沖縄から北陸へ! 

一条真也です。
12日の朝、那覇のホテルの客室で目覚めました。朝食を取ってからチェックアウトし、冠婚葬祭施設の建設候補地を視察してから那覇空港へ向かいました。サンレーの東専務も一緒です。わたしたちは、北陸へ向かうのです。


那覇空港の前で


那覇空港のラウンジにて


グアバジュースを飲みながら読書しました

 

那覇空港はものすごい人の多さでしたが、わたしはチェックインを済ませるとJALのラウンジに入りました。そして、グアバジュースを飲みながら、読書をしました。この日、読んだのは『村上春樹 映画の旅』村上春樹ほか著(フィルムアート社)という本です。早稲田大学演劇博物館2022年度秋季企画展「村上春樹 映画の旅」の公式図録です。その後、27番登場口へ。わたしたちは、沖縄11時10分発のJTA36便で北陸の小松空港へ向かいました。北陸では、衣裳店まわり、サンレー北陸の総合朝礼、本部会議をはじめ、数々の予定が詰まっています。


那覇空港にて


搭乗するJTA36便


JTA36便の機内で


機内でも、読書しました

 

小さな飛行機の中でも、コーヒーを飲みながら『村上春樹 映画の旅』の続きを読みました。小説家・村上春樹は、そのキャリアを通じて繰り返し映画に言及してきました。村上の小説では、登場人物たちが映画を見たり会話のなかで作品のタイトルを挙げたりすることを含め、映画が作中で重要な意味を持つことがしばしばあります。エッセイなどでも頻繁に取り上げられるなど、村上にとって映画が身近なものであることは間違いありません。早稲田大学在学時の村上は、よく演劇博物館を訪れ、まだ見たことのない映画のシナリオを読んでいたといいます。

 

村上春樹 映画の旅」展では、村上が通っていた映画館や学生時代に読んでいたシナリオ、エッセイや小説のなかに登場する数々の映画、そして小説を映画化した作品、等々に関する数多くの資料を展示。スチル写真やポスター、台本などの映画関連資料とともに、村上がこれまで見てきた映画をまるで旅の軌跡を辿るかのように振り返る構成となっています。そのような〈映画の旅〉を通して、村上文学が喚起するイメージの豊かさを改めて発見できるような気がしました。拙著『心ゆたかな映画』(現代書林)が今月15日にいよいよ発売されますが、『村上春樹 映画の旅』と同じ2200円です。もっとも、ページ数は『村上春樹 映画の旅』が208ページなのに比べて、『心ゆたかな映画』(現代書林)は480ページのボリュームですが・・・・・・。


北陸が見えてきました!


機内から見た小松の街


小松空港に到着しました

 

小松空港には13時15分に到着予定でしたが、20分遅れて、13時35分に着きました。空港には、サンレー北陸の岸事業部長と伊藤課長が迎えに来てくれていました。この後、わたしたちは「中佐」というコジャレたウドン屋さんで抹茶とカニざる蕎麦をいただいてから、小松と金沢の衣裳店を回りました。


昼食に抹茶が出ました


ああ、生き返る!


昼食のカニざる蕎麦


こりゃあ、うまい!

 

2022年11月12日 一条真也