を吹き飛ばし、「有縁社会」そして「心ゆたかな社会」としてのハートフル・ソサエティの到来を呼び込むための言霊を集めました。表紙には、「日の本のよき人々を美しくする人々の心うつくし」という道歌が書かれています。月毎の12首の道歌は、以下のとおりです。

1月(睦月)

有終の美を飾らんと生くるなら
怖れなどなく生は修むる

 

2月(如月)

人はみな神話と儀礼求めつつ
心ゆたかに生くるものなり               

 

3月(弥生)

つらくとも別れの時は笑顔見せ
さよなら三角また来て四角

 

4月(卯月)

手をつなぎ人の輪つくり和をつくり
声をあげれば福ぞ来たれり

 

5月(皐月)

自らの幸せ求め他人への
思ひ忘れず心ゆたかに

 

6月(水無月

幸せを求む心の明るさと
思ひやり合ふ心結ばん

 

7月(文月)

その土地の放つ光を観るごとく
人の光も観たきものなり 

 

8月(葉月)

亡き人を忘れぬ祭り残すべし
これより盆はリメンバーフェス

 

9月(長月)

世も末とはかなむ前に心せよ
義を見てせざるは勇なきなりと

                        

10月(神無月)

この世をば続けるための助け合ひ
礼の社の出番が来たり

 

11月(霜月)

悲しみの闇に光が射するとき
むすびの力あらはれいでり

 

12月(師走)

神の子のミサに集ひし人びとの
帰天の世話もわれら務めん

 

「庸軒ごよみ2023」プレゼント

 

このカレンダーには、「月齢」および「六輝」も入っています。また、スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。わたしの短歌の出来は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評です。今回も、わたしのオフィシャルサイト「ハートフルムーン」で、プレゼントのご案内を開始しました。数に限りがございますので、ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 

2023年11月17日 一条真也