豊かに美しく老いるヒント

一条真也です。
一昨日の日経新聞の夕刊に日本経済新聞電子版の「ライフ」で連載中の「一条真也の人生の修め方」が紹介されたそうです。わたしも掲載されたことを知りませんでした。いつも記事をチェックしてくれていた優秀な企画課長が北陸に転勤してしまったので、発見が遅れたようです。


日本経済新聞」5月14日夕刊



「電子版から」と題された記事は、「一条真也の人生の修め方」「豊かに美しく老いるヒント」として、以下のように書かれています。
「高齢者が生前から葬儀や墓の準備をしたり、遺言を書いたりする『終活』がこのところブームになっている。これに対して、作家の一条真也さんは『終活』でなく、『人生を修める』という意味から『修活』を提唱している。電子版ライフのコラムコーナーで始まった『一条真也の人生の修め方』は中高年に向けた熱いメッセージだ。
死は人生を卒業することであり、葬儀とは『人生の卒業式』にほかならない。老い支度、死に支度をして自らの人生を修める、この覚悟が人生をアートのように美しくするのでは、と一条さんは訴える。また、社会の高齢化が進むなかで、老いを敬遠する傾向に警鐘を鳴らす。若さを好むのは近代工業社会の特徴であるという。
一条さんが連載の中で引き合いに出すのが、古代エジプトや中国だ。エジプトでは経験と知恵の豊富な老人を尊敬し、高齢者を大切にしているか社会が目を光らせていた、と指摘する。中国においても、孔子論語にある『子曰(のたまわ)く、われ十有五にして学に志し・・・・・・七十にして心の浴する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず』は、老いを一種の人間的完成としてみていることを示す、と強調する。
一条さんは作家活動の一方、北九州市に本拠を置く冠婚葬祭会社の社長も務める。自らの体験や地域が直面する課題をもとに執筆しているだけに、『豊かに老い、美しく人生を修めるヒントのようなものを語っていきたい』との訴えには説得力がある」



ところで、ブログ「荒生田塾講演のお知らせ」で紹介したように、今日16日の15時から東八幡キリスト教会で「第4回荒生田塾講演会」が開催されます。「グリーフケアの時代〜別れを生きるとは」と題して、わたしが講演します。茂木健一郎氏や姜尚中氏らの後を受けての講演です。
終了後後は「隣人愛の実践者」こと奥田知志さんと対談します。
講演も執筆も事業も、すべては「天下布礼」のためです。
昨日から喉が痛くて体調が万全ではないですが、今日も頑張ります!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年5月16日 一条真也