雨の北陸へ! 

一条真也です。
11日の朝は、気温11度で非常に寒かったです。薄手のコートを羽織ったわたしは福岡空港に向かいました。北陸に出張するためです。このたび、サンレー北陸の本社が移転することになり、その開所式に参加するのです。

f:id:shins2m:20211111103715j:plain福岡空港の前で

f:id:shins2m:20211111104237j:plain福岡空港にて

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すごい人の数でした

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早めの昼食は、ワカメかき揚げうどん(大)

福岡空港は修学旅行も復活して、すごい人の数でした。この上、GoToトラベルなどが復活したら、どうなるのでしょうか? お隣りの韓国では、ワクチン接種率が日本にも高いにも関わらず、感染再拡大しているというのに! 搭乗する飛行機の機材が到着遅れとのことで、出発が45分も延びました。本当は、小松空港に着いてから昼食を取ろうと思っていたのですが、それでは会議の時間に間に合わないため、福岡空港の「はなまるうどん」で早めの昼食を食べることにしました。わたしの前に並んでいた若者につられて、ワカメうどんの大に野菜かき揚げをトッピングしましたが、量が多すぎて半分ぐらい残しました。昔は、この何倍もペロリと平らげたのに・・・もう、トシです!

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雨の福岡空港

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ラウンジで青汁を飲みました

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結局、1時間以上遅れました

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バスで移動しました

その後、ANAのラウンジで青汁を飲み、モバイルパソコンでメールなどを処理しました。残りの時間で読書をしました。ラウンジを出ると、搭乗口からバスに乗って小さな飛行機が停まった場所まで行き、そこからANA1234便に乗り込みました。当初は45分の遅れでしたが、さらに1時間ぐらい離陸が遅れました。その間、狭い飛行機の中でじっとしていなければならず、しかも機内は満席で、さらにわたしの隣には某大学の力士出身の理事長みたいな体格の良い方が乗っていました。もう窮屈なこと、この上なかったです。(涙)

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機内のようす

f:id:shins2m:20211111123754j:plain機内では、読書しました

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拙著との共通性を感じました

 

機内は、思ったよりも多くの乗客がいましたね。わたしは、機内サービスのコーヒーを飲みながら、読書をしました。この日は、『Humankind 希望の歴史』ルトガー・ブレグマン著、野中香方子訳(文藝春秋)の上巻を読みました。あのユヴァル・ノア・ハラリが「わたしの人間観を、一新してくれた本」と絶賛しています。近現代の社会思想は「性悪説」で動き、また「性悪説」を裏付けるような心理学実験や人類学の調査がなされてきました。だが、これらは本当か。著者は、「暗い人間観」を裏付ける定説の真偽を確かめるべく世界中を飛び回り、関係者に話を聞き、エビデンスを集めたところ意外な結果に辿り着きます。なぜ人類は生き残れたのか。民主主義や資本主義や人間性の限界を踏まえ、いかに社会設計すべきか、どう生き延びてゆくべきかが書かれた「希望の書」です。拙著『心ゆたかな社会』(現代書林)のメッセージとの共通性を強く感じました。

f:id:shins2m:20211111134731j:plain雨の小松空港に到着
f:id:shins2m:20211111135607j:plain小松空港にて

 

1時間以上遅れて、わたしの乗った小さな飛行機は無事に小松空港に到着。小さな飛行機から降りると、小松空港はすっかり暗くなっていました。サンレー北陸の東専務と総務部の橋谷部長が迎えに来てくれました。その後、北陸の本部会議の会場である金沢紫雲閣に向かいました。

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金沢紫雲閣にて

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北陸本部会議前のようす

到着すると、本部会議メンバーがみんなで出迎えてくれて、「社長! このたびは、お嬢様のご結納、まことにおめでとうございました!」と言われたので、ビックリしました。でも、とても嬉しく感じました。北九州の本社では、松田常務と社長室のみなさんを除いて誰もそんなことを言ってくれませんでしたし、先日行われた役員会のメンバーも何も言いませんでした。わたしは、「冠婚葬祭を業としていても、こんなものかなあ?」と思っていたのですが、北陸で「やはり、『おめでとうございます』という言葉は素晴らしい!」と思いました。さすが、東専務の指導は違いますね。会議室の壁面を見ると、「仁義礼智信」という書道の掛け軸がありました。その後、約2時間会議を行い、その後は新施設の建築資材などを決めました。

f:id:shins2m:20211111161322j:plainハイアット セントリック 金沢」の客室

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ホテルの客室から見た金沢駅前のようす

 

金沢紫雲閣を出ると、ホテルに向かってチェックインしました。今回は、いつもの定宿が満室で予約できず、近くにある「ハイアット セントリック 金沢」を予約しました。昨年のコロナ禍の最中にオープンした新しいホテルです。初めて泊まるホテルの客室から見る金沢の街はいつもと違って見えました。明日は、北陸本社の開所式に参列してから、北九州に戻ります。

 

2021年11月11日 一条真也