年越大祓式

一条真也です。
いよいよ年の瀬も大詰めであります。
29日は、サンレー本社の御用納めでした。この日は恒例の大掃除で、社長室の片付けをしました。とにかく本とDVDと資料類が多すぎて大変でしたが、大量の図書資料を社内図書室「サンレー・ライブラリー」の書庫へと移動させました。

f:id:shins2m:20201229150138j:plain年越大祓式のようす

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最初は、もちろん一同礼!

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今年も佐久間会長とともに

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祝詞を奏上する神官

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一同低頭

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清め祓いのようす

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玉串奉奠を行う佐久間会長

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拝礼する佐久間会長

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わたしも玉串奉奠しました

f:id:shins2m:20201229151604j:plainわたしも拝礼しました

f:id:shins2m:20201229151616j:plainみんなも拝礼しました

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年越大祓式withコロナ

f:id:shins2m:20201229151820j:plain最後は、もちろん一同礼!

 

15時から、「年越大祓式」が執り行われました。例年はサンレー本社の4階なのですが、今年はわが社が誇る儀式の殿堂である小倉紫雲閣の大ホールです。わが社は「礼の社」=「セレモニー・カンパニー」なので、節目の儀式は必ず行います。皇産霊神社の瀬津神職が、この1年の厄を祓ってくれました。最初に佐久間進会長、続いて社長のわたしが玉串奉奠しました。わたしは、このコロナ禍に揺れた1年間、何事もなく会社と社員が無事であったことに心からの感謝の念を込めて、深々と拝礼しました。そこにいた全社員も一緒に二礼二拍一礼しました。

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挨拶する佐久間会長

 

神事の後は、佐久間会長が挨拶をしました。佐久間会長は「みなさん、今日1日お疲れ様でした。というより、今年1年お疲れ様でした。今年はコロナに始まって、コロナに終わった感があります。しかし、おかげさまで、わが社は大過なく1年を過ごすことができました」と述べました。 

f:id:shins2m:20201229161945j:plain神事の後で挨拶する佐久間会長

 

それから、佐久間会長は「本当に良い仕事、ありがたい仕事をさせていただいていると思っております。冠婚葬祭は、どんな試練があっても、けっして廃れないものであると確信しています。みなさま、どうか、身体に気をつけて良い年をお迎えください」と述べました。85歳になる佐久間会長ですが、話す時は声にも張りがあり、矍鑠としているので驚きます。

f:id:shins2m:20201229162005j:plain今年最後の社長挨拶をしました

 

神事の後は、わたしが今年最後の社長挨拶をしました。わたしは、冒頭に「サンレーは儀式に始まり、儀式に終わる!」と言いました。それから、みなさんの1年の労をねぎらいました。「新型コロナウィルスの感染拡大は冠婚葬祭業界にとってはまさに業難でした。この試練の1年を耐え抜き、闘い抜き、わが社はなんとか黒字で今年を終えられそうです。本当に、ありがたいことです。みなさんのおかげです。心より感謝を申し上げます。どうか、この前代未聞の年を生き抜いたことに誇りを持って下さい!」と言いました。

f:id:shins2m:20201229152327j:plain何事も陽に変えよう!

 

また、「現在、『鬼滅の刃』が社会現象を起こしていますが、これはまさに『天下布礼』の物語です。儀式、供養、グリーフケア・・・この物語には、それら日本人の「こころ」にとって大切なものがすべて入っています。わたしは、『「鬼滅の刃」に学ぶ』という本を書きましたが、きっかけは、わが家の庭に巨大な猪が侵入して、芝生を荒らしたことでした。わたしは呆然とし、絶望しましたが、それゆえに『鬼滅の刃』を知り、『天下布礼』の書を自ら書き上げることができたのです。『何事も陽にとらえる』ということを口癖にしていましたが、今回は『何事も陽に変える』という行動の大切さを学びました」と言いました。

f:id:shins2m:20201229162101j:plain冠婚葬祭業は最高に価値のある仕事!


昨日は浦田紫雲閣の竣工式が行われ、ついに念願の福岡市での施設展開がスタートしました。コロナ禍の中にあっても、わが社の施設はオープンし続けました。この仕事は社会的必要性のある仕事なのです。冠婚業は、夫婦をつくり、子どもをつくる未来のための仕事であり、葬祭業は人生の卒業式をお手伝いするエッセンシャルワークです。ともに人類を存続させ、社会を発展させる最高に価値のある仕事です。

f:id:shins2m:20201229152819j:plain来年は、サンレー創立55周年の年!

 

そして、わたしは「来年は、いよいよサンレー創立55周年の年です。必ず、良い年にしましょう!」と述べ、それから「年末年始といえども、冠婚や葬祭の現場スタッフはずっと頑張っているので、休みの間、そのことを頭の片隅でおぼえておいて下さいませんか」とお願いしました。最後は「1年間、お疲れ様でした。ありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎え下さい!」と締めくくりました。

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末広がりの五本締め」で中締め 

 

この後、例年だと直会があります。
しかしながら、今年は行いませんでした。最後は、総務部の國行部長による中締めでした。以前はわたしが自衛隊の出身である國行部長に「自衛隊方式でお願いしますよ!」と声をかけたので一本締めでしたが、今年は松田取締役(北九州本部長代行)による「末広がりの五本締め」で中締めとなりました。

f:id:shins2m:20201229153115j:plain1年間、お疲れ様でした! 

 

松田取締役の気合の入った挨拶と掛け声で、「末広がりの五本締め」は見事に決まりました。今年も無事に年を越すことができ、社員のみなさんと「良いお年をお迎え下さい」と挨拶できて、わたしは本当に幸せです。来年も「天下布礼」を推し進めていきたいです!

 

2020年12月29日 一条真也