死を乗り越えるマリリン・モンローの言葉

 

私たちはみんな年寄りになる前に
思い切り生きたほうがいいの。
恐怖は愚かなもので、
後悔もまた同じよ。
マリリン・モンロー

 

一条真也です。
言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、アメリカの女優のマリリン・モンロー(1926年~1962年)の言葉です。彼女の代表的な出演映画は「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」「億万長者と結婚する方法」など。1962年、自宅の寝室で、全裸で死んでいるのが発見されました。36歳でした。



永遠のセックスシンボルとして愛されたマリリン・モンローは、36歳の若さでその華やかな人生の幕と閉じました。「死因は睡眠薬の大量服用による急性バルビツール中毒で、自殺の模様」と大々的に報道され、世界に多大な衝撃・悲嘆が駆け巡ったといいます。葬儀はモンローの死の3日後ハリウッドにあるウエストウッド教会にて執り行われました。式は、元夫のジョー・ディマジオが取り仕切り、参列者は生前にモンローの世話などをしていた、ごく一部の関係者だけの小規模な葬儀であったといいます。マスコミやハリウッドの映画関係者は一切シャットアウトされたそうです。



ところで、映画というのは、一種のタイムカプセルではないでしょうか。というのも、実際の彼女はこの世にはいませんが、スクリーンの中の彼女にはいつでも会うことができます。死の影などすこしも感じなかった彼女ですが、自殺だったのか、事故だったのか。いずれにせよ、彼女が永遠の女優になったことは間違いありません。この言葉を読む限り、事故死だったと思いたいのは、わたしだけでしょうか。なお、このマリリン・モンローの言葉は、『死を乗り越える名言ガイド』(現代書林)に掲載されています。

 

 

2023年6月20日  一条真也