谷村新司さん、昴へ!

一条真也です。
歌手の谷村新司さんが、病のため東京都内の病院で急逝していたことが分かりました。74歳でしたた。今年の3月に急性腸炎のために手術を受けて、入院しながらの治療を報告。年内いっぱいの休業を決断して治療に専念していましたが、ついに帰らぬ人とななりました。

ヤフーニュースより

 

谷村さんには数多くのヒット曲があります。
アリス時代にも冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」などがあります。1978年に作詞作曲したいい日旅立ちは、当時の超人気アイドル山口百恵に楽曲提供し大ヒットに。自身も1980年の「昴ーすばるー」が60万枚セールスを記録して、NHK紅白歌合戦に初出場しました。同曲は、中国でも空前の大ヒットを飛ばして、中華圏を中心にした東アジアでも、その名を轟かせました。



谷村さんの数多いヒット曲の中でも、わたしは「昴―すばる―」こそは最高の名曲であると思います。作曲は服部克久ですが、ホルンを使った前奏は雄大で崇高なイメージに溢れており、大宇宙を連想させます。日本の音楽史上、最もスケールの大きな歌ではないでしょうか?

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わたしもよく歌いました♪ 

 

じつは、わたしは「昴―すばる―」が大好きで、カラオケでも時々歌います(コロナ禍以降は歌っていませんが)。感染拡大が最悪の状態だった2020年5月5日には、友人や社員のみなさんに「昴―すばる―」の曲と一緒に、「緊急事態宣言が延長されました。新型コロナとは長期の闘いになりますが、こんな時は宇宙のことを考えます。この宇宙が誕生して、138億年。悠久の時の流れの中で、わたしたちの人生は一瞬に過ぎません。不安な時は夜空を見上げ、夜明けを待ちながら、この時代を共に生き抜きましょう!!」というメッセージをLINEで送りました。なつかしい思い出です。

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永遠の名曲です!

 

人間は星の欠片から出来ており、宇宙から来て宇宙へ還る存在であるというのがわが持論ですが、谷村さんの魂は大いなる昴へ帰られたように思えてなりません。谷村さんを知る音楽関係者によれば「アリスとしてもう一度舞台に立つことを目標に闘病生活を送っていた」といいます。本当は、ジャニーズ・タレントの出場が0となるであろう記念すべき今年の紅白歌合戦に出場して、紅白初出場曲だった「昴―すばる―」を歌っていただきたかったです。偉大なる世界的歌手・谷村新司さんの御冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

 

2023年10月16日 一条真也