一条真也です。
わたしは日々、多くの本を読んでいます。
その感想は当ブログ、および「一条真也の読書館」で発表しています。ここ数年、「一条賞(読書篇)」と称してベストテン・ランキングを作成していたのですが、2018年からみなさまにもお知らせすることにしました。「一条賞(読書篇)」の選考対象となるのは、刊行年やジャンルに関わらず、今年(2020年)に読んだすべての本です。今年は人生初体験の「緊急事態宣言」をはじめとしたコロナ禍で外出する機会が減り、本がたくさん読めました。
それでは、第10位から発表していきましょう!
●第10位
●第9位
細田昌志著(新潮社)
●第8位
『龍彦親王航海記』
磯崎純一著(白水社)
●第7位
『シンクロニシティ』
●第6位
『奇書の世界史』
三崎律日著(KADOKAWA)
●第5位
ハンス・ロスリング&
アンナ・ロスリング・ロンランド著
上杉周作&関美和訳(日経BP)
●第4位
ユヴァル・ノア・ハラリ著
柴田裕之訳(河出書房新社)
●第3位
『パンデミック』
スラヴォイ・ジジェク著
斎藤幸平監修・中林敦子訳
(Pヴァイン)
●第2位
パオロ・ジョルダーノ著
飯田亮介訳(早川書房)
●第1位(大賞)
『鬼滅の刃』全23巻
*1~22巻の詳しい書評は、こちらをクリック。
*最終巻の詳しい書評は、こちらをクリック。
『あらゆる本が面白く読める方法』(三五館)の著者であるわたしの場合、本来、読んだ本にランキングをつけるという行為はふさわしくないのかもしれません。しかし、出版文化のためにも「本当に面白かった本」「感動した本」「時代を的確にとらえている本」「後世に残したい本」などは明確に示す必要があると思います。自分でも、多くの人の方々の心に残り、人生に影響を与えるような本を書きたいものです。
ということで、今年の「一条賞(読書篇)」大賞は『鬼滅の刃』に決定しました。30日正午には「一条賞(映画篇)」を発表します。どうぞ、お楽しみに!
2020年12月30日 一条真也拝