長月の神戸へ 

一条真也です。
7日の朝、小倉駅から9時52分発の新幹線のぞみ18号に乗りました。行き先は神戸で、午後から全互連の中部ブロック研修会が開催。わたしは、中部ブロックのメンバーである(株)サンレー北陸の代表として参加するのです。

JR小倉駅前で

JR小倉駅のホームで

新幹線のぞみ18号が到着!

新幹線のぞみ18号の車中で


念のため、マスクを着けました

 

この日は、コバルトブルーのストライプのスーツ、スカイブルーのシャツ、それにコバルトブルーのボルサリーノといったコーデでした。以前、JR神戸駅で某組織のボスが白のボルサリーノを被っている姿を目撃したので、帽子は白ではなく青にしました。神戸駅には武装警官も多いので、職質とかされたら嫌ですからね。わたしは北九州という平和な街に住んでいるので、神戸に行くときはちょっと緊張します。(苦笑)

車内では読書しました

 

車内では、いつものようにコーヒーを飲みながら読書をしました。この日は、『エンタメビジネス全史』中山淳雄著(日経BP)を読みました。「『IP先進国ニッポン』の誕生と構造」というサブタイトルがついています。「おもしろすぎるゼロイチ挑戦の物語」ということで、――。任天堂ポケモンDeNA手塚治虫、BL、コミケ、ジャンプ、コロコロ、正力松太郎、ディズニー、東アニ、エヴァンゲリオンジブリ、鬼滅、ソニーナベプロ、ジャニーズ、宝塚、松竹、吉本、力道山グレイシー東映、角川、巨人、新日本プロレス・・・・・・エンタメ産業がどんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのか、そのエポックをまとめたエンタメビジネスの教科書です。同時に、ゼロイチでビジネスを生み出すための教科書にもなります。なぜならエンタメは市場ゼロから生み出されたものだからです。人を喜ばせたいというピュアな発想から生まれ、その可能性を見いだした投資家などの支援者がついて、コンテンツを供給するクリエイターが企業の中に入り、ユーザーが定期的にお金を払う状態に至るまで、並々ならぬ過程を経ているのです。わたしは映画ビジネスや格闘技興行に高い関心があるので、とても面白かったです!


JR岡山駅で強制的に乗り換え


JR岡山駅のホームで

 

しかし、大変なことが起きました。わたしが乗っている新幹線のぞみ18号の車両に不具合が発生したとのことで、JR岡山駅で強制的に降ろされ、新しい車両に乗り換えさせられたのです。こんなことは60年生きてきて初めての体験です。一瞬、「新幹線大爆破!」という日本映画を昔観たことを思い出しました。岡山駅のホームで待っていると、トム・フォードの高級スーツに身を包んだ金持ちそうな紳士が話しかけてきました。よく見ると、ベルモニー松山の武智正晴社長ではありませんか。わたしは、そのまま正晴社長と一緒に新車両の到着を待ちました。


乗り換えた新車両の中で怒りの表情

 

乗り換えた乗客の中には大きな荷物を抱えた外国人もたくさんいましたが、迷惑な話です。そのせいで、JR新神戸駅に着くのが約15分遅れました。JR西日本からはお詫びのアナウンスだけで何のサービスもありませんでしたが、ちょっと疑問に感じました。わたしが社長だったら、乗り換えをお願いした乗客全員に1000円札が入った封筒を配るとか、せめてお茶のペットボトルぐらいは配ると思います。一緒にいた武智正晴社長は、「乾いていないオシボリとか欲しいですよね」と言っていました。

JR新神戸駅に到着しました


JR新神戸駅の改札口で

 

JR新神戸駅には16分遅れの12時07分に到着。改札口でサンレー北陸の郡事業部長と合流しました。改札口を出ると、ブロック会議の当番互助会である(株)平安さんの方々が待っていました。わたしたちは迎えのバスに乗って、平安さんの結婚式場「エスタシオン・デ・神戸」へ!

 

2023年9月7日 一条真也