最後の晩餐?

一条真也です。
いよいよ明日5日は、長女の結婚式&結婚披露宴です。何かと落ち着きませんが、前日となる4日は サンレーグループの役員会が開かれました。その夜は、松柏園ホテルの茶室で、最後の晩餐(笑)を取りました。といっても、相手は明日結婚する長女ではなく、妻でもありません。


カンパ~イ!

 

明日の結婚披露宴に御列席いただくために小倉にお越しになられた東京大学名誉教授の島薗進先生、京都大学名誉教授の鎌田東二先生、それから「出版寅さん」こと内海準二さんと4人での会食です。内海さんとはよく東京で打ち合わせしますが、両先生にお会いするのは、ブログ「グリーフケア最終講義」で紹介した今年3月11日以来です。この日は、仕事の打ち合わせの後、久々にグリーフケアのこと、神道のこと、マルチバースのこと、その他もろもろについて大いに語り合いました。


鎌田先生(左)と島薗先生(右)

 

島薗先生、鎌田先生、わたしの3人は、『グリーフケアの時代』(弘文堂)という共著を出しましたが、そのプロデュース&編集を担当したのが内海さんでした。最近は、島薗先生が『教養としての神道』(東洋経済新報社)、鎌田先生が『教科書で教えない世界神話の中の『古事記』『日本書紀』入門』(ビジネス社)、わたしが『論語と冠婚葬祭』(現代書林)といったように、それぞれが憑き物が落ちたように(笑)自分の専門分野に関する果敢で意欲的な著作を世に問うています。この日は、それぞれの著作内容についても忌憚のない感想を述べ合い、今後の活動についても活発に意見交換させていただきました。

 

 

論語と冠婚葬祭』には「儒教と日本人」というサブタイトルがついていますが、続編として「神道と日本人」を予定しており、鎌田先生と対談させていただきます。いずれは、「ケアと日本人」をテーマに島薗先生とも対談させていただきたいものです。人生の師でもある両先生、「天下布礼」の同志である内海さんとの会食は、さまざまな話題で盛り上がりました。途中、長女と妻が挨拶に訪れるという場面もあり、記念撮影をさせていただきました。まことに、この上なくハートフルな時間となりました。

長女と妻を囲んで

 

2022年6月4日 一条真也