「中外日報」の『葬式不滅』書評

一条真也です。
最強寒波の到来で北九州は雪が降っていますが、そんな中で、仏教系新聞の名門である「中外日報」に『葬式不滅』(オリーブの木)の書評記事が掲載されました。新聞の現物はまだ届いていませんが、ネットで知りました。

中外日報」WEBより

 

記事には、以下のように書かれています。
宗教学者島田裕巳氏が『葬式は、要らない』を出版して話題を呼んだのは2010年のこと。その後も『0葬』『葬式消滅』と相次ぎ葬式に否定的な見解を世に出した。本書は一連の葬式不要論に正面から反論するもので、これまでに『葬式は必要!』や『永遠葬』を書き、島田氏との対談本『葬式に迷う日本人』も出版した著者が、改めて『葬式は決して消滅しない』と筆を執った。著者は福岡県で冠婚葬祭会社を営む経営者でもある。だから葬式不要論に反論するのかというと、そうではない。『葬式が消滅にむかってきたのも、結局は葬式がもともとビジネスとしてはじまったからではないか。ビジネスとしての価値がなくなれば、それは自然とすたれていく』との島田氏の主張に対し『島田さんの論調はあまりにも一面的かつ唯物論的で、偏っている』とした上で『人類は埋葬という行為によって文化を生み出し、人間性を発見したのだ』と述べている。島田氏の葬式批判は、その社会的役割の変遷を背景に、寺院と葬祭業者の現実的な経済活動に向けられている。しかし、現状批判の先に人の死と死者を弔う心まで否定したら、本質的に重要な問題を見失うことになる。著者は葬儀の本義を掘り起こし、現状の問題点を革新していくべきことを訴えている」


中外日報」2023年1月20日号

 

2023年2月25日 一条真也