安田さん、おめでとう!

一条真也です。
沖縄からとても嬉しいニュースが届きました。
フォトグラファー」こと沖縄在住の写真家である安田淳夫さんが権威ある芸術展で最高の賞を受賞したのです。それも写真ではなく、立体作品での受賞でした。安田さん、本当におめでとうございました!


沖縄タイムス」6月5日朝刊



沖縄タイムス」5日朝刊には「安田さん最高賞」の見出しで、記事が以下のように書かれています。
「平面、立体、映像などで自由な芸術活動を目指す新象作家協会(千葉県)の第58回新象展で、安田淳夫さん(67)=浦添市=の立体作品『蘇生』が最高賞の展賞を受賞した。初出品の安田さんは『まさか、という思い』と驚いている。同展は東京都美術館で9日まで。
カメラマンの安田さんは、20年以上前から陶芸にのめり込んだ。『蘇生』は、クチャに釉薬を掛けてガス窯で焼いた高さ約50センチの陶彫作品。成形した作品を溶ける手前の1100度で焼き、内部から土が噴き出てくるところで窯から出した。準会員・一般の応募71点から選ばれた。審査にも参加した沖縄新象作家協会の川平恵造会長は『平面作品が多い中で独自の作風が珍しく、目に留まった』と評した」


マリエールオークパイン那覇」で安田淳夫さんと



安田淳夫さんは、フォトグラファーとして活躍されるかたわら、那覇市にある「フォートプラザ」という写真スタジオの社長さんでもあります。
「フォートプラザ」さんとはサンレー沖縄の発足当時からのお付き合いで、冠婚葬祭の写真を中心に撮影していただいています。
安田さんはまた、マルチ・アーティストとしても知られ、絵画や陶芸でも素晴らしい作品を多く生み出してきました。まさに総合芸術家です。
わが社の佐久間進会長は安田さんの大ファンで、「安田淳夫は沖縄で最高の芸術家だ!」といつも言っているほどです。


わが人生の「八美道」     また会えるから


安田さんは、佐久間会長の著書『わが人生の八美道』(現代書林)、および拙著『また会えるから』(現代書林)の写真を提供していただきました。
つまり、親子二代でお世話になったことになります。


安田・内海の両氏と(『また会えるから』トリオ)



ちなみに、この2冊は「出版寅さん」こと内海準二さんが編集して下さいました。ブログ「出版寅さん、来る!」で紹介したように、ちょうど内海さんが小倉に来ていたので、安田さんの快挙をお知らせしました。内海さんは我が事のように喜び、早速お祝いの電話をかけたそうです。わたしも昨日の朝、祝電を送ったところ、今朝、安田さんからお礼の電話がありました。
そういえば、わたしたち3人は昨年の4月、一緒に与那国島石垣島を回りました。ブログ「沖縄海底遺跡」で紹介した場所を見学したのも良い思い出です。ちょうど8日から東京に出張するので、内海さんと一緒に上野公園にある「東京都美術館」を訪れ、安田さんの作品を鑑賞したいと思います。


オリオン・ビールで乾杯!



写真にしろ絵画にしろ陶芸にしろ、安田さんの作品をながめていると、とても癒される思いがします。おそらく、それは安田さん自身の人間性から来るものなのでしょう。沖縄に出張したときは、安田さんと飲むこともあります。


安田淳夫さん



安田さんは、いつも目を輝かせて、さまざまな話をしてくれます。
どれも心に残るいい話ばかりで、安田さんが本当に純粋な心の持ち主であることがよくわかります。そんな安田さんは、まだ独身です。
もしも、ご関心のある女性がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ、「フォートプラザ」(TEL:098−871−4445)まで御連絡を!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年6月6日 一条真也