振り袖 優しさもまとう

一条真也です。

金沢に来ています。これから、金沢紫雲閣 で開かれるサンレー北陸の本部会議に参加します。今朝の「中日新聞」にわが社の記事が出ていました。児童養護施設で育った新成人の方々への振り袖の無償レンタルについての記事です。見出しに「振り袖 優しさもまとう」とありますが、この「優しさ」とは「コンパッション」そのものです!

中国新聞」2022年10月18日朝刊

 

記事は「振り袖 優しさもまとう」の大見出し、「サンレー北陸 施設出身新成人に無償貸与」の小見出しで、「美しい晴れ姿で堂々と新成人の門出を迎えてー。冠婚葬祭業のサンレー北陸(金沢市)が、県内の児童養護施設で育った新成人委振り袖の無償レンタルを続けている。来年に控えた成人式に向け、加賀市内の児童養護施設出身の女性二人があでやかな振袖選びに心弾ませた(久我玲)」のリード文が書かれています。続いて、「同社は2019年1月の成人式から、経済的な理由などで振り袖を用意できない児童養護施設出身者に無償で貸し出す支援を始めた。通常15万~30万円ほどかかるという振り袖一式のレンタル費用を負担。来年の式では県内の五人が支援を受ける。サンレー北陸冠婚事業部の山岸義孝支配人(46)は『一生に一度の記念の日を逃してほしくなかった』と継続してきた思いを語る。15日に同社が運営する小松市芦田町の冠婚施設『マリエールオークパイン小松』を訪問したのは、加賀市内の児童養護施設『伊奈美園』で18歳まで暮らし現在短大に通う大丸留維さん(19)と、建設会社に勤める山本響花さん(19)。約産百種類ある振り袖の中から二人は、店のスタッフと相談しながら、繰り返し試着。大丸さんは青地にボタンの花がちりばめられた柄、山本さんは赤い大輪のバラが目を引く華やかな振り袖を選んだ。『成人式に出ないつもりでいたからサプライズのよう。久しぶりに会う友だちと一杯写真を撮りたい』と大丸さん。山本さんは『成人式はきっと緊張するけれど、とても楽しみ』と笑顔で話した。二人は加賀市で来年四月に行われる成人式に出席する。式後には、伊奈美園でお世話になった先生たちにも晴れ姿を見せに行くという」とあります。

西日本新聞」2021年12月7日朝刊

大分合同新聞」2021年12月28日朝刊

 

サンレーグループでは、各地で児童養護施設に入所されているお子さんたちに七五三や成人式の晴れ着の無償レンタルを行っています。七五三は不安定な存在である子どもが次第に社会の一員として受け容れられていくための大切な通過儀礼です。成人式はさらに「あなたは社会人になった」というメッセージを伝える場であり、新成人はここまで育ててくれた親や地域社会の人々へ感謝をする場です。長寿祝いも含めて、すべての通過儀礼は「あなたが生まれたことは正しい」「あなたの成長をこの世界は祝福している」という存在肯定のセレモニーです。万物に光を降り注ぐ太陽のように、サンレーはすべての人に儀式を提供したいという志を抱いています。わが社の志については、『アンビショナリー・カンパニー』(現代書林)に詳しく書きました。ご一読いただけましたら幸いです!

アンビショナリー・カンパニー』(現代書林)

サンレーズ・アンビション・プロジェクト(SAP)

 

2022年10月18日 一条真也