一条真也です。
わたしは、これまで多くのブックレットを刊行してきました。わたしのブックレットは一条真也ではなく、本名の佐久間庸和として出しています。いつの間にか44冊になっていました。それらの一覧は現在、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」の中にある「佐久間庸和著書」で見ることができます。整理の意味をかねて、これまでのブックレットを振り返っていきたいと思います。
今回は、『ハートフル♡マナー〜思いやりの作法』をご紹介します。2009年5月に刊行したブックレットです。西日本新聞系のフリーペーパーである「リビング北九州」連載コラムの2008年6月21日分〜2009年3月21日分をまとめたものです。このブックレットの目次構成は、以下の通りです。
- 「すべては思いやりから」
- 「人間関係は礼に始まり、礼に終わる」
- 「挨拶は人間関係の要」
- 「お辞儀がきれいな人は得をする」
- 「笑う門には福来たる!」
- 「江戸しぐさに学ぶ」
- 「世辞は社交辞令の第一歩」
- 「愛語は慈しみの心から」
- 「見舞いのこころ」
- 「他人を祝う心を持つ」
わたしは、ホテルや冠婚葬祭などのホスピタリティ・サービスの会社を経営しています。今やケア業へと進化しつつあるホスピタリティ・サービス業とは、何よりマナーが求められる仕事です。また、小倉発の世界に誇るマナー文化である「小笠原流礼法」を社員教育に取り入れており、お客様の心に響く作法や仕草といったものをいつも考えています。
マナーの基本は、何といっても他者に対する「思いやり」に尽きます。ブッダの「慈悲」も、孔子の 「仁」も、 老子の「慈」も、イエスの 「隣人愛」も、すべては「思いやり」ということです。「思いやり」こそは、偉大な聖人たちも説いてきた、人間にとって最も大切なものです。このブックレットには、「思いやり」をどう形にするか、どうやれば相手に心が伝わるか、それらの具体的方法を示したコラムが10本収録されています。
2021年11月20日 一条真也拝