金沢から東京へ! 

一条真也です。
18日、金沢紫雲閣で行われたサンレー北陸の本部会議に出席後、車でJR金沢駅へ。そこから東京に向かいます。

JR金沢駅前で

ここから北陸新幹線に乗ります

 

今回、東京に行くのは、一般社団法人・全日本冠婚葬祭互助協会の理事会、一般財団法人・冠婚葬祭文化振興財団の理事会、互助会保証株式会社の臨時株主総会に参加するためです。また、グリーフケア映画「愛する人へ」(仮題)の打ち合わせ、『心ゆたかな映画』(現代書林)、『葬式復活』(オリーブの木)、『供養論』(仮題、産経新聞出版社)といった次回作の打ち合わせも行います。

JR金沢駅のホームで

北陸新幹線はくたか562号の前で

 

金沢駅からは11時57分発の北陸新幹線はくたか562号で東京に向かいました。コロナ禍でガラガラ状態が続いた車内ですが、この日はけっこう乗客がいました。全国旅行支援とやらも開始され、いよいよ日本も本格的に観光モードに入ったように思います。わたしはネクタイとポケットチーフの色に合わせたチリアンパープルの不織布マスクを着けて、はくたか562号に乗り込みました。

北陸新幹線はくたか562号車内で


昼食の弁当を食べました


弁当の中身はこんな感じ


ちょうど昼時になったので、まずは車内でお弁当を食べました。会社が用意しておいてくれたお弁当です。弁当といえば、以前乗ったときは、グランクラス用に提供される弁当が切れて後の席の40代ぐらいの男性客に行き渡らなかったみたいで、若い女性乗務員に「ふざけるな!」とか「お前は馬鹿か!」とか大声でわめきはじめました。わたしは「大の男が弁当が行き渡らなかったぐらいでギャアギャアみっともないな」と思いましたが、それがあまりにもしつこいので、グラサンかけて後を振り向き、「あなた、うるさいよ。少し静かにしてよ。俺の食いかけでよかったら、弁当やろうか?」と言ったら、黙りこみました。それから、わたしが前を向き直したら、小声で「お前らがしっかりしないから、こうなっただろ。俺だって大きな声は出したくねえよ」とか乗務員に愚痴っていましたね。(笑)


コーヒーを飲みながら読書しました

 

弁当を食べ終わると、車内販売のコーヒーを飲みながら、読書をしました。この日は、『ほねがらみ』芦花公園著(幻冬舎文庫)を読みました。著者は新進気鋭のホラー作家で、本書はネットでバズった恐怖小説を書籍化したものです。「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符号が見られる。読者の皆さんとこの感覚を共有したい」から始まる、ドキュメント・ホラー小説なのですが、面白かったです。大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集。手元に集まって来る、知人のメール、民俗学者の手記、インタビューのテープ起こし。その数々の記録に登場する、呪われた村、手足のない体、白蛇の伝説。そして――。一見、バラバラのように思われたそれらが、徐々に1つの線でつながっていき、気づけば恐怖の沼に引きずり込まれているといった感じです。「読んだら眠れなくなった」「最近読んだ中でも、指折りに最悪で最高」「いろんなジャンルのホラー小説が集まって、徐々にひとつの流れとなる様は圧巻」など、ネット連載中から評判を集めた、期待の才能・芦花公園のデビュー作で、ホラーには少しうるさいわたしも大いに楽しめました。

空が晴れてきました


太陽が姿を見せました

 

読書に疲れると、目を休めるために車窓を眺めました。北陸新幹線はくたか562号は長野を経由して東京に入るのですが、ちょうど長野駅を過ぎたあたりから空に陽が射してきました。金沢は小雨で空が暗かったので、なんだか嬉しくなりました。そのうち、太陽の姿も見えてきました。

JR東京駅に到着しました


JR東京駅のホームで

 

はくたか562号は、14時52分に東京駅に着きました。東京の気温は25度でした。以前、北陸新幹線で東京入りした緊急事態宣言中と違ってホームには多くの人がいました。八重洲中央口のタクシー乗り場に行くと、待っている人も多かったです。

JR東京駅で

国会議事堂の前を通りました

 

赤坂見附の定宿に向かう途中、国会議事堂の前を通りました。上空は、どんより曇り空です。岸田政権の支持率が急降下していますが、旧統一教会問題に東京五輪不正問題、全国旅行支援とやらもトラブル続きですし、さらには北朝鮮からのミサイル・・・・・・この国は、これからどうなるのでしょうか?

 

2022年10月18日 一条真也