終活読本「ソナエ」冬号

一条真也です。
現在は大変な終活ブームで、日本初の終活専門誌「ソナエ」(産経新聞出版社)も注目を集めています。その最新号(2016年冬号)が出ました。


終活読本「ソナエ」2016年冬号(vol.11)



表紙には東ちづるさんが登場しています。また表紙には、「仏壇の選び方 最新事情」「延命治療 尊厳死のいま」「マンションでも2割が保有/選び方最新事情」「生前購入で相続税対策/子供の情操教育に効果」「仏壇は必要か」「延命治療 尊厳死のいま」「世界で広がる『死ぬ権利』/希望者殺到、献体登録」「終活マネーガイド」「老語破産の恐怖が迫る」「ジュニア NISAがスタート」「らしさのある葬儀 川島なお美さん/阿川弘之さん/熊倉一雄さん」「岸朝子さんお別れの会『おいしゅうございます』」「『父を看取って』東ちづるさん」といった活字が躍っています。


一条真也の老福論」第6回



ソナエ」は今大注目の雑誌ですが、わたしも連載ページを持っています。その名も「一条真也の老福論」。「人生の終い方」から「人生の修め方」へ・・・・・・豊かな「老い」と「死」を迎えるためのヒントを毎回ご紹介していきたいと思います。第6回目のタイトルは「和を求めて」です。
わたしの最新刊である『和を求めて』(三五館)で訴えた平和を愛する日本人の精神文化について書きました。偉大な宗教編集者である聖徳太子の業績などを紹介しながら、最後は「『和』は『平和』につながる。異色の哲学者として知られた中村天風は、和の気持ちこそ、平和を具現化する唯一の根本要素であると語った。そして、和の気持ちを持つためには『何よりも、第一に個々の家庭生活の日々の暮らしのなかに、真実の平和を築くことだ』と述べている。家庭円満こそ平和の基なのだ」と書きました。


和を求めて』が紹介されました



ソナエ」の誌面でも『和を求めて』を以下のように紹介してくれました。
「『日本人は仏教、儒教神道の3つによって支えられている』と著者は説く。心の部分を仏教が、社会の部分を儒教が、自然と人間の調和を神道が担当しているそうだ。この3つの考えを編集したのが『和をもって貴しとなす』という名言を十七条憲法に残した聖徳太子なのだという。本書は、以来日本人の心のなかにある和の精神と日本文化をキーワードにした35編のエッセーをまとめたもの。最近、横綱の振る舞いが何かと話題になる『相撲』や、2020年の東京五輪を控えての『おもてなし文化』のほか『戦後70年』『高野山開創1200年』などの時事的テーマも取り上げている」


和を求めて

和を求めて

和を求めて』は、もともと終活WEB「ソナエ」の連載コラムを基にしたものですが、発売を記念して、「ソナエ」では読者プレゼントも行います。詳しくは誌面を御覧下さい。同誌は全国の主要書店で販売中。アマゾンなどのネット書店で購入できます。「一条真也の老福論」をぜひお読み下さい!


*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年1月14日 一条真也