一条真也です。
山形駅に着いたわたしたちは、迎えのバスに乗ってジョイングループの結婚式場「パレスグランデール」に向かいました。業界の総会などで何度か訪れたことがありますが、東北を代表する素晴らしい施設です。ここで、ジョイングループ相談役の故武田義弘様の「お別れの会」が開催されました。
「お別れの会」の入口
通路には多くの花が・・・
わたしたちの名前を見つけました
花の間には故人の名言が・・・
「お別れの会」の会場へ!
「お別れの会」の会場に至るまで、全国各地から寄せられた多くの花々が飾られていました。父、わたし、弟が贈った花も飾られていましたが、その花の多さに故人の人望、人徳が偲ばれました。また、通路には個人が生前に遺した名言の数々も展示されていました。故人は『論語』も愛読しておられ、わたしが孔子文化賞を受賞させていただいたときには過分なお言葉を頂戴したことも懐かしく思い出しました。
「お別れの会」会場のようす
素晴らしい祭壇でした
「お別れの会」の会場にて
「お別れの言葉」を述べる全互協・山下会長
13時から武田義弘様の「お別れの会」が開始されましたが、素晴らしい人生の卒業式でした。冠婚葬祭互助会業界や地元・山形への貢献が熱く語られ、故人の口癖であった「右手にロマン、左手にソロバン、背中にガマン」の言葉が何度も繰り返されました。
「荒城の月」が献奏されました♪
まるで音楽葬でした ♪
また、「献奏」として、オペラ歌手の方が「荒城の月」や「わが母の教え給えし歌」を熱唱し、山形交響楽団が故人のカラオケ愛唱歌だった「夜霧よ今夜もありがとう」を演奏しました。まるで音楽葬のような雰囲気でした。こういう「お別れの会」は、わたしも初めてです。お孫さんによる「感謝の言葉」も感動的でした。
喪主として謝辞を述べる武田代表
聴いているうちに胸が熱くなりました
メモリアル・ビデオが上映されました
最後は白いカーネーションを献花
そして、喪主であるジョイングループの武田良和代表が謝辞を述べられました。全互協の儀式継創委員会やグリーフケアPTでも仲間として一緒に頑張っている武田代表ですが、とても素晴らしい謝辞でした。わたしは、今日に至るまでの武田代表の人生にも想いを馳せ、胸が熱くなりました。わたしにも2人の娘がいますが、こんな立派なお婿さんを持つことができた故人は本当に幸せな経営者であったと思いました。その後、故人の人生を振り返るメモリアル・ビデオが上映され、最後は、白いカーネーションで献花をしました。業界の大先輩である武田義弘様の御冥福を心よりお祈りいたします。
膳の上に桜の小枝が・・・
箱を開けると春の香りが・・・
お造りと冷酒
山形牛と山形ワイン
「お別れ会」の終了後は、日本庭園の中にある料亭で、昼食会が開かれました。自席の左右にアクリル板が設置されたコロナ完全対応の会食でした。わたしは、117の山下社長(全互協会長)、日本セレモニーの神田社長の間の席を用意していただきました。山形ではまだ咲いていない桜の小枝が置かれた会席料理はどれも美しく、また美味しかったです。お造りと一緒にいただいた十四代・播州・山田錦「大極人生」はフルーティで、山形牛のステーキと一緒にいただいた山形ワインの赤も絶品でした。緊急事態宣言のために最近は外食もしていないので、久々に大変美味しいものを頂戴しました。昼食会が終わると、バスで山形駅へ向かいました。
2021年3月8日 一条真也拝