久留米市美術館で鎌田先生に再会す

一条真也です。
25日の午後から、わたしは、サンレーグリーフケア推進部の市原泰人部長が運転する社用車で久留米へ向かいました。行き先は、久留米市美術館です。

久留米市美術館に到着


この日も陽射しが強かった!

 

ここで「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生とお会いするのです。わたしたちは「魂の義兄弟」の仲なのですが、鎌田先生は常にグリーンのコーデをされるので、わたしはパープルを意識しました。ともに、自身のシンボルカラーなのです。一条本の中に『世界の「聖人」「魔人」がよくわかる本』(PHP文庫)という一冊があります。鎌田先生が「緑色の聖人」なら、わたしは「紫の魔人」を目指したい!(笑)


石橋文化センターの記念碑の前で


石橋正二郎翁の言葉を背に

 

久留米市美術館は、ブリヂストンの創業者である石橋正二郎が自身の出身地である久留米市に寄贈した美術館が前身。1956年の開館。設計は菊竹清訓が担当しま2016年9月末9月末までは石橋美術館の名前で運営さ10月1日1日より運営が久留米市に引き継がれ、改装および収蔵作品の入れ替えを経て、11月に久留米市美術館として再開館しました。門のすぐ近くには、石橋正二郎翁の「世の人々の楽しみと幸福の為に」という言葉が刻まれた石碑がありました。シンプルで素晴らしい言葉ですね!


庭園には大きな噴水があります


美術館の庭園の噴水の前で


庭園は花がいっぱい!

久留米市美術館の入口で

鎌田先生は、久留米市美術館で8月26日から10月15日まで開催される「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展の監修者です。開催前日の25日の15時から関係者の内覧会があり、わたしと市原部長が招待されたのです。久留米市美術館には少し早く到着したので、わたしたちは庭園を散策しました。庭園にはヨーロッパの宮殿にあるような立派な噴水があり、色とりどりの花が咲いていました。さすがは、ブリヂストンタイヤを創業した石橋家が作っただけのことはある!


鎌田先生とソフトクリームをほおばる


久々に鎌田先生と語り合う


比叡山のクマの話をする鎌田先生


クマの話は本当に驚きましたよ!

 

庭園を散策した後は、美術館に隣接するカフェでコーヒーを飲みました。すると、鎌田先生がそこに出現。先生は「ぼくは、ソフトクリームが食べたいなあ!」と言われるので、ソフトクリームを2人前注文して、わたしも一緒に食べました。食べながら、比叡山のクマの話を詳しくお聴きしました。鎌田先生にお会いするのは、「神道と日本人」をテーマに小倉の 松柏園ホテルで対談した3月9日以来です。あのときはガンのステージ4であることを知らされた直後で大変心配いたしましたが、4ヵ月ぶりにお会いした先生はお元気そうでした。ブログ「鎌田先生が、クマに襲われた女性を救いました!」で紹介したように、比叡山にクマが出て、トレイルランナーの女性が怪我をしました。その場面に鎌田先生が遭遇したニュースには仰天しました。この日は、その話も詳しく聞かせていただきました。15時からは内覧会が開始されます。

 

2023年8月25日 一条真也