一条真也です。
わたしは日々、多くの映画を観ています。
その感想は当ブログ、および「一条真也の映画館」においてUPしています。ここ数年、「一条賞(映画篇)」と称してベストテン・ランキングを作成していたのですが、2018年からみなさまにもお知らせすることにしました。「一条賞(映画篇)」の選考対象となるのは、製作年やジャンルに関わらず、今年(2020年)に鑑賞したすべての映画です。ただし、DVD、ブルーレイ、ネットなどでの鑑賞は除外し、あくまでも映画館で鑑賞した作品に限ります。今年はコロナ禍で映画館に行く機会が激減しましたが、それでも52本の映画を劇場で観ました。
では、第10位から発表していきましょう!
●第10位
●第9位
「テネット」
●第8位
●第7位
●第6位
●第5位
●第4位
「朝が来る」
●第3位
第2位
「異端の鳥」
●第1位(大賞)
ということで、今年の「一条賞(映画篇)」大賞は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に輝きました。もうすぐ日本映画史上における歴代興収1位に輝く作品です。アニメ「鬼松の刃」全26話を観た直後に鑑賞したので、感動もひとしおでした。「一条賞(読書篇)」大賞も『鬼滅の刃』でしたので、「日本一慈しい鬼退治」の物語がダブル栄冠に輝きました。本当に、コロナ禍の日本において、この物語が社会現象を起こしたことは興味深いですね。なお、映画篇の大賞はアカデミー賞でいえば「作品賞」ですので、他の各賞も以下のように発表させていただきます。
●監督賞
豊島圭介
(「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」)
●音楽賞
フランシス・レイ
(「男と女 人生最良の日々」)
●演出賞
「テネット」
●撮影賞
「1917 命をかけた伝令」
●ある視点賞
「朝が来る」
●主演男優賞
草彅剛(「ミッドナイトスワン」)
●主演女優賞
ガル・ガドット(「ワンダーウーマン 1984」)
●助演女優賞
エリザベス・デビッキ(「テネット」)
●特別賞(劇場外作品)
「ソウルフル・ワールド」
(ディズニープラス配信映画)
この「一条賞(映画篇)」を発表した直後に、配信映画の「ソウルフル・ワールド」を観て感動し、特別賞に加えることにしました。もちろん、ここで発表した10作品+1作品以外にも素晴らしい映画はたくさんありました。そのすべてが、わたしの「こころ」に強い影響を与えてくれました。本とともに、映画は「こころの食べ物」です。みなさまも、ぜひ、たくさん良い映画を観て、こころを太らせて下さい!
2020年12月30日 一条真也拝