皇産霊神社の「どんど焼き」がTVで紹介!

一条真也です。
26日の夕方から放送された日本テレビ系FBS福岡放送「めんたいワイド」でサンレーグループの総守護神を祭る神社である 「皇産霊神社」が大きく取り上げられました。

FBS「めんたいワイド」より

FBS「めんたいワイド」より

ブログ「コンパッション報道」でも紹介したように、最近のサンレーグループはマスコミに取り上げられることが多いですが、本日は日本テレビ系FBS(福岡放送)の人気番組「めんたいワイド」にグループの神社である 皇産霊神社が取り上げられ、瀬津隆彦神職がインタビューに答えました。ブログ「皇産霊神社がTVで紹介!」で紹介した2021年12月22日のフジテレビ系TNC(テレビ西日本)の人気番組「ももち浜ストア」に続いて、同神社が大きく紹介されました。ありがたいことです!

FBS「めんたいワイド」より

決定版 年中行事入門』(PHP研究所)

取材が行われたのは1月13日でした。この日は 皇産霊神社小正月の恒例行事である「どんど焼き」が執り行われていました。日本人には馴染みの深いどんど焼きは、拙著『決定版 年中行事入門』(PHP研究所)でも詳しく説明したとおり、小正月、すなわち1月14日の夜または1月15日の朝、長い竹を3~4本組んで立て、そこにその年にまつった門松やしめ飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焚き上げる行事です。日本を代表する儀式ですね。

どんど焼きのようす


大きな炎となりました

 

 皇産霊神社でのどんど焼きも、例年は15日に行なわれています。しかしながら、事情により今年のみ13日になったとのことです。この行事は地方色が非常に強く、各地で様々な名称や様態を見せています。全国的には左義長と呼ばれることも多く、とんど(歳徳)、とんど焼き、どんどん焼きどんと焼き、さいと焼きなどとも呼ばれます。私が住んでいる北部九州ではほうげんぎょう、ほっけんぎょう、ほんげんぎょうなどとも呼ばれ、1月6日の夜か7日朝に行うことも少なくありません。多くの特徴を持つこの行事を最大公約数的に言えば、正月飾りを各戸から一定の場所へ集めて積上げ、焼き上げる行事といえます。それによって門松や注連飾りへと招いた歳神を、元の場所へお戻りいただく意味があるとされています。

FBS「めんたいワイド」より

FBS「めんたいワイド」より

 

どんど焼きの炎は神を送るためのものですので、当然これは聖なるものと考えられてきました。そのため、その火で焼いた餅を食べたり、炎に近寄ったりすると無病息災で1年が過ごせると言われる地方もあります。また、しめ飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまく とその年の病を除くと言われています。現在では、子どもの祭りとされることが多く、しめ飾りなどの回収や組み立てなどを子どもが行うところも多く見られます。サンレーグループでは、これからも「日本人のこころの備忘録」としての年中行事を大切にしていきたいと考えています。なお、 皇産霊神社は、巨大河童像や七福神像も鎮座する楽しい宗教テーマパークです。まだお越しになられていない方は、ぜひ一度、ご参拝下さい! きっと、ご利益があることでしょう!

FBS「めんたいワイド」より

FBS「めんたいワイド」より

 

2023年1月26日 一条真也